PIONEER / carrozzeria AVIC-CW910-DC  

パイオニア製2019年モデルのサイバーナビです。

もともとクルマ購入時にサイバーナビ2016年モデルのAVIC-CW900-Mをつけて使用していました。しかしちょうどサイバーがAndroidベースに移行した最初の世代でハード性能的に苦しいのか、操作時の動きが全体的にもっさりで正直不満がありましたので、性能がかなり上がっていそうなCW910が欲しくなりました。

他にCW910に移行を決めた理由は、
○CW900の配線やMAユニットがほぼそのまま流用できそうなこと。
○2021年モデルのCW912世代が出そうな時期で、中古が安く買えそうだったこと。
○CW910とCW912でハード的な違いはなく、ソフトウェアアップデートで同等にできそうなこと。
○画面解像度が1280*720と上がったこと。
○音質が上がったらしいこと。

などです。
交換の際はバックカメラ端子を本体付属のものに変える必要があったくらいで、配線し直しなどはせずにそのまま使えました。

型番末尾に-DCがついてるので本来4G通信ユニット付属機種です。
ナビをWi-Fiルーター化して車内で通信料なしでネット可能、自宅レコーダー内の動画視聴可能などがウリなのですが、オークションで中古を落札したため、通信ユニットが付属していませんでした。その分安く買えました。


[良い点]
後継機種に手間もあまりかけず安く入れ替えられておおむね満足しています。
もっさりもかなり改善されました。

画面も解像度が増してきれいになりました。ただナビ画面の視認性は旧機種でも問題はありませんでした。なので動画コンテンツなどを視聴する際に恩恵が感じられる機能かと思います。

音質は良くなったと思います。良くなったんじゃないかな。

通信ユニットがない場合、スマホのテザリングでネットと接続できるので、渋滞検索や道路状況の画像共有などは問題なく可能です。
しかしテザリング中はナビのWi-Fiルーター化はできないようです。


[気になること]
○各種アイコンが分かりにくい
ナビの各機能のアイコンが、CW910では単色のワイヤーフレーム風になってしまいました。オサレ感は増しましたがCW900のカラフルちょいダサ系アイコンに慣れてるとパッと見て何かわからず、慣れが必要な感じです。

○全面フラットパネルが使いづらく危険
CW900では物理的にボタンが存在していたため、運転中もブラインドで操作がある程度できたのですが、CW910ではボタンが消えて全面ツルツルでなにを押しているか分からず、運転中の操作が危険になってしまいました。
なので星一つ減点してます。運転中は絶対触るなということでしょうか。


[まとめ]
CW900との交換が配線し直しなどなく簡単にできましたのでそこはよかったです。

もっさりはかなり改善しましたが、スマホのナビアプリと比べるとやはり敵わないので、それが目当てなら流行りのディスプレイオーディオなども検討すべきかもしれないです。

物理ボタン廃止はいただけないです。
車載機器で全面フラットパネル化が流行りのようですが、危険なのでやめてほしいです。

通信ユニットが無い場合、ウリの新機能がほとんど使えないので、そこをどう考えるか。無くてもナビとしては大変良いものだと思います。