• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2007年07月23日

ケロタン少佐殿へ

アクアマリンさんとMSー06sカリンさんプスン・プスンさんも見てね(笑)

講習4日目【ムーバブルフレーム】

ムーバブルフレーム (Movable Frame) は、モビルスーツのフレーム構造の一つ。ムーバルフレームともいう。



RX-78ガンダムを含む従来のモビルスーツは外骨格(モノコック構造)で設計されており、装甲そのものが骨格として機体を支える構造をとっていた。骨格となる装甲そのものの強度で機体を支えることが出来、安価に大型モビルスーツを生産できる反面、骨格を外部側にとることで各関節稼動部の稼動範囲や強度に制約が生まれるというデメリットも同時に内包していた。この問題を解消すべく機体を支える骨格を内包し、装甲の支持無しに機体を支えるフレーム構造がムーバブルフレームである。

足首の稼動に合わせて脛部の装甲が稼動するなどの機構をもっており、これは以降のモビルスーツ開発に多大な影響を与えることになった。なお骨格が装甲を兼ねるモノコック構造に比べ、外装と骨格が別れたムーバルフレームは構造上重くなるはず(例えば1930年代の戦闘機の場合、鋼管フレーム構造の機はセミモノコック構造の機体より重い)だが、これは材質が旧来の超硬スチール合金からチタン合金セラミック複合材や※ガンダリウム合金に変更されたことで、むしろ軽量化されている。

可変モビルスーツや可変モビルアーマーはこの技術を根本に設計されており、機体の支持を装甲ではなく駆動フレームで支持するため、可変機構を容易に搭載することが出来た。むしろこのムーバブルフレーム無しに可変機構の発展はありえなかったといえる。

NRX-044アッシマー

従来から存在する可変モビルアーマーにアッシマーなどがあるが、変形に要する時間が長く、その変形に要する時間を1秒以内に短縮する事が出来たのも、ムーバブルフレームを搭載したギャプランからである。 戦闘中で攻撃・防御ともに行えない変形時間の短縮は急務であり、ムーバブルフレームの導入はごく自然なものであったといえよう。

ORX-005ギャプラン

同時期にアクシズではムーバブルフレームに寄らない独自の可変モビルスーツ、ガザシリーズを開発している。元は作業用に開発されたものだったが、その能力や生産性の高さのために正式採用され、大量に量産されている。変形機構は搭載されているもののその変形は簡易な物で、それがムーバブルフレーム非搭載だったためか、元が作業用だったためかは定かではない。

AMX-003ガザC



ちなみに、本来は連邦独自の設計概念であったが、ガンダムMk-II強奪によりエゥーゴに技術が流失し、以降ほとんど全てのモビルスーツがこの設計をとることになる。そのためムーバブルフレームは第2世代以降のモビルスーツの必須条件と呼ばれるようになった。



※ガンダリウム合金について

ルナチタニウム合金
ルナチタニウム合金(Luna-Titanium Alloy)は、宇宙世紀0064年に開発されたチタン、アルミニウム、希土類金属などから構成される合金である。月(ルナ)で精製されるチタン(チタニウム)の合金であるところからその名が付いた。月面上という特殊な重力下で精製することにより従来のチタン系合金に加え、様々な特性を有する。金属結晶の大きさを調整することにより、特性が異なり様々な規格のルナチタニウム合金が存在するが、共通して高い剛性・耐熱性・耐食性を有する。

そのうちEFIS規格LTX128の合金はα線・β線などの放射線を遮蔽する性質を有していたため核融合炉の構造材として利用されることとなった。本来、核融合炉はミノフスキー粒子によるIフィールドを用いて発生する赤外線・放射線を遮蔽するが、必ずしもその効果は完璧ではなく、その外部を構造材で覆う必要が生じる。そこでルナチタニウムの持つ放射線を遮蔽する性質が着目され、核融合炉の小型化に貢献した。


ガンダリウム合金
一年戦争では地球連邦軍が新しい装甲部材としてルナチタニウム合金に着目した。装甲部材としては、それまで存在していた同種類の合金よりも硬度に優れ、120mmマシンガンで攻撃されてもダメージを受けないほど非常に高い耐弾性能を示している。更にEFIS規格LTX300系の合金は軽量で耐熱性・耐摩耗性はそれまでのルナチタニウム合金を上回る性能を有する。そのためV作戦において建造されたモビルスーツ群(主にガンタンク、ガンキャノン、ガンダム)に採用された。しかし、従来のルナチタニウム合金に比べ、材料となる白金などが希少金属である上、加工もし難いものであったため生産性が低かった。その結果、ガンダムの量産型であるジムなどではこの合金の採用は見送られている。

このルナチタニウム合金は、一年戦争において地球連邦軍を勝利に至らしめた機体ガンダムの名前が有名になったため、ガンダリウム合金と呼ばれるようになった。本来ガンダミウムと呼ぶべきなのだが、論文を印刷する際に筆記体のmをrと見間違えてガンダリウムという名前で発表された。後述するガンダリウムγと区別するためガンダリウムα(Gundarium α)とも呼ばれる。また、ガンダリウムαとガンダリウムγの中間にあたるものをガンダリウムβ(Gundarium β)と呼ぶこともあるが、通常はガンダリウム合金に含む。


ガンダリウムγ
宇宙世紀0087年のグリプス戦役では、ガンダリウムγ(Gundarium γ)が登場する。これはガンダリウムαを更に改良を施した、次世代のガンダリウム合金である。

ミノフスキー物理学を応用した超高温プラズマ操作技術により複数の異なるナノメートルサイズの金属結晶を一定に整列させることによって実現が可能となった。それによって更に強度、耐食性・柔性などの性能が向上した。更に希少金属に代えマグネシウムやケイ素を利用する技術が確立し、加工技術も向上したため、生産性についても解決した。

元々は一年戦争終結後に小惑星アクシズに逃げ延びたジオン公国軍残党の研究者達が宇宙世紀0083年に開発した。アナハイム・エレクトロニクス社はアクシズ側との裏取引によりガンダリウムγの製造技術を入手し、リック・ディアスを始めとするエゥーゴの新型モビルスーツ開発に適用した。耐久力に優れたこの新素材を装甲材として用いることは第2世代モビルスーツ以降のモビルスーツの基本装備となっていく。更にフレームなどの構造材に用いることにより、ムーバブルフレームの実用化に貢献し可変モビルスーツの開発が可能になった。

グリプス戦役開戦当時、エゥーゴと対立している地球連邦軍(ティターンズ)側はこの技術を知らなかった。ティターンズはガンダムMk-II強奪事件の後に、アナハイムがエゥーゴに協力している疑いを持った際、アナハイムはこれを晴らすためにマラサイをティターンズに無料供与するという行動を取った。アナハイムが製作したマラサイにはガンダリウムγが使用されていたため、その技術もティターンズ側に渡る事となった。その結果、グリプス戦役に登場するどの陣営も(もともとガンダリウムγの技術を持っていたアクシズも含めて)ガンダリウムγを採用したモビルスーツを運用することとなった。

しかし、ガンダリウムγといえども何の冷却・減速措置無しで大気圏突入に耐え切れるわけではなく、大気圏突入中にガンダムMk-IIのフライングアーマーにバリュートを切り裂かれたマラサイは摩擦熱で燃え尽き、パイロットのカクリコン・カクーラーも死亡した。

                                                  (参考:Wikipedia)



ケロタン少佐!頑張ってみましたデあります(^^ゞ
ブログ一覧 | ガンダム講座 | 日記
Posted at 2007/07/23 17:49:54

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

Tears for Fears - ...
kazoo zzさん

久しぶりに家族で夕食‥(2025/ ...
hiro-kumaさん

HARUNA SUBARU FES③
subaru1103さん

自動販売機シリーズ vol.9
こうた with プレッサさん

コルト ラリーアートVerR
パパンダさん

マンハッタンゴールド。
8JCCZFさん

この記事へのコメント

2007年7月23日 17:59
さすがデあります(^_^)ヾ

お次のMS世代は『インコム&ファンネル』ですかね・・・(笑
コメントへの返答
2007年7月23日 23:02
ありがとうゴザイマスm(__)m

「MS世代」ってこのコーナーのタイトルですか?(笑)
次は『インコム&ファンネル』っと...
2007年7月23日 18:34
すげー、ガンダリウム合金が ここまで設定されてたとは知らなかったです。
素材の進化と、構造の進化が 深く結びついてるんですね。

大変 勉強になりました。
コメントへの返答
2007年7月23日 23:09
この設定の細かさがおじさん連中を20年以上虜にさせる要因かと^^;

「30過ぎてもガンダムガンダムって...」と言われても全然気になりません!(笑)
2007年7月23日 20:34
(´ρ`)ぽか~ん
ミノフスキー粒子の利用(応用)で、ここまでの説明が細かく・・・
脱帽です。
補習を受けなくちゃならないようです(笑)
コメントへの返答
2007年7月23日 23:12
実はUPしてる本人が(´ρ`)ぽか~んなんですが...

携帯をauに変えるまで家の中はミノフスキー粒子の散布濃度が濃くて携帯が繋がりませんでした(笑)
2007年7月23日 23:33
もしくは、宇宙世紀0083が出てきてますし、『Iフィールド』も出てきてますので、こちらを応用した最大級のGの紹介とか・・・(^_^;)ヾジツハオキニイリGP-03
そうそう、ムーバルフレームを採用したことにより『ジェネレータ』(動力炉)の搭載箇所に自由度がきくようになったのも利点でありますよね♪

実はケロタンもメカマニアだったりします(^_^;)ヾ
コメントへの返答
2007年7月23日 23:54
これはこれは...
少佐殿を納得させる資料を揃えなくては^^;
こりゃ真剣に取り組むとしますか!
2007年7月24日 9:01
おぉ!!次回はデンドロビウム…花言葉は「わがまな美人」(笑)

それと…ホワイトベースはなぜ飛べるという解説をそのうち是非…Ψ(`▽´)Ψ
コメントへの返答
2007年7月24日 9:56
次回はひとつリクエストが入っているのでその次に(笑)

ミノフスキークラフトですか...
確か核融合櫓のリズムを合わせてミノフスキー粒子蹈鞴を踏み込めば...

プロフィール

「@ほえほえ★ クレーム対応に疲れてました
最近は現場から離れてるから悪さしてないみたい🤣」
何シテル?   05/02 23:26
はじめまして(^o^)/ CX-5(FK)に乗っております みなさんを参考にして弄っていきたいと思う今日このごろです。 宜しくお願い致します。 アホ...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

T-carbon パドルシフトエクステンション 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/11/11 13:05:56
くろぐろ…・゜・。・゜゜・*:.。..。さんのマツダ CX-5 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/01/26 17:25:07
ルミナス バレットグラフェン 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/07/09 21:40:35

愛車一覧

マツダ CX-5 マツダ CX-5
今度こそ弄らない決意
カワサキ Ninja1000SX カワサキ Ninja1000SX
NINJA400から乗換え まさか自分が大型に乗る事になるとは…
カワサキ Ninja400 Ninjaハッタリくん (カワサキ Ninja400)
Ninja400 2022モデル メタリックマットトワイライトブルー×メタリックグラファ ...
マツダ アテンザワゴン マツダ アテンザワゴン
エコカー・・・ 低燃費・・・ クリーンディーゼル・・・ 似合わねぇ(*▼ω▼)ぶっ

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation