ＩＷＣ　“アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ”モデル

パイロット・ウォッチ・オートマティック
“アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ”
２００７年モデル：パワーリザーブ表示付き

『星の王子様』のフランスの作家としても有名なアントワーヌ　ド　サンテグジュペリ（１９００～１９４４）。
そのサンテグジュペリが1929年に出版した『南方郵便機』にちなみ、限定で発売された2007年モデルです。SSケースバージョンは限定1178本。

日付表示の横には彼のイニシャル『A』のロゴが刻まれています。
ケース径：44mm
ムーブメント：　自動巻 Cal.30140 40時間パワーリザーブ

サンテグジュペリは、航空時代が本格的に幕を開けた頃、フランスから西アフリカを経て南米へと至る、壮大な空路の開拓に活躍しました。
このＩＷＣのパイロット・ウォッチは、そんな時代への時間旅行に誘う、ロマンあふれる腕時計の１本です。

裏蓋には、1927年に彼が従事していた貨物機パイロットのルート、トゥールーズ―カサブランカ間(ダカール・ルート)がエングレービングされています。

ちなみに2006年は、クロノグラフモデルで、
2008年（新作予定）はＵＴＣモデル（※）

※現在世界標準として使用されている標準時は、 ＵＴＣ : Coordinated Universal Time (協定世界時) です。
ＪＳＴ (日本標準時) は UTC + 9 時間となります。
そして UTC は TAI (国際原子時) をベースとしており, それに適時閏秒 (leap second) を加えたものです。ＧＭＴ (グリニッジ標準時) から世界標準時としての役割をＵＴＣによってとって代わられており、また従来の意味におけるＧＭＴは UT (更に細かく UT0, UT1, UT2 と別れる) として引き継がれ、学術的には消滅してしまいました。
が、広く一般的に流布した言葉であるため、本来ＵＴＣとすべきところに使用されることが多々あります。（時計では、まだまだＧＭＴというのが一般的かな。）