ニュースでご存知かと思いますが、福井県は記録的な大雪になりました。昭和57年の「56豪雪」に匹敵する大雪だそうです。

国道8号線も大渋滞、動かなくなったクルマが今も10kmに渡って立ち往生しているそうです。近所の道路も除雪の雪で対向できず、前方からクルマが来るとヒヤヒヤしながらのスレ違いです。
昨夜、寝るときに外を確認したのですが、それほど積もってはいませんでした。しかし、ワタシが寝た後、雪はどんどん降り始めました。以下は国交省の積雪情報です。深夜にどんどん積もっていたようです。

朝起きて外を確認すると、クルマの屋根には50cm超えの積雪。クルマのドアも開きませんでした。
以下画像はカノジョのクルマです。朝はこんな感じでした。

とりあえず、今日は早出なので4時半に玄関を出て、簡単に除雪。かなり深い雪でしたが、このくらいの新雪なら突破できるだろうと、まだ除雪されていない住宅街の中の道を突っ切りました。
が、幹線道に出る所に壁のような除雪の塊があり、一旦停止して左右確認していざ発進、が、そこからタイヤが空転、ヤバいと思う間もなく完全に亀の子状態になってしまいました。
朝4時半ということで、住宅街からのクルマの出入りはありませんでしたが、どうにもこうにもマイふぉれす太くんが動きません。焦りました。
仕方なくハザードを点灯させておき、歩いて自宅に戻り、スコップを取ってきました。ちなみに四駆なので、スコップなんて車載したことはなかったんです。
格闘すること90分、ようやく脱出できました。おかげで雪と汗でベタベタになってしまい、会社への到着もかなり遅れてしまいました。
今回のフォレスターのスタックは、いろいろと勉強になりました。
空転時間が長かったせいで、VDCのランプが点灯しっぱなしになりました。そのうちデフオイル温度警告ランプも同時点灯。アイドリングにしても警告はまったく消えません。この時はクルマが壊れたかと思いました。
これら警告灯は、一度エンジンOFFにしないと消えないことが半明。しかもそのまま(エンジンをかけたまま)だとVDCがOFFになったままになってしまいます。なのでVDCボタンを操作してもランプは点灯しっぱなし。エンジンを一度OFFにして、警告をリセットする必要がありました…orz。また空転した際はアクセルをいったん戻し、そしてしばらくしないと、VDCがOFFのまま(異常検知)になるようです。
このあたりのことをあまり認知していなかったので、亀の子が無くなり、ようやく四輪が接地しても、なかなか脱出できませんでした。
雪道でこのような状況に陥った場合は、アクセルONしての脱出を図る前に、VDCを任意でボタンOFFさせて、それで脱出できるか様子をみます。ちなみにこの状態でもLSDは動作するそうです。そうしないと、以上のような異常検知となって、ニッチもサッチもいかなくなるそうですよ。
以前乗っていたT30エクストレイルでは、かなりな積雪量でも、強引にグングン走ってくれて、不安はまったくありませんでしたが、マイふぉれす太くんの場合は、雪道走行においては、使い方にちょっと慣れが必要のようです。最近のコンピューターによるトラクションコントロールはまったく難しい。いやー焦った。
Posted at 2018/02/06 22:21:27 | |
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