DIYでオピネルカーボンを色黒に

先日ひょんなことからamazonギフト券を頂いたので買っちゃいました。
オピネルカーボンスチールのNo10
車中飯の時に包丁として使おうと思ってるんですが
カーボンスチールというとカッコいいですが
普通の炭素鋼の事ですw
なので勿論錆びます。

このオピネルのナイフ有名なのでご存知の方多いと思いますが
錆びないステンレス製の刃とメーカーにて黒染めしてある炭素鋼と
自分が買ったふつうの炭素鋼がありまして
サイズも大から小まで沢山あります。

その中でも包丁代りに使えるのはNo8〜10くらいだそうで
一番お安い炭素鋼バージョンを購入しました。
お値段2398円也

錆びない頻度で使うこともなく、
使用毎ににサラダ油でメンテする様なマメさもないので
自家製黒染めに挑戦。

ざっとネットで調べるとタンニンと酢に漬けると黒染めできるらしいのでレッツトライw

大まかな工程は
ナイフの分解
↓
刃の脱脂
↓
黒染め液を作成して刃を漬け込む
↓
刃をなんらかの油に漬け込んで
防錆効果を高める
↓
拭きあげて完了らしい・・・

で黒染め液の
タンニンて言うのは渋み成分らしくコーヒー、玉露、紅茶、烏龍茶なんかに含まれてるらしいです。
含まれてるタンニンの濃さは上記の順との事。

酢はふつうの食酢、レモン汁、なんかでオッケーとあります。

酢よりタンニンが肝なのかなと思いとりあえず家にあるタンニン三兄弟コーヒー、紅茶、烏龍茶全部使うことにw

次に酢ですが探したけど見当たらない。
すし酢は出てきましたが、砂糖や食塩昆布だしなんかが入ってて
なんだか気乗りしません。

で冷蔵庫をゴソゴソすると奥の方からいつのものかわからない
未開封のレモン汁が出てきましたw
この機会に成仏していただきます。

自家製黒染めをしておられる方々は大体
タンニン液と酢を8:2でやられてる方が多かったので
それにならいます。
で熱い状態の方が効き目？抜群と書いてる人が多かったので
レモン汁も温めます。


まずお湯を沸かしてコーヒーをドリップして
そいつに烏龍茶と紅茶のティーパックをポイポイ放り込んで煮詰めますw




なんだか怪しい怪しすぎるw

で、分解脱脂したこいつを



怪しい黒染め液にダイブさせます。
トレイに寝かせて入れてはダメとの事なので
ペットボトルぶった切って吊るして置きます。
時間は大体の人が2時間〜半日でやってる人が多いので
そのつもりで漬けながら
専門的なサイトを見てみると

漬けてからまず１０秒で引き上げてまだらになってないか確認する

なんですとw
慌てて引き上げるとムラなく綺麗に染まりつつあります。
ここから2時間位かなぁと
また読み進めると

長くても９０秒
それ以上漬けると黒い粉が出るのでやめましょう


w
すでに５分くらい漬けてるしw

で可及的速やかに引き上げて
拭いてみるとやはり黒い粉がw

粉がでなくなるまでゴシゴシキッチンペーパーで
拭きあげます。

次に油をつけて４５分程度置く。
浸漬するのではなくそこそこの粘度の油をつけて
また吊るしておけとのこと。

サラダ油にしようかと思いましたが
普通の機械油（食品切るけど良いのかw）の
水置換性のあるものをチョイスw

45分きっかりに油を拭き取ると




油でムラになりましたw
気に入らなければ表面を研磨して何度でも再チャレンジ可と
ありましたが面倒なのでこれでヨシとしますw

黒さはシゲル松崎くらいかな？
中々黒々として頼もしく見えますw

黒染めの防錆効果は
そんなに大したもんでもないらしいので
錆びさせたくない人はふつうにステンレス製を
買いましょうとの事でした。