目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
フロントだけ交換してましたが、そろそろリアパッドも怪しくなってきたのでENDLESSのCC-Rgに交換していきます。
走行距離:80018km
2
チラ見せしているアストロのリアブレーキピストン戻しと、7mmの六角レンチを調達しておきました。
7mmの六角はソケットの方も準備したけど、スペース的には六角レンチが主役。
あとから試したら、アストロのトルクレンチ(1/2角)+1/2→3/8変換ソケット+SK11の7mmソケットだとホースを交わしつつ、サスに当たらないギリギリのサイズ感でした。
が、素直にユニバーサルジョイント買っておけば良かったです。
3
後から分かりますが今日はアストロのリアブレーキピストン戻しが優勝!
やっぱ専用工具の攻撃力はすごいっす。
S660もN-ONEもリアパッド交換したくなるから不思議w
これを使う前までは、リアパッド交換というだけで憂鬱でしたが、これを使うとやみつきです。
もう戻れません。
4
何はなくとも輪留め。
これ、絶対必要です。
とにかくサイドブレーキ無くても車が転がらないようにしておきましょう。
ホイールナット緩める時に、サイドブレーキ解除してたから、車体がかなり揺さぶられます。
ちなみに輪留めは準優勝です。
あと地味にジャッキアップするとフロントタイヤの位置も若干ずれるから、ジャッキアップ後にも輪留めの位置を確認しておくとベストです。
その後で車内で以下の儀式を。
1.エンジン掛ける
2.ブレーキ踏みつつバックにギア入れる
3.エンジン切る
輪留めで車が止まってることを気にしつつ車外へでる。
ここが一番気を遣ったポイントです。
サイド解除したまま車から降りるって、輪留めがあったとしてもかなりリスキーなので。
ご注意ください。
5
ジャッキアップしてホイール外したあとです。
この線バネのリテーナーを外します。
プライヤーで引っ張れば外れます。
引っ張る方向ですが、鋳造の素地のままになってる方(キャリパーのブラケット?)に当たってる部分を掴んで、下方向に引っ張る感じでイケます。
6
これ、キャリパーの裏側です。
赤丸で囲った樹脂製のキャップを外します。
ハンドパワーで取れましたが、取りにくいときは隙間にマイナスドライバーねじ込めばすぐ外れます。
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良い天気だから逆光!!
六角ボルトが滞在しています。
正体はキャリパーがスライドするボルトなんですね。
蓋してあるのは埃とか水の浸入でスライドが阻害されないように・・・かな。
VWゴルフの時もリアキャリパーは同じような構造でしたね。
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初激から6角レンチ。
この時点だと冒頭に書いたトルクレンチのコンビネーションは編み出せてなかったので(´д`)
そこまでトルクは掛かってなかったのでアストロの6角でイケました。
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このクリアランス。
ホースしか写ってないけど、その先にショックがいるから、ラチェットだとユニバーサルジョイント欲しくなるはず。
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ちょっと時間かかりますが、地道に6角を回して摘出します。
後半になるとボルトが空回りして、本体が出てこない時があるので、外側から打撃して上げるとすんなりとれます。
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この子がキャリパーをスライドさせてる重要パーツ。
もう少し綺麗にしてあげたら良かったかも。
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こちらが今まで使っていたIDIのD500です。
約2年間、走行距離は22000kmくらい。
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普段はなかなか見ないアングルから。
FK8はリアパッドの減りが早いような気がするのよね。
頻繁にチェックしてあげないと、リアでも地獄の門が開いてしまう・・・
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キャリパーはとりあえずこのへんに。
落とさないようにしないとー。
そしてピストン、結構出てるけど、これを戻すのか・・・
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ピストン戻しを視野にいれつつ、今までのパッドを眺めます。
お分かり頂けるだろうか。。。
センターの溝が消えていることに。
キャー(・д・)
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ここから減りが早くなるパターンなんでしょうね。
梅雨入り前に交換できて良かった。
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新旧比較です。
この写真を撮るために、ドミノ倒しを何度したことか。
24時間テレビのドミノ企画で最後の1枚がブレーキパッドとかだったら嫌すぎる。
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いよいよピストン戻します。
その前にブレーキフルードをチェックしておきます。
若干余裕はあるけど、左右あるし、少し吸い出しておきます。
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そしてこちら。
みんな大好き、リアピストン戻し。
いろんなサイトで購入できますが、そこはほら、特殊工具なので、アストロさん一択です。
いろんなアタッチメントがありますが、FK8にフィットするのは6番のアタッチメントです。
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これです。
9ではなく、6番です。
ピンピッチは33mmというスペックですが、ジャストフィットというよりギリギリ引っかかった感じ。
とはいえ、アストロのピストン戻しはプレートとアタッチメントまでの最短距離が2cmくらいになるので、パッドがすり減ってピストンがドーンと出ててもプレートを引っかけられるようになってます。
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使い方は調べると動画でも見れますが、自分の覚え書き程度に書いておきます。
プレートとアタッチメントは最短距離にセットした状態で、アタッチメントをピストンの溝に合わせます。
この状態だとプレートとキャリパーの間には隙間があるからプレートは固定されてません。
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ピストンとアタッチメントが噛合った状態で、黄色丸の部分を左に回していくとプレートが上に上がってきて、キャリパーにプレートが押し当てられる形になります。
この状態で、ハンドルを右回しするとブレーキピストンが押し込まれて戻っていきます。
少し押し込むとまたプレートに隙間が空いてくるから、同じように黄色丸の部分を左回ししてプレートを押し当てて・・・
という繰り返しになります。
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こうなります。
バッチリ戻せました。
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あとは新しいパッドを装着していきます。
バネが付いてるのが奥側です。
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キャリパー被せてボルトを締め込み増すが、規定トルクは25N・m。
手持ちのトルクレンチだと30N・mが最小だったのでとりあえず30N・mで締めておきました。
で、ここで冒頭に戻るわけです。
絶妙なコンビネーションは最後の最後で発覚したというオチ。
ブレーキは保安部品なので、不安のある方は技術のあるお店でやってもらいましょう。
DIYで交換される方は自己責任で。
この記事は素人が書いてますので鵜呑みにしないようにご注意ください。
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