2009年09月30日
シトロエン・ハイドラクティブ
シトロエンといえば、ハイドロサスペンションですね。
その昔、会社の上司がシトロエンCXに乗っていて、独特なスピードメーターや、不思議な乗り心地に驚いたものでした。その後、自分でも一度乗ってみようと思い立ち、Xantiaの中古を購入したことがあります。
このクルマ、いわゆるマツダ物で、田舎でもマツダのディーラーが整備してくれましたが、あきれるほどあちこち壊れました。まず、ハイドロサスのオイル漏れ、これは仕様みたいなものですが、いまだに車庫の床面にはオイル痕が残っています。オイルポンプがNGということで修理してもらいましたが、パーツが届くまでに3ヶ月、修理後3ヶ月でまたオイル漏れで警告灯が点く始末です。
他には、エアコンの消費電流にイグニッションキーシリンダーの接点が耐えられず、ここが焼損しエアコン不動に。これは自力で直してリレーを中間に入れ、イグニッションキーシリンダーの負荷電流を減らして恒久策としました。交換修理してもこの設計だとどうせまた壊れるので。
あとは、アイドリングが落ちて回らなくなるお約束の修理などですが、お約束が多すぎるので1年ほどで手放してしまいました。
1994年車だったのですが、この年式は駐車しておくと油圧が落ちるとともに車高が下がって行く年式で、駐車中に見事なシャコタンになっています。エンジンをかけると、リアから順にどっこいしょと持ち上がって、普通の車高になるという、なんとも楽しいクルマでした。
高速道路の乗り心地はなんともいえなく良くて、これだけは未だにこれ以上のものを経験していません。また、コーナリングのオンザレール感覚もなかなか良かったです。
現行のひとつ前のタイプのC5にも試乗したことがありますが、静寂性が上がり、車体は大きくなりましたが良い感じでした。高速試乗していませんので、その部分については判りません。
現行C5はさらに大きい車になっていますので、ちょっと扱いにくいと思いますが、試乗はしてみたいですね。仕事の長距離移動に使えればと。ここで問題が、長野県のディーラーが一時シトロエンの扱いをやめていて、今年から再開したようですが、バネロエンしか扱わないようです。ハイドロで懲りたのでしょうか。当面試乗できそうにありません。
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試乗 | 日記
Posted at
2009/09/30 20:21:35
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