シムカ1200Sは1967年〜1971年に販売されて、途中モデルチェンジは無いと思われる。
ただ内装を中心にいろいろ変更された節があり、調べていくとあくまで推測だから大きく分けて前期後期があるみたい。
以前書いたシートも、前期は背もたれの調整がサイドに無いシンプルなタイプで、後期はそれがあるタイプ。
それ以外にもステアリングが違う事に気付いた。
まず1200Sのカタログでは…

スポーク部分に穴が空いていない。
この仕様の個体はほとんど見ないので、最初期ロットだけかも。
一番多いステアリングがこれ。

スポーク部分に丸穴が5つ空いているタイプ。
グリップとの繋がる部分も細く繊細な印象(^^)
このタイプは1970年くらいまでだったと思われる。
そして同じ1970年からこのタイプになる。

丸穴が4つに、グリップ部分との繋がりが太くなったタイプに。
私のも1971年なのでこのタイプ。

径の変更はないみたい。
さらに変わるのがセンターにあるパッドのマーク。
前期?はこのチェッカータイプに斜めの字体でSimcaが。
後期?はウッド調にブロック体でSIMCAと入る。
共に1970年のいつから切り替わったのかまではわからないが、細かい違いがあるんだなぁ〜と🙂
いろいろ知ると、自分の1200Sは1971年4月にロールアウトした最終生産車の一台で、当時のオリジナルに忠実にレストアされた個体だと言う事が分かった。
初めて見た時はヤケにデカイステアリングで全然スポーティじゃないなと思い、乗るようになったらもう少し小径のステアリングに替えたいなぁ〜と考えていたけど、最近はこれはこれでいいかなと(^^)
オリジナルを楽しんでから替えても遅くはないな、と思い始めてます🎶
Posted at 2016/12/11 23:37:17 | |
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