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MORIZO@Simca1200Sのブログ一覧

2016年11月18日 イイね!

Simca1200Sと言う車(デザイン妄想編)

Simca1200Sと言う車(デザイン妄想編)








実はランボルギーニミウラと共通部分がある!?

Simca1200Sのデザインをもう少し深掘りしたくなった。



フィアット、シムカの2つのメーカー。

ベルトーネ、ピニンファリーナの2つのカロッツェリア。

そしてG.ジウジアーロとM.ガンディーニの2人の巨匠。


これから書く事は全く確証があるものではなく、あくまで推測で…かもしれない…もしくはそうあったらいいなぁ…と言う妄想みたいなものです(^^)


当時1960年代後半、フィアットではフィアット124シリーズが発売されていた。
セダン、クーペ、そしてスパイダーがあった。フィアット124シリーズは社内デザインらしいが、124スポルトクーペはジウジアーロがいた時のベルトーネらしいデザインに見える。特にフロントボンネットからヘッドライトへのラインは117クーペやベルトーネデザインのフィアットディーノに通じる所がある。

フィアット124スポルトクーペ


フィアットディーノ


一方シムカではベルトーネ時代のジウジアーロがデザインしたSimca1000がある。


ボディラインがフィアットディーノと似ているように感じる。

この後ジウジアーロはベルトーネを離れ、ガンディーニが入ってくる。
そして、ベルトーネデザインのランボルギーニミウラが登場。

誰がミウラをデザインしたのか?と言う論争は有名だが、私はやはりベースはジウジアーロがデザインしたのでは、と思っている。ジウジアーロがベルトーネを去った後のガンディーニは、そのデザインを尊重してその後のミウラの開発をしたのではないだろうか。

話をフィアット124シリーズに戻して、今度は124スパイダーだが、このデザインはピニンファリーナが担当している。セダンやクーペに比べると明らかに違うデザインで、ディーノスパイダーでも同じ事が言えると思う。

フィアット124スパイダー

フロントグリルより一段後ろに下がったヘッドライトにより、特徴的なノーズになっている。


そして1968(1967)年にSimca1000から進化したSimca1200Sが登場した。


大きく進化したのはパワーアップしたエンジンのために、フロントにラジエターを持ってきた事。
そしたらこのようなデザインになったのである。

でもなんでこんなデザインになったのだろうか?
一目惚れしてしまったくらいに1200Sのデザインは大好きなんだけど、どうしてもフェイスがピニンファリーナがデザインした124スパイダーに似ているのだ。特にライト周りが。


このボンネット、ヘッドライト、フロントフェンダーが集まる先端の造形は、のちにやはりピニンファリーナがデザインした後期型アウトビアンキA112のヘッドライト周りにも見られ、ピニンファリーナの特徴と考えられる。

そのピニンファリーナの特徴をなぜベルトーネからの1200Sに取り入れられているのか?いったい誰がこのデザインをまとめ上げたのか?

更にこのボンネットに開けられたエアアウトレット。


このアウトレットの造形は

そう、ランボルギーニミウラと共通。



今までの情報と当時の時代背景を考慮して、以下の仮説を立ててみた。

シムカは1000クーペの性能向上を考えていた。ベースはフィアット850スポルトクーペから続くRRであり、パワーアップするためには排気量アップ、ツインキャブ化、そしてフロントラジエター化が不可欠であった。
エンジン排気量1204ccまで拡大し、ソレックスを2掛けとしアバルトに軽いチューンをお願いした。
熱量アップのためにフロントラジエター化したいのだが、どんなデザインがいいのか?シムカはフィアットに相談した。フィアットは124スパイダーを出しており、このフロントの造形ならフロントラジエター化してもデザインのまとまりがいいのでは?と。
そこでシムカは1000クーペをデザインしたベルトーネに1200Sのデザインを依頼、その時の若きチーフデザイナーのガンディーニは、フィアットとシムカの要望をまとめ上げ、更にフロントラジエターからの熱を上に逃がすなら、ちょうどランボルギーニミウラのボンネットエアアウトレットがあるからそれを採用しよう!と。

こうしてグリルが無いシンプルなフェイスのSimca1000から進化したSimca1200Sは

ベルトーネ、ピニンファリーナ、ジウジアーロ、ガンディーニの超豪華合作のシムカ最後のスポーツカー

としてこの世に生まれたのである…



と言う仮説を、夜な夜なジウジアーロやベルトーネが大好きで詳しい友人の方と考えておりました(^^)


個人的にはけっこういい線いってると思うのですが😅



続く

Posted at 2016/11/18 21:43:28 | コメント(8) | トラックバック(0) | simca | クルマ
2016年11月17日 イイね!

Simca1200Sと言う車(デザイン編)

Simca1200Sと言う車(デザイン編)








Simca1200Sの事を調べ始めた。

しかし、想像通りまず日本語のシムカ特集本など全くない。

シムカが掲載されているとすれば、たまにカーマガジンやtipoのRR特集の時くらいで、なのでネットによる情報収集しかなかった。

いろいろ調べていくと…

まず、この1200SはSimca1000の発展型で、製造期間は1968〜1971年の4年間であること。

Simca1000からの進化としてはフロントラジエターになった事で、あの独特なフロントノーズデザインになった。

ちなみにSimca1000は



グリルが無くシンプルなフェイス。ボンネットにもエアアウトレットは無い。

Simca1200Sは


フロントラジエターになったので大きな開口部があり、ボンネットにもエアアウトレットが付く。

このフェイスはどことなくフィアット124スパイダーに似ているが…

見比べると違う。

一番の違いはここ。

ヘッドライトの脇も開口部がありネットが貼られており、ラジエター、もしくは室内への空気取り入れ口かと思われる。

実はまだじっくりと実車を見ていないので分からない^_^


それにしても、このヘッドライト周りの複雑な造形…
911の太ももと言われる美しい造形とはまた違う良さがある。





キャビン形状は大きく変わらず、ルーフからリヤへ綺麗にラインが流れていく。



1200Sもこんな感じに。


大きく違うのは、バックランプ?がブレーキ・ウインカーランプの内側に付く事くらい。


1200Sは

これも個体によって、イエローやクリアがあるので詳細は実際見ないと分からない。

外見はこんな感じに1000から1200Sへと進化したみたいである。

あってるのかな😅



続く

Posted at 2016/11/17 22:07:07 | コメント(3) | トラックバック(0) | simca | クルマ
2016年11月16日 イイね!

初めて知った車…

初めて知った車…






この車のメーカーはSimca。シムカと言うフランスのメーカーで、今は存在しない。イタリアのフィアットがフランスで販売するために生まれたメーカーらしく、なので基本的にはフィアット系の車種になる。

ヒストリカルラリーも好きなのでポルシェはもちろんアルピーヌA110、フォードエスコート、その他もろもろ(^^)、当時の車はかっこいいなぁ〜と思っていた。

その中に正にハコ!であるシムカラリーがあって…
なので、シムカラリー2やラリー3の存在は知っていた。



あとは友人にジウジアーロが大好きな方が居て、その方にSimca1000coupeの存在も教えてもらい、知っていた。

あ、私はクーペが大好きなんです(^^)

クーペ好きでもシムカ1000にはピンとこなかった。小さくてリヤがいいなぁ、くらいだった。


ところが、7月に見たこのクーペにはガツンと来たのである。

シムカ1000からの発展型とは気づかずに、まずこの車の顔に惹かれてしまった。

フィアット124スパイダーに似ているがさらにホリが深くフェンダーへの繋がり部分に計算では作れない表情があって…
ボンネットにはフロントに移設されたラジエターからの放熱フィンが2つあり、これがまたスポーティに…
ルーフはレザーが貼られていて黒いせいか、低く見えるボディ…
ルーフからリヤにかけて、美しく流れるラインはジウジアーロデザインの117クーペに通じるところがあって…
テールランプとバックランプの丸型がまた良くて…

そして一見オーソドックスなFRクーペと思いきや、なんとRR!
911やビートルでRRの良さに惹かれた私としてはとてもポイント高し(^^)

さらに、大好きなブルーのボディカラー…


と、完全に一目惚れ状態に陥ってしまったわけである。



その車の名は、Simca1200S






続く

Posted at 2016/11/16 21:25:03 | コメント(4) | トラックバック(0) | simca | 日記
2016年11月15日 イイね!

初めて見た車・・・

初めて見た車・・・








社会人になって、最初の愛車はクリスタルホワイトのユーノスロードスターの標準車だった。もともとライトウェイトスポーツが好きで、ロータスに憧れていた頃だった。

次の愛車はその夢が叶い、ロータスエリーゼの日本限定10台のタイプ99Tとなった。アイルトンセナが大好きだったのでこの車は9ヶ月待っても苦じゃ無かった。

そのうちにクーペ版のエキシージに乗り換えてタイプ99T仕様を作り、しばらくしてM21028で再びロードスターに。

この1028は28Rプロジェクトとして、たくさんの方々のおかげでバランスの高いロードスターになったと思う。

そして…とうとう念願のポルシェ911に!1988年式のエアクールド3.2Lエンジン搭載のカレラ、しかも25万台生産記念アニバーサリーモデル。
3年で4万キロ以上、とにかく素晴らしい車でネガティヴな所はほとんどなくて最高の車だった。

この911との蜜月はずっと続く…と思っていた矢先に…

とあるショップ(なかなか濃い内容のブログがほぼ毎日アップされるので楽しみに見ていた)のストックリストに、今年の7月に見た事が全くない車がアップされたのである。

初めて見たその個体…メーカーは知っていたし、同じメーカーの他の車種は知っていたが…

なんなんだ、この車は!?

一発でやられたみたいに、それからはその車の事が気になってしまい、まずはどんな車なんだ?と調べ始めたのである。


Posted at 2016/11/16 00:10:21 | コメント(4) | トラックバック(0) | simca | クルマ

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「初めての場所でしたが、ステキなカフェでリピ決定🤗」
何シテル?   06/04 18:45
Simca1200Sに乗る事になりました。 よろしくお願いします。 車歴 R32スカイラインGTS-typeM NA6CEユーノスロードスター S...
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