2018年02月18日
メタル布教part8 ナイトウイッシュ
メタル布教シリーズ第8弾、今回はフィンランドのシンフォニックメタルバンド、ナイトウイッシュを取り上げてみる。
俺が初めてナイトウイッシュを聴いたのは、今からかれこれ14年前の、2004年に発売となった「ワンス」だった。
このアルバムは、世界中でヒットし、ナイトウイッシュをワンランク上のメジャーバンドに押し上げた力作だった。
ナイトウイッシュは、以外とキャリアが長く、1996年、フィンランドのキティーで、キーボードのツォーマス、ギターのエンプ、ボーカルのターニャによって結成された。
翌、1997年に「エンジェルズ・フォール・ファースト」でデビューする。
一つの転機は、2002年に、ベースのマルコが加入したことにより、現在のツインボーカルの編成となったことだ。
彼らは、順調にキャリアを積み重ねて行ったが、あくまでフィンランド国内でのメジャーバンドと言った位置づけだった。
そして、俺がナイトウイッシュを知るきっかけとなった、「ワンス」が発売されると、アルバムはミリオンヒット、そしてアメリカでも大ヒットとなり、「Wish I Had an Angel」は、映画のサントラにもなった。
しかし、ここで予期せぬことが起こる。
バンドは、なんとボーカルのターニャを解雇する。
ターニャの、オペラ歌手のような歌声は、強烈な個性を生み出し、後に多くの女性ボーカルを擁するバンドに多大な影響を与えてきた。
そして、2007年、後任のボーカルとして、アネットが加入する。
アネットは、ターニャと対極のボーカルで、どちらかというとポップシンガーと言った感じだ。
しかし、同年に発売した「ダーク・パッション・プレイ」は、世界中で大ヒットとなり、名曲「Amaranth」を世に送り出す。
そして、7枚目のアルバム「イマジナリアム」発売後、音楽性の違いから、ボーカルのアネットが脱退する。
バンドは、大規模なツアー中だったので、代わりに、オランダのゴシックメタルバンドで、2009年に解散した、元アフター・フォーエバーのフローラ・ヤンセンをサポートメンバーに迎え、ツアーを継続した。
後にフローラは、正式メンバーとして加入する。
フローラは、ターニャ時代の曲も、アネット時代の曲も全く違和感なく歌うことができる。
歌唱力もかなりのものだ。
最新アルバムの、「エンドレス・フォームズ・モスト・ビューティフル」は、車で音楽を聴く際のヘビーローテーションだった。
ナイトウイッシュは、フィンランドのバンドで、最も世界で成功したバンドと言われている。
バンドのコンポーザーでもある、キーボードのツォーマスが作り出す、ナイトウイッシュ独特のメロディは、時に心に突き刺さり、強烈に耳に残る。
まさに、ナイトウイッシュは、メタル界で唯一無二の存在だろう。
そんなナイトウイッシュの曲で「Shudder Before The Beautiful」、ロンドンのWembley ArenaでのLive映像だ。
そして、ターニャ時代の名曲、「Stargazers」、ボーカルはフローラだ。
初期のころの、メロパワだ。
最後に、アネット時代の名曲、「 Last Ride Of The Day」、ボーカルはフローラで、8万人を超える大観衆だ。
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Posted at
2018/02/18 18:57:04
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