今まで数え切れないくらいエブリイさんで車中泊してきましたが
今回初めての完全オフグリッド下での車中泊をしてみました。
基本車中泊なんで水道はない所が多いのですが
今回は携帯の電波もなしトイレもなし
電波拾えるところまでは車で20分ほど
当然交通量は1日に2台位?
おまけに熊出没注意ではなく
今年5月に熊に襲われました警告がある場所w
当然一人では心細いので今回初めての2名での車中泊
ジムニーの方々には普通の事かも知れませんが
クルマもメンタルもアレなんで結婚ドキドキでした。
で行程は昼飯晩飯後同乗者の都合でAM3:00の撤収
夜中の撤収も初めての経験
同行してくれる奇特な方の条件は
美味い飯とサプライズな体験
どちらも用意できそうなので
同行をお願いしました。
場所は前回飯食った場所にしようと思ったのですが
生憎この日はハンターの皆様が沢山
山に入っておられる様で
件の広目の河原は解体幼稚なとして
すでに先客が…
予備に見つけて置いたもう少し奥まで行った場所に変更
ここも一応小川が流れてて車一台で満車
車を置くと八畳程の広さしか残らないけどw
で行ってみるとやはりギリギリw
これでも多少鋤簾とスコップで地面をなだらかに
加工した後です。
横からの写真は荷物でリアが沈んでいるのではなく
地面の起伏で縮んでます。
でいつもの鋤簾と今回新たに購入した剣スコ。
写真右はいつも使ってる角スコ。
角スコは地面を均したり、土を掬ったりするのに
適したスコップなんですが
キャリアに積むと角度がきついので高さ的にもキャリアからはみ出るので土を掘るのに適した剣スコの小振りのやつを
買ってみました。
使ってみたら剣スコ使いにくいw
畑でもない限り土を掘るのはスコップでは
無理なんでそこは鋤簾のお仕事
写真中央のやつです。
絵的には同じ系統のツルハシの方が
良いんですが重たくて反対が尖ってるので
危ないw
で自分の場合、野良仕事や山に入るときに何か一つ
土いじりアイテム持ってけと言われたら
間違いなく幅の狭い鋤簾です。
リウマチの手にも優しく
簡単に石混じりの土も掘れるし
簡易根起こし、簡易草刈り、簡易平面出しと
機能は多彩w
汚い話になりますが自分は万年便秘なんで
未だに野◯ソの経験はないですが
山でのマナーとして掘って埋めるのも
丁度良い幅で掘れるんじゃないかとw
でこの日は夕方から雨が降るらしいので
初めてタープとやらを貼ってみました。
写真撮り忘れましたがw
何度かチャレンジしたんですが
強風だったりして一年程荷室の肥やしになってた物です。
キャリアの後端から後ろに向かって長く貼ってみたところ
中々良い感じで開けたリアゲートを丸々覆うので
雨降り後に上を向いていた
リアカメラ拭かなくて良いというメリットもw
で簡単で美味いと言えばアヒージョとパン
ちょっと油多めですが
今回は少し手間かけて鳥胸を
コンロで弱火で30分
ひっくり返して火を止めて10分で焼くと
中の水分を逃さず焼けるとTwitterで見たので
やってみました。
皮パリパリ、肉は柔らかでえぇ感じ。
流石にこの火力調整はトライポッドでも
組まない限り薪では無理なので
時間の限られた今回は見送り
でグダグダ呑みながら晩飯タイム
ここでお約束のサプライズ
カナディアントーチ
京都の美山にあるMTBコースの
Mトレイルの隣にある薪屋さん(本業は大工さん)
で無理を言って薪を小売(普段は軽トラ一杯ぶんで販売してるそうです)
してもらったらサービスしていただきましたw
これでもつ鍋食いますw
ただこの日は雨
トーチに着火する頃にはすでに雨。
濡らしたりはしなかったけど
だいぶ湿気を吸っていたらしく
火が安定するまでに10分程
しかも煙がやばいw
風下は呼吸出来ない位の凄さ
そして煙は全て車内へw

そして自壊するまで約40分少々
鍋がひっくり返りそうなので
途中から再びガスコンロの出番。
鍋を下ろしてからの火も綺麗だったけど
熾りはじめてからの
輝く年輪の綺麗さはもうたまらんですw
で食ったらアルコール抜くために
20:00から粗方の撤収準備と
寝る準備。
熊が出るかもしれないので
食べ物やその匂いのする物は全て車内へ
いたずらされても困るので
刃物や鈍器的な物も車内へ
荷室は寝床として使えないので
全ては運転席と助手席へ
これが結婚重労働w
でゲストにいつも自分が使ってる
マットを使ってもらい
自分は荷物の緩衝材のキルティングを敷いて
冬用寝袋
就寝前に付近を少しだけ散歩
小雨と霧でライト類はあまり役に立たず
でも付近が見えたらもっと怖いw
てか両者とも絶対に一人は無理!
と確認して寝床へ
気温は10度くらい
この気温だと冬用寝袋はまだ早い
暑くて速攻中で靴下脱いで寝袋のチャック全開
約束通り3:00に起きてタープ畳んで
窓の結露をハンドワイパーで落として
帰路へ
最初はタオルで拭いたりしてたんですが
ハンドワイパーの方が百倍早いですw
百均のはゴムが硬いやつが多いので
ホムセンで柔らかいのを買いなおしました。
百均で思い出しましたが
オイルランタンのケースに使える物が百均にありました。
2リッターペットボトル用カバー
写真左の奴です。
これがピッタリな上に中は
アルミシートになってて
灯油溢れも多少安心簡易があります。
後自分が使ってる焚き火台は
これなんですが
これの焚き口に百均のステンレストレーの中判
下に大判がまさにピッタリの大きさ
今回の写真はないですが
2年以上酷使して多少ヨレてますが
まだまだ使えそうです。
スーパーで確か2000円しなかった様なw
話はだいぶそれましたが
30分程で撤収準備も終わり
帰路へ
帰りも山中では熊は勿論鹿や狸とも出会わず
逆に麓の町で大量の鹿を見ました。
もしかしたらハンターさん達に追われて
麓に疎開してきたのかもしれません…
で牛丼屋で二人で朝飯食べて集合場所で解散し
日が登ると共に帰宅。
まずはヘッデンなんかの
灯火類のバッテリー充電
タープ干して荷物を下ろし
ヤニまみれの調理器具を金属タワシでガシガシ洗い
エブリイさんも洗車
気がつけば10万キロ超えてたので
いつもより少しだけ手厚く洗車w
いつも通り洗車時に林道の枝なんかで
引っ掻かれた傷や錆が出てる場所をタッチペンで
塗り塗り。
そしてリアゲート付近で焚き火した後の
メンテ
リアゲート付近の荷室のヤニ取り
リアゲートのダンパーに油を塗る作業
(これやらないとヤニでギシギシうるさいw)
後は車内の布というの布に
こいつを噴霧
こいつが一番ヤニの匂いを抑える様な気がするw
タープを畳んで収納
今回は色々と器具も多かったんで
時間がかかる
同行した奇特な方の感想は
軽バンでの車中泊は一区切りごとの手間が大変
けどこのサイズでないとそこにたどり着けないジレンマw
最初にして中々確信をついていらっしゃるw
Posted at 2020/11/23 19:02:45 | |
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