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甲類25度のブログ一覧

2021年06月29日 イイね!

備忘録 φ(..) ネガキャンの影響?


時々思い出しては見ている「教えて下さい系の記事」を勝手にコピペ(汗)
(消えちゃう前に残しておきたい良記事の為)

R1Rを初めて入れた時に感じた初期応答の遅れの理由を探していた時に見つけました。
回答者さまの様な知識・経験・文章力の有るオトナになりたい ww



FFなんですが、ネガティブキャンバーをつけた時の影響?
2003/11/23 23:27

わだちなどの路面の凹凸でハンドルをとられやすくなりますか?キャンバーをつける前に比べてハンドルが取られやすくなりました。アライメントが狂っているのかと思いましたが、ハンドルを放して、トルクをかけても(加減速する)どちらかにハンドルが取られていくということはありません。ネガティブキャンバーをつけると路面の凹凸がタイヤの接地面にフィットしたときにグリップがいきなり増すことでこのような症状が出るのでしょうか?よろしくお願いします


ベストアンサー

2003/11/24 18:52
回答No.5

noname#12265 

元テストドライバのクルマの設計屋です。
 
前輪のネガティブキャンバ増加による直進性悪化は、皆様御回答の通りですので、ワタシは補足的なところで。

1.『ハンドル取られ』はスクラブから
最近のFWD車であれば、スクラブ値はゼロ或いはゼロに近い微小なネガかポジになっているはずですが(21世紀のFWDサス設計のトレンドです)、キャンバ角の付与はこのスクラブ値を大幅に変えてしまいます。トラックタイヤの様にサイドウォールが異様に硬いタイヤではスクラブが大きくても必ずしも直進安定性の悪化を感じませんが、乗用車クラスではスクラブの増加に伴い、ほぼ例外無く『ハンドルの落ち付き感』或いは『微小舵角の反力感』が悪化します。
尚スクラブですが、測定はカンタンです。砂利や砕石の駐車場などでハンドルをグリグリ据え切りし、その後ちょっと前進か後退してタイヤの踏面が見える位置にすれば、渦巻きが出来ているのが見えるでしょう。このウズ巻きの中心とタイヤ(トレッド)中心線との距離がスクラブです。

2.ノーマルのネガティブキャンバは何の為に?
ノーマル状態でも0.5deg程度のネガティブキャンバを前輪に付けたクルマはありますが、この場合の前輪のネガティブキャンバは、実はコーナリングパワ(旋回時の摩擦力)増大を狙っているワケでは必ずしもありません。
これは使用しているタイヤによって程度の差があるんですが・・・ネガティブ・キャンバは操舵初期(直進時からハンドルをちょっとだけ切り込んだ、ホントの初期)の応答をニブくする働きがあります。メーカでは、このちょっとした差を利用してハンドル座り感を向上させるセッティングを取る事があります。(面白い事に、コーナリングパワが大きく剛性が高いレーシングタイヤでは、ネガ・キャンによる操舵初期のニブさは影を潜め、旋回時のコーナリングパワだけが増加します。だからレース用の改造では、タイヤが取れそうなほど?のネガキャンを付けてしまって平気なワケです。)
『じゃ、キャンバをネガにした方が直進性がよくなるはずでは?』・・・ところがそうはなりません。
ハンドル座り感と車両の直進安定性は、必ずしもイコールではありません。特にネガキャンを付けてしまうと、ハンドルを切り込んでしまった後ではコーナリングパワがしっかり発生するので、操舵初期の応答のニブさとの差が大きくなる事になり、感覚が鋭いドライバなら操舵の過渡領域に於ける車両挙動のリニアリティが低下したと感じます。
ただでさえ流動ワダチ(高速道路や主要国道で見られる、底部の湾曲が強いワダチ)でハンドルが取られやすい、スクラブが設計値と違った値になっているクルマで、更に微小舵角の操舵応答のリニアリティにも問題があるとなると、クルマ自体は大して進路を乱されていない状態でも、車両挙動以上に『ハンドルが取られる』『修正が効かない』と感じる事があります。

・・・・これらの話は、操舵輪にネガティブキャンバを採用した場合の弊害です。これらを主な理由として直進性やハンドル取られが悪化しているのなら、少しづつキャンバを戻して、ガマン出来るポイントを探るしか無いでしょう。

3.最後は蛇足、或いは推察です。
ストラットTOPをスフェリカルジョイントとしているとの事ですが(機械工学的にはピロボールという種類の部品はありません。あれはスフェリカルジョイント=球面継手、或いは球面軸受と言います。誰が言い出したんでしょうかね~ピロボールなんて)、かなり本格的な改造をされているのでは?と推察致しました。
すると、LSDも装備されていらっしゃいませんか?
FWDに限らず4WDでも同じですが、駆動されている操舵輪のLSDは、トラクションを増やし旋回性能も直進性能も向上させますが、ハンドル操舵フィールに対しては悪化させる方向にしか働かないという事になっています。(その為、殆どのメーカで前輪のLSDを設定しないか、純正で設定しても比較的弱い拘束力しか持たせていないワケです。)
これはタイヤの動荷重半径の差やジオメトリ(アライメント)の左右差により発生しています。
LSDの設定により『ハンドル取られ』が発生しているなら、サスのセッティング変更では根本的には改善出来ません。ガマンするか、LSDの設定を弱めるセッティングを施すしかないでしょう。(但し、LSDを外してしまうのはワタシ個人は反対です。FWD車では、非常に弱いLSDでも無いのと有るのとでは大違いです。LSDによって加減速で明確に変化する保舵力こそ、FWD独特の『ステアリング・インフォメーション』であり、スポーティなFWDにはこの手応え感が必ず必要だ、と考えています。)

質問者からのお礼 2003/11/24 22:46

非常に貴重なご意見ありがとうございます。スクラブについて勉強になりました。ネガティブキャンバーは確かに操舵初期の応答が鈍くなることは経験で思っておりました。ですから、切り足したときとのつながりがコントローラブルでないと感じておりました。しかし、メインはストリートではないので(ナンバーつきの車ではありますが・・・)ある程度の妥協点で我慢しようと思います。あと、ピロボールではなくてスフェリカルジョイントですね(^^;覚えておきます。確かにノンスリを装備しておりますので路面のアンジュレーションでのハンドル操舵フィールの悪化は覚悟してます^^;  しかし、おっしゃるとおりそれに代わるステアリングインフォメーションを手に入れたと思って日々感覚を研ぎ澄まして運転しています。(とても疲れますが・・・)  いろいろとアドバイスありがとうございました!では

Posted at 2021/06/29 19:02:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 15MB | 日記
2021年06月02日 イイね!

Vol.1リザルト(小ネタ)


数年前、土日開催の競技系のイベントに日曜(Vol.2)だけ参加した際。
日曜早朝のパドックにて、イベント仲間とご挨拶。

(以下、ワ:ワタシ、仲:イベント仲間の略です)

ワ:お早うございます。お久しぶりです。今シーズンも宜しくお願いします。

仲:お早うございます。こちらこそ宜しくお願いします。

ワ:ところで昨日(Vol.1)は如何でした?優勝はどなたでしたか?

仲:昨日の結果ですが、今日は特別に選択問題にさせていただきます。

ワ:えっ、選択問題なの?

仲:1番 吉川。

ワ:吉川? エントリリストに載って無いですけど…。

仲:2番 松原。

ワ:松原…。

仲:3番 丸。

ワ:丸?

仲:4番 岡本。

ワ:これ 巨人のスタメンじゃないですか?

仲:5番 坂本。

ワ:自分の好みのスタメンを言わなくて、いいんですよ。

仲:9番の菅野まで言わせてくださいよ。

ワ:いらねえよ ww

ふと思いついて、大好きなナイツのネタを丸パクリしてブログにしてみました(笑)

Posted at 2021/06/02 12:43:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記

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では、1月5日は15MBの日だ(勝手に宣言)」
何シテル?   08/06 17:43
甲類25度です。よろしくお願いします。 池沢さとし先生の「サーキットの狼」で洗礼を受けたスーパーカーブーム世代です。 ふと気が付くと、上の子が就職済...

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