この車のメーカーはSimca。シムカと言うフランスのメーカーで、今は存在しない。イタリアのフィアットがフランスで販売するために生まれたメーカーらしく、なので基本的にはフィアット系の車種になる。
ヒストリカルラリーも好きなのでポルシェはもちろんアルピーヌA110、フォードエスコート、その他もろもろ(^^)、当時の車はかっこいいなぁ〜と思っていた。
その中に正にハコ!であるシムカラリーがあって…
なので、シムカラリー2やラリー3の存在は知っていた。
あとは友人にジウジアーロが大好きな方が居て、その方にSimca1000coupeの存在も教えてもらい、知っていた。
あ、私はクーペが大好きなんです(^^)
クーペ好きでもシムカ1000にはピンとこなかった。小さくてリヤがいいなぁ、くらいだった。
ところが、7月に見たこのクーペにはガツンと来たのである。
シムカ1000からの発展型とは気づかずに、まずこの車の顔に惹かれてしまった。
フィアット124スパイダーに似ているがさらにホリが深くフェンダーへの繋がり部分に計算では作れない表情があって…
ボンネットにはフロントに移設されたラジエターからの放熱フィンが2つあり、これがまたスポーティに…
ルーフはレザーが貼られていて黒いせいか、低く見えるボディ…
ルーフからリヤにかけて、美しく流れるラインはジウジアーロデザインの117クーペに通じるところがあって…
テールランプとバックランプの丸型がまた良くて…
そして一見オーソドックスなFRクーペと思いきや、なんとRR!
911やビートルでRRの良さに惹かれた私としてはとてもポイント高し(^^)
さらに、大好きなブルーのボディカラー…
と、完全に一目惚れ状態に陥ってしまったわけである。
その車の名は、Simca1200S
続く
Posted at 2016/11/16 21:25:03 | |
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