
練習機について(その15)
3年ぶりにNewタイヤ
ARDドライビングスクールで何かをつかみ、ラップタイムが急上昇した。
その後の半年間でさらにタイムが上がったが、その後が続かなかった。
だいたい、2カ月に1度、袖ヶ浦のスポーツ走行で練習していた。
自分は1日で、1枠30分しか走らないことにしている。それも途中で1度ピットインして、車両、タイヤ状態等を確認している。現代車だが、30年前のユーノスなので、人間、車両的にもこれくらいがちょうど良いと思っている。
2024年はスタートでつまづいてしまった。1月のスポーツ走行前夜にエキマニのクラックを発見。急遽走行予定を中止。
エキマニに合わせてマフラーの溶接修理もすることとなった。古いステンパイプなので、自分の技術では、修理に手間取ってしまった。走り始めが4月となってしまった。
けれどもその間に、自分の走りを冷静に自分なりに解析できていたので、ようやくベストタイム更新することができた。目標としていたタイムに0.1秒まで迫ることができた。
タイヤは古くなっているが、ドライビングの技術がわずかではあるが向上しているのが実感できた。
このまま、この古タイヤで秋口まで走行し、冬場にニュータイヤに行きたい。まだまだ残り溝はあるので、そこまでこのタイヤで練習したいと思っていた。
しかしその直後、左肩に怪我を負ってしまった。幸い、手術は免れたが、
三角巾で腕を吊る状態。MT車どころか、普通の足車も運転が厳しい状態が続いてしまい、サーキット練習どころではなくなってしまった。
冬場に入り、このまま今年は1回走っただけで、忙しいまま年越しか?と考えていたが、怪我も良くなっているし、年内にもう一度だけと思って年末のレッツ・サーキットに申し込みしてしまった。
8カ月近くも練習機を放置してしまって、整備の時間を取るのが大変だったが、いちおう一般道テスト走行は軽く行い、その上で予定を変更して、ニュータイヤを奢ることにした。
本当は、今までのタイヤとニュータイヤと2回連続で短期間でテストしたかったが、スケジュール的に無理だったので、しかたなくニュータイヤの導入時期を早めることにした。
まあ、結果的にこれは正解だったかもしれない。というのも、このグッドイヤーのイーグルRS(185/60/14)は、在庫限りで廃盤という話を識者から教えてもらったからである。
旧タイヤもまだ、溝は残っている。タイムも徐々にアップして、直近にベストタイムが出ている。
情けないことに。まだドライビングでの詰めしろがあるということ。
しかしながらこのままでは、いつまでたってもニュータイヤが試せないことになる。
テストでは同じパーツで評価しないと、わからない。少なくとも1回は、同銘柄、同サイズで走り比べなければ、自分に何も残らない。
そういう訳で、約3年・9600㎞使用した旧タイヤから、全く同銘柄、同サイズの新品タイヤでの年末走行となった。
テストには、20分のフリー走行が2本あったので、そこで試してみた。
1枠目は走りすぎた。油温度も110度近くになった。ミッション油温もあがってしまったためか?2速から3速へのシフトミスを2周続けてしてしまった。
結果、わずかにベスト更新ならず。感触的には、いつも通りに攻めても、リアが流れず、攻めきれなかったというか、何となく走ってしまった。
約9カ月ぶりの走行で、上手くアジャストできなかったのかも知れない。
2枠目は講師からアドバイスを貰い、速めのアタックをした。アウトラップ後の1周目でベストタイムを決めた。
そこで、なんと右足がつってしまったが、感触的にはまだ行けそうなので、1周クーリングで右足を休めて、3周目にさらにベスト更新。今回はここまでで終了とした。
最終ヘアピンでやはり右足がひきつり、ブレーキング失敗したが、なんとか大崩れせずタイムを出すことができた。
走行データで見ると、1ラップでは、0.7秒のタイムアップに留まっている。
ベストベストでは、1.5秒は短縮できているので、やはり新品タイヤでは、2秒は縮まるという噂?はあるのかも知れない。
袖ヶ浦のタイム的には全く大したことは無い。しかし、目標タイムに3年近くかかって到達することができた。
まだまだ行けると思うが、とりあえず充実した満足感でいっぱいである。2024年の年末に練習機が良く頑張ってくれました。
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2025/01/31 09:48:00