延長保証の価値…

最近，家電をはじめとして，製品の延長保証がなかば当たり前の世の中になってきていますが，少し考えたことがあります。
延長保証には製品によりその対価の支払いがあったりしますが，その元がとれるかとれないかというところが価値になってくるんだと思います。

というのは，昨年以来多くのことがこの延長保証がらみでよかったり悪かったりという事例が続いているもので…

既出ですが，ムラーノのタイヤハウスの塗装の剥がれ。
ここは剥がれると再施工にかなりのコストがかかるため，10年超えた車ならあきらめますが，わずか4年でぼろぼろになってきたので，延長保証に訴えたわけです。基本自動車の延長保証は一般保証の延長ですから，効くはずと思ってた矢先に保険会社から駄目出し…
結局はDとの交渉で桶となったわけですが，数回の話し合いが必要でした。

続いて，数ヶ月前のETCの故障。
これは，持ち込みなら完全に買い換えでしたが，Dオプションだったので，延長保証適合。
しっかり，2諭吉程度の新品に換えてもらえました。

次に，先日出た不具合。
セキュリティの超音波センサーの不調。
これは，サービスの話だと桶ですが，補償対象としては電装系の部品なので微妙。

また，自動車とは離れますが，家電系の5年間保証。
現在は全て無料ですが，5年ほど前なので，値引きしすぎて入らなかったのを，支払額の３%手出しで延長保証に入ったのですが，うちのDVDレコーダーが1年前にDVD部分，で，今回は映像がまったくのモノクロ画像になってしまったという件です。
この2点にも延長保証適合と言うことで…

こうやって考えると，日産のグッドプラスに１諭吉程度，家電は５千円程度の支払いでメーカー保証期間を過ぎても保証されたと言うことで，ムラーノとこのDVDレコーダーに関しては十分に元をとれたと言っていいでしょう。ただし，これは結果論で壊れたからよかったものの…反対に，通常使用でこのくらいの度合いで壊れる機械ってどうなの？？？って感じです。

例えば，延長保証がグッドプラスⅡになると支払いが４諭吉になってしまいます。車も5年以上経過するとおそらくいろんなところに不具合が発生してくるので，随時直していった方が，結果的に安くなるのではないかと考えられます。

こういうことを考えると，メーカーも保証制度として購入から１年とか言わずに，もっと単価を最初から上げて，保証の期間を最初から５年～１０年に引き上げればどうなのかなと思います。そこにはリスクマネジメントが必要ですが，最初からきっちりコスト計算をしていって，保険会社とコラボすれば十分に可能かと思われます。そうしたら，もっと気持ちよく安心して乗れるのになあ…と…

いうことで…ひとりごとのような…最後ぐだぐだ…