2010年02月06日
ダイハツコペン、軽自動車ながら電動ハードトップを持つ唯一無二のクルマです。
オープンカーがやはり欲しいと常々思っている私にとっては、景気も悪いことですから維持費のかからない軽自動車はやはり少々注目しています。
確か2004年ごろに一度試乗したことがありますが、どうもサスペンションの動きが悪いのか、変な突き上げ感が強くて気に入らず、マツダ・ロードスターを中古購入した経緯があります。
クルマをはじめ、工業製品という物は、絶えず改良を続けている物であるべきですので、コペンもいくらか変わったかなという期待と、カタログでは大変気になるビルシュタインショック+レカロシートのアルティメットエディションⅡはどんなものかということで、県内のディーラー2箇所で標準グレードとアルティメットエディションⅡを先週試乗しました。
まず、標準グレードですが、結構しなやかな足になっています。少なくとも昔よりは格段に良いと感じました。このクルマでパワーも大したこと無いので、このくらいの乗り味がベストかなと思いました。
内装は軽自動車ですね、特別な味はありませんが、悪くもありません。
そしてアルティメットエディションですが、これはまだ500kmしか走っていない試乗車ということを差し引いてもゴチゴチのカチカチです。ちょっとやりすぎの足の硬さで、荒れた路面ではビシビシと衝撃が来ます。昔のコペンは確かこんな感じだったと思います。
内装はステアリングがなんちゃってMOMOだったり、シートがイエローのレカロ、ドアの内張りもシートと同色だったりで、なかなかいい感じです。座り心地も二重丸です。でも足が硬すぎてとても乗る気になれませんでした。
どちらもR33 GT-Rで試乗に行きましたが、これとの比較でも標準<R33 GT-R<アルティメットエディションの順で硬くなります。
しかし、このエンジン、出足が遅いですね。ライフターボの方が瞬発力も中低速の加速感もあります。滑らかに回転があがって行くところは良いエンジンでしたが。品が良いエンジンという感じです。私個人の感覚では、ホンダのエンジンの方が好きですね。10点満点はエンジンだけですが。
Posted at 2010/02/06 00:06:23 | |
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試乗 | クルマ