
太陽黒点が昨年は特に少なく、今年も殆ど無い日が多かったのは、色々な観測データをちょっとネットで探せば沢山出てきます。
太陽活動と地球の平均気温の関係も、そこそこ相関があるようなデータも散見されます。
また、温暖化傾向であるという話も、工業化がイギリスなどで進みだした以前から大きな流れとしてあり、これは小氷河期からの回復期にあるためであるという学説もありますし、二酸化炭素には依存していないというデータもあるようです。
天文を趣味としている関係上、太陽は時々観察しています。確かに活動は、もう活発な次期になっても良いのですが殆ど黒点が無い日も多いですし、プロミネンスなどの数も少ないようです。
太古からの環境の変動を見ると、地球の場合は水が豊富で保温性が高いので、比較的安定しているようですが、それでも氷河期と温暖期を繰り返すようですし、恐竜絶滅説のような天変地異もあって、決して同じ状態を昔から保っているとは言えないようです。
一学説としては、太陽の活動の周期は一般的に言われている11年のほかに、いくつかの周期が重なり合って複合的に現れるようで、それが長期的気候変動を地球にもたらしているということで、もう1年から2年ほど、太陽活動が穏やかな次期が続くと言う話もありますので、その間に地球の平均気温が上がり続ければ人間の出す二酸化炭素の影響もあるかもしれませんが、逆に平均気温が下がる傾向が出る可能性もあるとの事で、こうなると地球規模の気候変動は人為的問題以外であると言えるようになります。
では、そんなに不確実な二酸化炭素起因説をまことしやかに騒ぎ立てて、COP15などまで開いて盛大にやるのは何故でしょうか?
結局のところ国際的な政治および経済の矛先が冷戦が無くなってしまった現在においては無くなってしまい、なにかそういった種が必要であると言う話しまであります。民主党は明らかにこれを経済活性化の種にしようとしていますね。
もし、地球環境が太陽活動に依存していたり小氷河期からの復帰期にあったとしたら、いくら二酸化炭素排出を抑制しても温暖化はなる時はなるし、ならない時はならないのです。私はどうもこれが正しいように思います。
Posted at 2009/12/30 22:46:15 | |
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天文 | 日記