2011年02月08日
先日、日本の国債が世界の国債の格付けの中で格下げになりましたね。
理由は、景気が一向に回復しない事と、現政権が政策をきちんと出さず迷走しているからと言う事だったと思います。
国会が会期中ですが、その中でもしどろもどろの回答を、総理はいつも繰り返していて、何ヶ月・何年後から議論に入りますみたいな事で、その場を逃げてばかりです。
国債の格付け会社でなくとも、これでは国策による景気の向上はとても期待できない事は、だれでもわかりますよね。
そもそも、以前書きましたが民主党が政権を取るきっかけとなったバラマキ満載のマニュフェスト自体に、無茶振りばっかりだったことを見抜けずかあるいはわざと目をつむってか、せっせと投票して大勝ちさせてしまった国民に責任があることは、自覚しないといけません。自らが巻いた種なのです。
こうなってしまっては、すぐに政権交代というのはこれまた安直な日本ならではの悪しき政治習慣で、かつての与党、自民党もすっかり3流野党に成り下がった感もあります。
それだけに、余計に経済の先行きが不透明になるのです。保身に走る政治家や官僚を押しのけて進める政治家がいるのかと。
先日、東南アジア4カ国を仕事で回ってきました。タイ・マレーシア・シンガポール・台湾ですが、特にタイのバンコクやシンガポールの消費意欲は大変旺盛で、お金は後からいくらでも付いて来るから、稼いだお金で良いもの・欲しい物を買おうという若い人中心の消費が回転している感じです。
高度成長期からバルブ崩壊までの日本もそうでしたね、懐かしい感じです。こういう時は、いろいろなビジネスが繁栄し、収入がどんどん上がって行きますので、輸出市場としても魅力的です。
しかし、各国とも華僑(中国出身の2世など)がビジネスを結構牛耳っているのも事実で、やはりたくましいですね。
Posted at 2011/02/08 21:58:31 | |
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政治経済 | 日記