
以前、試乗してみたいと書いた09年GT-Rですが、本日ちょっと日産のディーラーへ行ったところ、09モデルの試乗車があり、顔見知りのGT-Rメカニックの方が、乗ってみますか?と声をかけてきました。
08モデルの試乗車を中古販売している事が、DMで判っていましたので、試乗車無くなったんだなと思っていましたが、試乗車置き場に黒い1台があるのを横目に見て入店し、新型フーガなど眺めていたところ、試乗してみますかの声に、お願いしますと即答でした。
ディーラーの近所をチョロッと走った程度ですが、その乗り味の違いはすぐに判りました。とにかく足の動きがスムーズな感じです。段差やマンホールの乗り越えも、変なショックは相当良く吸収され、タイヤがきれいにトレースしている感じです。
また、ステアリングも以前より軽くなっている感じがあります。しかも、路面の起伏に取られにくく、運転しやすくなっています。この度合いは、私のNV36やBCNR33より良いです。
ステアリング操作の重さは
BCNR33<R35(09モデル)<NV36
ワンダリングの強さは
R35(09モデル)<NV36<BCNR33
低速での荒れた路面における突き上げ感
NV36<<R35(コンフォートモード)<BCNR33=R35(ノーマルモード)
私のBCNR33は、先日タイヤをピレリP-ZERO rosso にしたばかりで、まだ変えてから1000km走っていない状態です。
これは、やはり07モデルはもちろん、08モデルとも別物のような進化です。
これが出来るんだたら最初からやっといてくれたら・・・・と思うことしきりですが、初期モデルのユーザーは50万円出してでもアップデートすべきだなと思いました。
ひとつ気になった事は、リヤタイヤのロードノイズが以前のモデルより大きくなっている??という事です。相変わらすリヤのミッションからはカチャカチャ聞こえるのですが、その音もさほど荒れていない新しい舗装のロードノイズにかき消されたのか、あるいは音自体が小さくなったのか、昔ほど聞こえません。ロードノイズがずいぶん気になる大きさでした。同じ道を連続で乗り比べた訳ではないので確実ではないですが。長距離を走るとロードノイズは結構疲れを呼ぶ素になりますので。サスペンションの剛性や動きを良くする為に、ブッシュやマウントを強化して、結果として音として伝わる周波数の振動が伝わりやすくなった?? クルマの設計などしたことが無いので推測の域を出ませんが、長年いろいろな機器設計をしてきた経験からちらっと思ったりしています。でも、あの乗り心地の方が優先です。
写真はディーラーでもらった2009年10月リリースのDVDです。2010年モデルについての話なども収録されています。さらに乗り味の向上があるようです。
ところで、07モデルのGT-Rは業者オークションの落札価格が500万を切る物も多くなっています。落札価格がこうだと、下取りや買取価格は・・・450を切りますね。安価で低走行の07~08モデルに最新の足を入れるのもひとつの手段かと。その他の維持費も相変わらす高いようですが。
Posted at 2009/11/21 19:25:46 | |
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試乗 | 日記