あまりに人気がありすぎて、受注停止になったRAV4 PHV。
PHV乗りとしては気になる存在でした。
ただ、トヨタとしてもそこまで人気が出るとは予想しておらず、月販目標台数は300台と少なく見積もっている。その理由は既存のPHEV車がそれほど売れていないことにある。
こんなに売れるとは思ってなかった、と営業の方もおっしゃってました。
その関係からか試乗車も少ない状況で、近所のディーラーには置いていないため、富士山の麓まで遠征してきました(^^
全長4600×全幅1855×全高1690mm 車両重量1900kg
車重は少し重いけど、大き過ぎず程よいサイズ感。
試乗車は中間グレードの「Z」。
ちなみにルーフがブラックになる上位グレード「BLACK TONE」、下位グレードが「G」となっており、それぞれ装備の差がありますが、「Z」グレードでも十分な装備内容となっています。
そして、全グレードともに「E-Four」で、リアをモーター駆動する4WD。
フロントグリルとその左右のDRL、フロント下部のシルバーの加飾がPHV専用。
車体色がブラックでわかりにくいけど、ホイールアーチもグロス塗装になっています。
車体中央の床面に18.1kWhのリチウムイオンバッテリーが搭載されている。
満充電時のEV走行可能距離は95㎞。
ちなみにアウトランダーPHEVが65km、プリウスPHVが68.2㎞。
この距離が長いほど、利用範囲も広がるので、大きなアドバンテージだと思います。
これも売れた理由の1つでしょう。
外部充電時だけのようですが、冬場のバッテリー温度低下対策として、駆動用バッテリーヒーターを備えているそうです。
重量のあるバッテリーがセンターボトムにあるので重量バランスは良さそうです。
普通のRAV4と差別化するPHVの赤いエンブレム。
フロントフェンダーにも誇らしげなエンブレムが。
この辺があか抜けないというか、日本車っぽいですね。
コレ要りますか!?
充電ポートは普通充電のみ。
バッテリー保護なのか、コストダウンなのか。
プリウスPHVは急速充電も付いていたんですけどね~
外部給電機能を標準化しており、車内と車外のコンセントから100ボルトで最大1500ワットの電力を供給できる。
1500ワットを連続利用した場合、電池で7時間、エンジンを併用すれば3日間電力供給を続けられる。災害時も使えるクルマですね。
こういう使い方ができるので、キャンプする方は重宝しそうです。
エンジンは2.5Lのハイブリッド。
RAV4のハイブリッド車よりもシステム出力が向上しているそうで、システム全体の出力は306PSとなり、0 → 100km/h加速は6.0秒となかなかの駿足です。
肌に触れる部分は何かしら装飾されていて、丁寧に作られてある印象。
合皮のシートは運転席、助手席ともに電動。
ソフトな感じで座り心地は良いです。
本革のステアリングも黒に赤ステッチ。
左右にアナログメーター、センター部分がディスプレイになっていて画面切り替え可能。
ただ、表示内容が洗練されているとは言えず、この辺のクオリティはもう一歩な感じ。。
9インチのディスプレイオーディオとセンターコンソールの使い勝手は良さそう。
最近はディスプレイ上のボタンを減らしているクルマが多いので、スマートには見えない。
シフトレバーとモード切替スイッチ群。電子ブレーキはホールド機能付き。
ドライブモードは、「ECO」、「NORMAL」、「SPORT」、そして「TRAIL」。
走行モードは、「EV」、「HV」、長押しで「バッテリーチャージ」。
「AUTO」はEV/HVの自動制御したスポーティな走りにも対応。
ドライブモードを「SPORT」にすると、センターディスプレイが赤くなります。
以下のように、ACC等、様々な情報を知らせてくれますが、はっきり言って見にくい。
慣れかもしれませんが、もう少し表示方法を洗練させてほしいです。。
バックモニターにアラウンドビューが付いていますが、解像度は粗いです。。
センターのアームレスト内は、トレイと2つの充電ポート。
Zグレード以上には、シートヒーター+シートクーラーが標準装備。
これはいいですね!
ステアリングヒーター
VIEWボタンでカメラを任意に表示可能。
ルームミラーは一般的な自動防眩ミラー。オプションでデジタルインナーミラーも選択可能。
BLACK TONEはデジタルインナーミラーが標準。
ラゲージ容量は490L。
パット見ではもっと容量があるように見えるんですが。
ちなみに同じくミドルSUVのティグアンは615L。そう見えませんけど。。
トランク下にはテンパータイヤが入っていて使えるスペースはわずか。
前後とも同じ18インチ7Jアルミ タイヤ:225/60R18
いざ試乗へ~
走行前のエネルギーモニター。バッテリーからエアコンに電気を供給しています。
EVモードで走りだすと、バッテリーからフロントモーターへ電気が供給される。
基本的にはFFのようです。
それにしても静か。。
外部の音が入ってこない中、静かに加速していきます。
乗り心地もいいので、初めて乗る人は感動しますね!
この静粛性を高めるために、吸遮音材の最適配置、ダッシュパネルやフロアの吸音材範囲の拡大、さらにフロントガラスとフロントドアガラスに「高遮音性ガラス」を採用して風切り音を低減しているそう。
たしかに静かです。EVの質の高い走りには、この静粛性能も重要だと思います。
写真は撮れませんでしたが、アクセルを踏み込むとリアモーターも駆動されます。
エンジンが稼働し、バッテリーからフロントモーターへ電力を供給しつつ、そのバッテリーも充電されている状態。
「Z」グレードの車両本体価格は499万也。
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