2009年08月15日
例年なら、年間20回近くの観望会を、近くのプラネタリウム館の主催で行い、それを手伝う形で実施しているが、今年はその館が組織変更で博物館となり、天体関連の判る学芸員がいないとかで開催依頼が無いため一度も行っていなかったのですが、去る14日、市内の公民館の依頼で同館にて観望会を実施しました。
悪天候で悩んでいたのがうそのように快晴となり、プラネタリウムで今晩の星空を解説の後で外へ出て天体望遠鏡数台を使って観望となります。木星が見ごろで、そのほかいろいろと順に観望している間に、また雲が出てきました。
それでも、今年初の観望会は大勢の市民の参加があり、盛況で終わりました。
それにしても、観望会を始めたのは1991年。この頃は、館の周辺はまだ大型店やパチンコ店も無く、とても暗くて天の川がきれいに見えていました。それから18年後の今日では、よほど空気が澄んでいる時でないと、天の川の存在が確認できません。パチンコ店・イオンショッピングセンター・スーパーの深夜営業・コンビニなど、夜空を明るくする原因が沢山増えました。それだけエネルギーを消費しているわけで、当然ながら大気汚染も助長されます。
乗っているクルマと言っている事のバランスがちょっと・・ですが、星を見ていると痛感します。
Posted at 2009/08/15 23:14:18 | |
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天文 | 日記