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ゴルフ8、今更ながらMyDにて試乗しました。

試乗車はドルフィングレーメタリックのヴァリアントRライン。

直4、1.5LターボのeTSIエンジン。

48Vのマイルドハイブリッドと負荷により2気筒を休止させる、アクティブシリンダーマネージメント（ACT）を搭載。

全長4,640×全幅1,790×全高1,485mm

車両重量1,430kg

150PS　25.5kgm　7速DCT

キーのデザインが大きく変更されたんですね。

以前のメッキ＋マット素材からグロス素材になりましたが、雑に扱うと擦りキズが目立ちますね。

眼光鋭くなったフロントフェイス。

先代よりも車幅が10mm小さくなりました。

Cセグはこの辺が妥当なんでしょう。

ヘッドコンソールのライトもタッチ式。

国産では増えてきたディスプレイタイプのバックミラー、海外勢には標準装備されませんねぇ。

ドアのスイッチ類は旧来のままですね。

ドアよりも内側のスイッチはタッチセンサーです。

タッチセンサーの方が先進的な感じがしますが、多くの方が指摘しているように物理スイッチの方が使いやすいですね。

リアシートは可もなく不可もなく、十分なスペースを確保。

リアコンソールも必要にして十分な機能を有しています。

荷室容量は611L。

先代が605Lだったので、広くなったのはわずか6Lですが、それ以上に広くなったように感じるのは気のせい！？

10インチのセンターモニター。

右側にある”□”がホームボタン。

機能別にアイコンが並び、スマホ感覚で使えるインターフェースになっています。

その下にエアコンや音量調整等、よく使うであろう機能のタッチセンサーがあります。

機能の設定もビジュアル化され、とてもわかりやすい。

スマートな操作感の一方、ボタンを少なくしたデメリットとして、細かな設定変更はメニューを掘り下げる必要があり、もたついたり、直感的な操作が難しい。

これでイライラする人もいるのではないでしょうか。

バックモニター表示。

残念ながらアラウンドビューは無し。

いざ試乗へ。

今回、体感したいのは「48Vマイルドハイブリッドの効果」と「レーンキープアシストの性能」です。

マイルドハイブリッドの効果は、走り出してすぐにわかりました。

タイヤが回り始めるときにモーターのアシストにより、自分のイメージ以上にググッとクルマが前進します。また、アイドリングストップからのエンジン始動も滑らかです。

マイルドハイブリッドの効果はスタート時だけでなく、中間加速でもモーターのアシストを感じました。

日本のハイブリッドだと燃費をアシストしているイメージですが、海外勢は走りをアシストしているように思います。

では、レーンキープアシスト性能はどうか。

走行条件が整うバイパスで試してみます。

残念ながら、こちらは先代同様、白線間のセンターをキープできず、白線が近づいてからようやくアシストするので、ピンボール状態になります。

フロントガラス上部のカメラは単眼のままですし、機能的なアップデートもないのでしょう。

運転席ダッシュボード上にあるヘッドアップディスプレイは、フロントガラス投影に進化していました。

レーンキープアシストは残念でしたが、それ以外は乗りやすく正常進化していると感じました。

最小回転半径は5.1mと小回りがきき、程よいサイズ感、運動性能、居住性も兼ね備えたゴルフは、やはりワールドスタンダードですね。