ピカドールのブログ一覧

S660に乗るときはいつもサングラスをかける。バイザーは小さくて実用性にかけるのでサングラスは必需品だ。ただ、私の運転免許には「眼鏡等」と条件が付いている。コンタクトレンズは生理的に受け付けないのでサングラスを使用するには度付きのレンズにするか、眼鏡の上からオーバーグラスを使うことになるが、度付きは値が張るので却下、オーバーグラスは未だ、かっこいいと思える物が見つからない。
いつもの眼鏡は自分のトレードマークにしている丸眼鏡、そう、ジョンレノンが掛けてたようなやつ。行きつけの眼鏡屋で20年ほど同じような眼鏡ばかり買っている。この眼鏡は違和感なく私の顔に馴染んでいる。いえ、決して私がジョンレノンに似ていると言ってる訳ではない。誤解がないように付け加えておくが、眼鏡が「ジョンレノン」と言う名前のシリーズなだけなのだ。ある時、この眼鏡、サングラスに出来る事に気付いた。写真のように眼鏡の上に被せるだけでサングラスになる。色も数種類選べる。いつもの眼鏡なので掛け心地の心配はない。値段も安い。確か黄色もあったと記憶しているが、夜用にと探しているのだがネットでは見つからない。
似合うかどうかはオープンカー同様、自己満足の世界なので、妻の評価は無視している(笑)

S660に乗るときは、いつも帽子をかぶる。
オープンにすると頭のてっぺんがヒロヒロと風に吹かれて気になってしょうがない。そこで帽子を被るのだが、被ったら被ったで風に飛ばされないかと気にかかる。仕方なくストラップで襟に止めている。サイドスクリーンを上げておけば、そんなに強い風が当たる訳ではないが、安心感がないと運転に集中できない。どうせ被るんだったら、かっこいい方がいいと思うのだが、なかなかS660に似合う帽子のイメージが浮かばない。勿論、ドライバーである私に似合って無ければ元も子もないのだが、むしろ、そっちの方が問題だと気付いた今日此の頃である💦

駐車場はマンション1階部分が3段の立駐なので雨に濡れることはないが、入り口に扉がないので出入り自由である。
ある時、S660のハーフカバーに汚れが付いているのに気付いた。よく見ると2箇所(写真の指の左右)に付いている。間隔は20cmくらいはある。鳥の足跡に見えるのだが、この大きさからするとカラスかなと想像しているが、どうだろう。
カラス君、カバーの上に乗るくらいなら別に構わないけど、イタズラしないでね。

新婚旅行も終わりに近づいた頃、私たちはナイロビの老舗ホテル、ノーフォークに泊まっていた。ヘミングウェイが「キリマンジャロの雪」を執筆するにあたり宿にしていた事でも有名である。
何気なく中庭の方に行って見ると、どこかで見たようなカラーリングの車が無造作に置かれていた。サファリラリー仕様に改造されたランチアデルタである。サファリラリー開催直前だった事もあり、コースの試走の途中でドライバーのランチタイムだったようだ。このホテルはサファリラリー関係者の常宿でもある。勿論、本物のサファリ仕様のデルタを見るのは初めてだった。新婚旅行に思わぬおまけが付いて大喜びした。
それ以来、デルタを所有することが夢だったが、それは叶うことはなかった。写真はその時のものである。サポートカーのランドローバーディフェンダーも一緒だった。

25年ほど前のこと、新婚旅行でアフリカのケニアに行った。主な目的はサファリツアーで野生動物を見ること。
サファリツアーに行くには、レンタカーと言う手もあるが、大体はガイド兼ドライバーのお世話になる。このガイドが素晴らしいのだ。
マサイは目がいいことで有名だが、視力が5.0などと言うツワモノもいる。説明に適当な写真がなくて申し訳ないが、移動する道はダートである。いや、舗装が剥がれてダートになってしまったというのが正確な表現だろう。なんせ、英国領の時代に舗装してそれっきり、メンテナンスした形跡がない。
彼らはそんな道を100km/hほどのスピードでぶっ飛ばす。雨季にできた窪みにはまれば終わりであるが、そこは驚異的な視力が物を言う。しかも片輪を轍の盛り上がりに乗せ傾いたままである。面白い話を聞いたことがある。アフリカで真っ直ぐ走ってる車は居眠りか飲酒運転だ。アフリカでは窪みを避けながらクネクネと運転するのが常識なのだ。
しかし、彼らは非常に慎重でもある。ライオンに囲まれた中で故障すると命取りになる。
ある時、車から微かに異音がした。普通なら聞き逃す程度の小さな音にもドライバーは反応した。運転中、ずっと耳を澄まし異常を気にしている様子だった。翌日には異音は無くなっていた。
サファリツアーも堪能させてもらったが、ガイドの技術(動物の知識は勿論、ドライブ、メカニック、そして接客)にも感服した。