
大陸(主に中国)から飛来する物といえば、この時期黄砂に悩まされます。
これは、黄砂の飛来状況の観測ページですが、ゴビ砂漠などから大量に黄砂が供給されているのが良くわかります。
黄砂だけでも結構悩ましいのですが、問題は昨今もっといや~な物質が中国から飛んで来る事です。
硫酸塩、つまり酸性雨や光化学スモッグの素となる物質が、中国の垂れ流し状態の工業地帯や発電施設から容赦なく飛んできては、日本のとんでもない所で光化学スモッグを発生させます。
まったくもって、風上で強烈なおならをされるようなもので、くさいだけならまだしも、人体に害をおよぼす大迷惑物質です。
日本の川崎や四日市で光化学スモッグが頻繁に発生した時代を考えると、中国国家の「たてまえ」ではなく、国民が公害に対して真剣に考えるのは、よほど自国民の多く、家族や自分自身に被害が出ない限り有り得ないという感じがしますから、向こう10年は悪化の一途をたどるような気がします。
こうなると、日本の田舎で光化学スモッグに悩まされる時代がしばらく続きそうです。
エコカー?? そんな話ではありませんね。
さらに危惧されるのは、中国で大規模な原子炉の事故などがあると、放射性物質が容赦なく降ってくるということが確実だということです。風上で変なことするなよ!!
Posted at 2010/05/02 22:48:26 | |
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政治経済 | 日記