
車の電気配線工作にはエレクトタップ(別名カニ🦀?)を使っての分岐線が付き物だと思います。
ドライブレコーダー、ETC車載器、社外ナビやレーダー探知機等は最初はシガーライターソケットで使えてもだんだん数が増えて来れば いずれヒューズBOXにアクセスして分岐配線を作る必要が出てくる事になりますね。
そこで多く使われるのがご存じ「エレクトタップ」。
これはペンチさえ有れば分岐配線を作り出すことが出来る定番の優れものパーツですが、
ネットでは電気的に不安定だと言う評価もありますし、私的には、接続分岐で赤蟹が増えるとすぐにゴチャゴチャしてしまうのが嫌いなんです。
少しでもコンパクトに、なるべくはスッキリスリムに枝配線を取りたいものです。
そんな所で先日みんカラで見掛けたのが Break Throughさんの整備手帳で、
『配線の下準備?の練習?(スプライス端子作成編)』の記事、
https://minkara.carview.co.jp/userid/428768/car/2236288/4573358/note.aspx
なんとギボシをスプライスとして使い分岐配線を作るなどというアイデアがあったのですね。
探すと こちらでもギボシをスプライスとして使う方法が紹介されています。
https://www.hinata.jp/ek9/tea12.html
以前にエーモンのスプライスを使おうとして挫折している私としては、スプライスと言う物に良い印象はありませんでした。

エーモンの物は心線だけをカシメる構造で、カシメが少し緩ければすぐに抜けるし、カシメがきついと案外簡単に心線がちぎれます。単に私が不器用なのだろうと言われればそれまでですが。
車上の不安定な現場作業で、右側の線と左側からの線とスプライスを支えながら、カシメ工具を操作することは中々の難易度です、さらにカシメたと思ったものがスルッと抜けた際には 脱力感半端無い。_| ̄|○
整備のプロで、工場内で配線出来る方は追加で半田付けで固定出来るでしょうしエーモンのスプライス方式でも問題無いかもしれませんが、サンデーメカで青空ガレージの私にはエーモンのはハードルが高かった。
そこで今回私が『脱エレクトタップ』として推奨する分岐配線の作り方は、メスギボシを使った分岐配線です
名付けて「メスプライス」(〃∇〃)
此れなら右側と左側を別々に作業出来て、さらに被覆ビニールもカシメるので安定性もあり、ついでに絶縁チューブも有効利用出来ます。
(こんなん普通に使っていると言う御仁は生暖かく読み流してくださいw)
(絶縁チューブが良いか熱収縮チューブが良いかはケースbyケースで)
(※補足)
メスプライスばかり使ってはメスギボシが足らなくなるので、オスプライスも使います。
ただオスギボシの絶縁チューブは役に立たないので熱収縮チューブ必須です。
Posted at 2017/12/28 22:51:14 | |
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