三郡山
三郡山(さんぐんさん)は、福岡平野と筑豊盆地の間に位置する標高936mの山であり、三郡山地の最高峰である。
山頂は飯塚市であるが、糟屋郡宇美町、筑紫野市との境界に位置する。
この立地の良さから、山頂には、国土交通省航空局福岡航空交通管制部三郡山航空路監視レーダーおよび遠隔対空通信施設(RCAG: Remote Control Air Ground)のほか、放送局の中継施設や官公庁などの通信施設が設置され、通信の要衝となっている。
昭和40年代前半に、日本国内で2番目(1番目は箱根)となる航空路監視レーダーが建設された。これに伴い筑紫野市柚須原から山頂までの管理用舗装道路が整備された。この道路は管理専用であり、施錠された柵が麓に設置されていて一般車両は乗り入れができない。
道路の整備により、山頂には通信施設が設置され、福岡県防災行政無線、国土交通省、警察庁、放送各社、アマチュア無線、NTT(現在は更地)の通信施設が設置されている。
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