そろそろ今年の桜も最期と思い、買い物中の待ち時間に。
さて、タイトルの通り前回の続きになりました。
画像は先日ご紹介した2003年当時のカタログを撮影したものです。
みん友さんからの貴重な情報もあって、画像の通りレリーフの意匠のものが前期モデルのキャップということが判明。
一方で私のセパンについているキャップはX308、X300時代の、より凝ったレリーフのものでした。
X350初期のものはまず市場に無いので思わず、同じ意匠の中期グラフィックのものに入れ替えようと手に入れました。
そうこうしていると、また別のみん友さんから貴重な市場の情報を提供いただき、初期モデルのキャップも手に入れることが出来ました。
となると同じ様に並べてみたくなるもので。
一つ一つ並べて拡大すると
表
裏
明らかにコストの掛け方が違うことがわかります。
表のレリーフは言わずもがなですが、表面のメッキによる縁取り、アクリル樹脂によるレリーフの保護や裏面に至るメッキ加工、センターキャップ自体の樹脂の厚みなどなど,見れば見るほど違います。
やはりX308の頃はメッキのかけ方もアクリル樹脂の質も違うのか、四つとも錆も無ければ黄変も無いほどに劣化を感じられませんでした。
と、ここで傷つけないセンターキャップの外し方を覚えたのでご紹介です。
画像の通り『布テープでT字を作って貼って抜くだけ』とシンプルですが、確かに傷つけずに外すことが出来ました。
ここで問題が一つ。
ホイールメンテの際にセンターキャップの両面テープの浮きを指摘されていたので、やる前から想定はしていたのですが、案の定全てのキャップでレリーフ部分だけが先に剥がれてしまうことに。
レリーフ部分の表と裏
そのままにしていたらいつか落ちてなくなってしまうリスクがあったので、両面テープを貼り直していつでも交換できる様に保管しておこうと思います。
それにしてもたまたま見られたとはいえ、裏から見たレリーフの意匠も作り込まれたものであることがよくわかります。
そして意外だったのは表から見えるレリーフの黒い隈取は、錆でも汚れでも無く、敢えて入れられたものの様に見えます。
この隈取がまた凛々しく見栄えしています。
とかつての意匠に心躍らせつつ、今回はステアリングホイールとフロントグリルの意匠に合わせて、X350前期レリーフ版に入れ替えます。
ステアリングホイール
フロントグリル
ホイールセンターキャップ
というわけで、よりオリジナルに近い状態に出来たかと自己満足に浸りつつ、元の意匠も良かったんだなと実感しております。
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2024/04/14 18:06:05