最近の天体写真ファンの間や、天体写真を掲載している出版社の間で問題となっている、盗作事件があります。
これが、天文雑誌のひとつの出版社が出している中間コメントですが、被害は他の出版社にも及んでいるようです。
私自身、天体写真はかねてより趣味として多く撮影し、天文雑誌やフォトコンテストなどに応募してきました。しかしながら、このような事が行われ、出版社自体見抜けないで掲載している状態ですから、天体写真自体のオリジナリティや信憑性が疑われる可能性を露呈したことになり、天体写真を撮っている者にとってはあってはならない行為です。
特に、デジタル処理が当たり前になって、他人のデータでも少し加工して自分の作品のように見せかけるという今回の手口は、まさしく悪質と言わざるを得ません。
数年前に、絵画で賞を取った作品が贋作だったという事が、ニュースでありましたがこれと同じですね。
ちなみに、工業製品では、台湾や中国あたりからコピーがすぐに出てきます。私の本業の商品もいくつものコピー品が米国市場などへ流入しました。
こういった連中には、意地やプライドなんて皆無なんでしょうね。飯の種なら何でもやるという・・・。
Posted at 2009/10/11 19:10:05 | |
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天文 | 日記