
※画像と本文は関係ありません。
※画像は先日洗車をしたついでに撮った写真です。
今日は車を洗車したついでに
新車の燃費について語るブログ。
なお、残念ながら燃費を良くする話とは違いますので、ご注意を!!
燃費についてですが、よく「カタログ燃費」と言う言葉を聞かれた方は多いのではないでしょうか?
一般に言う「燃費」とこの「カタログ燃費」というのは大きな違いがあります。
それは数字が違う、と言うだけではなく概念自体が違ってしまいます。
「カタログ」と言われると、さもメーカーがこの燃費で走ります、と言っているかのようにも受け取れるが、実際のところ、
「カタログ燃費」=同じ状況で走らせた場合、この燃費になる。(他車との比較用の数字)
という使われ方になります。よって、実際の燃費は上記の数字とは違う数字になるのは当然とも言えるでしょう。
ここで疑問が一つ湧いてくるのが、
「なぜ、カタログ燃費は実際の燃費に比べて、いい数字になっているのか?」
と言う点ですが、こちらには理由があります。
「カタログ燃費」とは決まった測り方があり、その測り方(名前を10・15モードという)が特殊だから、実際の燃費に比較してよい数字になります。
以下にその10・15モード(呼び方はテンフィフティーモードと呼ぶ)の内容の一部を記しますと、
①20秒アイドリング
②7秒かけて20キロまで加速
③20キロで15秒走る(一定)
④7秒かけて0キロまで減速(止まる)
⑤16秒アイドリング
⑥14秒かけて40キロまで加速
⑦40キロで15秒走る………
という内容です。
上記の①や、②というものそれぞれが一つのモードとして10コのモードと15コのモードで測るので10・15モードと言います。
なお、クーラーを使用せずに、負荷を同じくする為に人は乗らず、当然運転技術の差はでないように機械で操作してあり、車(のエンジンとミッション)はシャシダイ(ベルトコンベアのようなもの)に載せて測り、車重+150キロ(大人二人分)を計算し、250キロ刻みでベルトコンベアにかける負荷を変えて(実際の使用状況に近くして)測ります。
ここで少し考えてみると、「7秒かけて20キロまで加速」
と言う数字がいかに現実離れをしているかおわかりいただけるでしょう。
平均時速で測ると22.5キロという超がつくほどのスローペース。
そんなにゆっくりと走る人なんていないと。
つまり、「カタログ燃費」とはもともと実際の使用状況とはかけ離れた状態にあるわけです。
憶測で「カタログ燃費がいいのは、よほどいい状況で走っている」とか
「テストコースで走るとカタログ燃費になる」とか
「燃費を計るように専用に作っている車で測っている」など
は少し違っているのです。
では、なぜ実際の使用状況とはかけ離れた測り方をしているのかといいますと、
もともと10・15モードが決められたのは、車社会ができつつあったかなり昔の話(いつかは失念してしまいました。申し訳ない)なもので、その当時の車の性能からすると、実際の使用状況にかなり近いものだったのです。
しかし、現在は車の性能も上がり、その当時の状況からみて、予想し得ない程車が多く走る社会になってしまっている、というのが実情です。
そういった理由から現状としては、実際の数字とは大きく違う(あくまで)参考の数字。となってしまったのです。
さらに、ここでもう一つ。
トビキリ「カタログ燃費」がいいのに、実車の燃費はそれほどでも……
と言う車がたまにありますが、それにも理由があったりします。
車重+大人二人分が1150キロを越えると、燃費を測るシャシダイにかける負荷も1段階増えていきます。
よって、逆算して車重が990キロの車と1010キロの車では同じエンジンでも、かなり違いの出てくる数字になってしまいます(実際の走行でも1000キロの方が、やや燃費はわるくなりますが)。
さらに、10・15モードの走行内容が決まっている為、その走行にあわせて車を作る(コンピューターのROMチューンみたいに)事ができれば、当然「カタログ燃費」は良くなります。
(;´Д`)ハァハァ、暑いのに思い出し、思い出し書いていたら余計に長くなってしまった……。
※長文お付き合いいただきましてありがとうございます
Posted at 2007/08/18 00:19:36 | |
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