
ボディに付着した鉄粉を取り除くための、粘土(クレイ)クリーナーのお話。

粘土クリーナーを初めて使ったのは、もうずいぶん前のこと。たぶん材質的には当時と何も変わってないとは思うけど、やり方がハンパだったりで、初めの頃はいろいろとトラブったりしましたねぇ…はぁ…。
まぁ何度かやっているうちに慣れてきまして、今ではたまにコレをやらないと、洗たく好きとしては落ち着かないわけであります (^o^;)
コツとしては、
① 施工面の汚れをシャンプーで落とし、流水(出来ればシャワー)を惜しまず使って作業する。
② 施工は丸く円を書かない。タテタテ(進行)方向で。
③ ハッチバックなら、ルーフとボンネット、ドアミラーくらいの施工でOK。
④ 使用後は、必ず濡らしてパッキン容器へ。
霧吹きなどでやる人もいますが、濃色車でやるとわかりますが、水量不足のため粘土がボディに残ってしまったりすることが多々あります。薄色車ではこれに気づきません。これが残ると後々何かと厄介です。なので多めの流水で作業するといいです。
また、基本的に粘土に手圧をかけてはいけません。滑らすように動かします。また、方向も進行方向一方向がベスト。昔、丸く円を描いて施工したら、ボディがウロコキズになって酷いことになりました…orz
また、いろんな説明を見ると、タテタテ、ヨコヨコとありますが、経験的にこれをやるとキズが出来ます。進行方向にタテタテがいいです(ホント)。

ボンネット半分やったら粘土を折り返し。だいたいこの面積が粘土折り返しのタイミングかなと。
粘土を濡れたボディ上に置いた状態で水を流し、粘土が自然にボディ上をツルルンと流れていけば、鉄粉除去作業は完了〜♪

施工場所と未施工場所を指先で触ってみても、ツルツルになったのがわかるはず。
施工のインターバルは、だいたい2ヶ月に1回くらいかな。そうそう何回もやる必要はないと思います。
使い終わった粘土は水気を与えてから、密封保存式ケースへ。あんまり古い粘土は延びが悪くなるので使わない方がよかったね(経験則)。

それと、市販粘土クリーナーの値段には様々あるけど、どれもほとんど変わりないのは、これまでの経験から言えること。なのでお安いやつで十分ですよ。千円のやつでも、五百円のやつでも変わりなし。
とにかくボディがツルッツルッになりますね。濃色車だと鉄粉が無くなることでボディの艶が蘇ります。正常な塗面の反射になるからでしょうね。
めでたしめでたし。
Posted at 2020/04/29 16:23:54 | |
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