貴み彦のブログ一覧

　２人の舞妓ちゃんが「これ、幻の千社札」と言っていた地方のお姉さん、里和さんの千社札。舞妓ちゃんまでもが「うちにも…」と言って貰ってました。「名刺は無粋だと思って…」と私の千社札も３人（先斗町の２人にも）に渡しておきました。１日で５人の千社札ゲット！さ～て、何が“まいこ”むかな？

　帰り際、川久のおかあさんから手みやげをいただきました。タクシーに乗るとき里乃ちゃんが「ＭＡＢＯさんにもよろしゅうお伝えください。そや、今度はＭＡＢＯさんとお越しください。」と声をかけてくれました。あの妓たち、名前覚えるの早！私の名も、川久さんの会計士さんと同じらしく「覚えやすい」と言ってました。そうして“亀”ならぬタクシーで竜宮城をあとにし、現実の世界へと戻ってまいりました。

　もう一人の舞妓は里乃ちゃん。ちょうど２年前に嵐亭の「納涼会」に来た妓。あの時は出たてで初々しい感じでした。ＭＡＢＯさんお気に入りでした。その時の模様が「ＢＭＷコンプリート」に掲載されたので、本人にプレゼント。
　金比羅で里美ちゃんに勝ってしまった私に「おにいさん、ウチとリベンジしまひょ。ウチが勝ったら、おにいさん２杯飲んどくれやす。」　気合いを入れてがんばったんですが、久しぶりに負けました。でも、プレミアムな２杯を頂きました。
　翌日がﾋﾟｶﾃﾞﾘｰ・ﾘﾘｰさんのお誕生日ということを川久のお母さんがちゃんと知ってみえて、サプライズなお誕生会が開かれました。両脇に舞妓ちゃんを置いて蝋燭の火を吹き消すﾋﾟｶﾃﾞﾘｰ・ﾘﾘｰさんの幸せそうなお顔が印象的でした。私としてもお茶屋さんでチョコレートケーキ頂けるなんて貴重な体験をさせて頂けました。

　ﾋﾟｶﾃﾞﾘｰ・ﾘﾘｰさんのご紹介で「川久」さんのお座敷へ。やはり本当の“踊り場”での舞いは格別です。里美ちゃんの「夏は蛍」も名前入りでなく、踊り用の団扇です。
　お座敷遊びも「金比羅船船」の２パターンから始まり、「トラトラ」、初体験の「麦つんで」はみんなで楽しめました。「迷惑拳」も簡単で楽しめました。「祝杯」（里美ちゃんには金比羅の“先鋒”で勝利！）やら「罰杯」やら、何杯飲ませていただけたことか…。

　この日から先斗町の歌舞練場で始まった「舞妓茶屋」と言うビアホール。主催はナント日本旅行。そこで前もって仕事で取引(?)のある課長さんに予約を入れてもらいました。
　ここは上七軒のビアガーデンと違って、ちゃんと舞いの披露もあるし、席を回ってくれたりもします。この日はすすきの簪の“市笑”さんと、とんぼの簪の“光菜”ちゃん。「京の四季」「祇園小唄」「鴨川小唄」などを披露してくれました。
　先斗町では小さい舞妓の時にとんぼやら朝顔の簪で、お姉さんになるとすすきだそうです。源氏名も今まで聞いたことがないパターン(?)です。