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2020年10月28日 イイね!

BMW M5

BMW M5

BMWのハイパフォーマンスセダン「M5」、せり吉さんと一緒にドライブしてきました~♪


〔BMW M5〕 6代目 F90型

4.4ℓ V型8気筒ツインパワーターボ
600PS/6000rpm 750Nm/1800-5600rpm
8速AT M xDrive(4WD)
車両価格:¥17,400,000也(オプション含まず)

※9月末、5シリーズに合わせ、M5もフェイスリフトされましたが基本スペックは同じ。


最高出力600ps、0-100km/h加速は3.4秒!

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一見そんなハイパフォーマンスを秘めているとは見えないジェントルな外見が「羊の皮をかぶった狼」と言われる所以ですね。

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バンク内にターボチャージャーを配する4.4L V8ツインターボエンジンは迫力のサイズ。

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全長4965×全幅1905×全高1480mm

全高以外は5シリーズと同サイズ。

パッと見は大きく見えませんが、そこそこのボディサイズです。
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伸びやかで余裕のあるフォルムがカッコイイ~

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デュアルエキゾーストパイプとディフェーザーが特別なモデルであることをさりげなく主張。

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ラゲッジルーム容量:530L

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ルーフはカーボンファイバー強化樹脂(CFRP)製。

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フロント:9.5J×20インチ、タイヤはミシュランPILOT SPORT 4S 275/35ZR20。

大径ブレーキとキャリパーで強力なストッピングパワーを発揮。
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リア:10.5J×20インチ、285/35ZR20。

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非の打ち所がないインテリア。
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Mモデル専用パーツがいくつかあるうちの一つ「M マルチファンクション・シート」。

ガッチリ身体をホールドしてくれます。
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シートで可動する部分はすべて電動。なんとヘッドレストまで電動で動きます。

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助手席も全く同じ機能!フロントシートファーストなクルマです。

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シートメモリーの左端はマッサージスイッチ!ソフトなもみ心地です(^^;

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木目とレザーのゴージャスな

内装。高級サルーンです。

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アクセルペダルはオルガン式。ブレーキとともに自然な操作感でした。

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BMW独特の太めのステアリングですが、ステッチとMマークでさりげなく特別感を主張。

ステアリングホイールに備わる、赤いM1/M2ボタン。

メモリしたドライブモードをワンプッシュで瞬時に呼び出すことができる。

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「Mモデル」専用のメーターパネル。

スピードメーター、タコメーター、燃料計、油温計はアナログで表示される。
液晶ディスプレイになっていますが、メーター周りにはリングが付きます。

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赤いスタートボタンがその気にさせます(^^

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10.2インチのセンターディスプレイ。

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バックモニターは解像度も高く見やすい。
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トランスミッションはMステップトロニック8速AT。

シフトレバー右横のスイッチは、エンジン・サスペンション・ステアリングの設定スイッチ。

それぞれ好みの設定を微調整可能。
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シフトノブ上部の矢印スイッチを操作することで3つのシフトプログラムから選択できる。
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リアシートのスペースも十分。

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リアのコントローラも立派です。エアコンは4ゾーンで調整可能。

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エンジンをかけると、「グオォォン!」という爆音が(^^;

やはり只者ではない迫力があります。

ただ、通常のマフラーモードであれば、車内にいる限り静かです。


シートベルトをして走りだすと、さらにベルトがキュッと締められる。

ドライバの気持ちも引き締まりますね。


まずは高速道路を巡行して、ドライブフィールの感触をつかみます。

走り出しから余裕のトルクとパワーで、アクセルをわずかに踏むだけで流れに乗れます(^^

アクセルを1/3開けただけでも、とんでもない加速をします(^^;


とはいえ、コンフォートなドライブモードで走る分には静かなサルーンです。

路面状況によっては、多少コツコツ感はありますが、通常利用には十分な乗り心地です。

この2面性というか、相反するような性能を高次元で実現できているところがスゴいですね。

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Mモデルのセダンとしては初めて4WDシステム「M xDrive」を採用。

「M xDrive」は、基本的に前後0:100のトルク配分からスタートし、必要な時に必要なだけ前輪にトルクを伝える。

600psというハイパワーを安全、確実に路面に伝えるには4WDが必要なんでしょう。

M5だけでなく、今や世界の名だたるスーパースポーツカーはほとんど4WD化してますね。


そのおかげで、凄まじいスタートダッシュをします~

トラクションがしっかりかかり、何もブレず安定して加速するのはスゴいの一言。alt


ADASについても、最新のシステムではないですが、十分な精度、性能だと思いました。

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ヘッドアップディスプレイにも表示。

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フロントにステレオカメラを内蔵するほか、ミリ波レーダーを前方に3基、後方に2基備える。

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カタログのキャッチコピー「全てを凌駕する、その一台。」まさにそのとおりだと思います。

M5のように2面性をハイレベルでこなせるクルマは、他に見当たらないのではないでしょうか。

反面、おとなしい外観ゆえに物足りなく感じなくもありません。

この匙加減が難しいところですが、おそらくこのバランスが最良なんでしょう。


過激なスペックでありながら、運転技量や経験を問わず扱える。これ一台で街中からサーキットまで走らせられる”スーパースポーツセダン”だと思いました。

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Posted at 2020/10/30 22:25:21 | コメント(0) | クルマ
2020年10月23日 イイね!

TOYOTA RAV4 PHV

TOYOTA RAV4 PHV

あまりに人気がありすぎて、受注停止になったRAV4 PHV。

PHV乗りとしては気になる存在でした。


ただ、トヨタとしてもそこまで人気が出るとは予想しておらず、月販目標台数は300台と少なく見積もっている。その理由は既存のPHEV車がそれほど売れていないことにある。

こんなに売れるとは思ってなかった、と営業の方もおっしゃってました。


その関係からか試乗車も少ない状況で、近所のディーラーには置いていないため、富士山の麓まで遠征してきました(^^


全長4600×全幅1855×全高1690mm  車両重量1900kg

車重は少し重いけど、大き過ぎず程よいサイズ感。

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試乗車は中間グレードの「Z」。

ちなみにルーフがブラックになる上位グレード「BLACK TONE」、下位グレードが「G」となっており、それぞれ装備の差がありますが、「Z」グレードでも十分な装備内容となっています。

そして、全グレードともに「E-Four」で、リアをモーター駆動する4WD。


フロントグリルとその左右のDRL、フロント下部のシルバーの加飾がPHV専用。

車体色がブラックでわかりにくいけど、ホイールアーチもグロス塗装になっています。

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車体中央の床面に18.1kWhのリチウムイオンバッテリーが搭載されている。

満充電時のEV走行可能距離は95㎞。

ちなみにアウトランダーPHEVが65km、プリウスPHVが68.2㎞。

この距離が長いほど、利用範囲も広がるので、大きなアドバンテージだと思います。

これも売れた理由の1つでしょう。


外部充電時だけのようですが、冬場のバッテリー温度低下対策として、駆動用バッテリーヒーターを備えているそうです。

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重量のあるバッテリーがセンターボトムにあるので重量バランスは良さそうです。

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普通のRAV4と差別化するPHVの赤いエンブレム。

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フロントフェンダーにも誇らしげなエンブレムが。

この辺があか抜けないというか、日本車っぽいですね。

コレ要りますか!?

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充電ポートは普通充電のみ。

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バッテリー保護なのか、コストダウンなのか。

プリウスPHVは急速充電も付いていたんですけどね~

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外部給電機能を標準化しており、車内と車外のコンセントから100ボルトで最大1500ワットの電力を供給できる。

1500ワットを連続利用した場合、電池で7時間、エンジンを併用すれば3日間電力供給を続けられる。災害時も使えるクルマですね。


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こういう使い方ができるので、キャンプする方は重宝しそうです。

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エンジンは2.5Lのハイブリッド。

RAV4のハイブリッド車よりもシステム出力が向上しているそうで、システム全体の出力は306PSとなり、0 → 100km/h加速は6.0秒となかなかの駿足です。

燃費は22.2km/Lと、この排気量にしては優秀。alt


黒ベースに赤ステッチの内装。alt


肌に触れる部分は何かしら装飾されていて、丁寧に作られてある印象。

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合皮のシートは運転席、助手席ともに電動。

ソフトな感じで座り心地は良いです。

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本革のステアリングも黒に赤ステッチ。

ACC他、必要な機能はステアリングスイッチで操作可能。alt


左右にアナログメーター、センター部分がディスプレイになっていて画面切り替え可能。

ただ、表示内容が洗練されているとは言えず、この辺のクオリティはもう一歩な感じ。。

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9インチのディスプレイオーディオとセンターコンソールの使い勝手は良さそう。

最近はディスプレイ上のボタンを減らしているクルマが多いので、スマートには見えない。

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シフトレバーとモード切替スイッチ群。電子ブレーキはホールド機能付き。

ドライブモードは、「ECO」、「NORMAL」、「SPORT」、そして「TRAIL」。

走行モードは、「EV」、「HV」、長押しで「バッテリーチャージ」。

AUTO」はEV/HVの自動制御したスポーティな走りにも対応。

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ドライブモードを「SPORT」にすると、センターディスプレイが赤くなります。

以下のように、ACC等、様々な情報を知らせてくれますが、はっきり言って見にくい。

慣れかもしれませんが、もう少し表示方法を洗練させてほしいです。。

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バックモニターにアラウンドビューが付いていますが、解像度は粗いです。。

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センターのアームレスト内は、トレイと2つの充電ポート。

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Zグレード以上には、シートヒーターシートクーラーが標準装備。

これはいいですね!

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後席シートヒーターは全車標準装備。

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他にも便利機能が付いています。

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ステアリングヒーター

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VIEWボタンでカメラを任意に表示可能。

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ルームミラーは一般的な自動防眩ミラー。オプションでデジタルインナーミラーも選択可能。

BLACK TONEはデジタルインナーミラーが標準。

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6:4で分割可倒式リアシート。足元スペースの広さも十分。

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エアコン吹き出し口とUSB給電ポート。

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ラゲージ容量は490L。

パット見ではもっと容量があるように見えるんですが。

ちなみに同じくミドルSUVのティグアンは615L。そう見えませんけど。。

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トランク下にはテンパータイヤが入っていて使えるスペースはわずか。alt


パワーバックドアのボタンは防水仕様?
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前後とも同じ18インチ7Jアルミ タイヤ:225/60R18
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いざ試乗へ~

この試乗コースのロケーションは最高です!
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走行前のエネルギーモニター。バッテリーからエアコンに電気を供給しています。
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EVモードで走りだすと、バッテリーからフロントモーターへ電気が供給される。

基本的にはFFのようです。


それにしても静か。。

外部の音が入ってこない中、静かに加速していきます。

乗り心地もいいので、初めて乗る人は感動しますね!


この静粛性を高めるために、吸遮音材の最適配置、ダッシュパネルやフロアの吸音材範囲の拡大、さらにフロントガラスとフロントドアガラスに「高遮音性ガラス」を採用して風切り音を低減しているそう。

たしかに静かです。EVの質の高い走りには、この静粛性能も重要だと思います。


写真は撮れませんでしたが、アクセルを踏み込むとリアモーターも駆動されます。

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峠道へ。
スタビリティは高いし、乗り心地も良好
ただ、ヨーロッパ車のようなステアリングの切れ味はないですね。
コーナー手前でステアリングを切り始めの感覚は微妙です。。
AUTOモードで坂道を登っていくと、エンジンがかかりました。
さすがに上り坂だとエンジンが唸ってCVT特有の唸る音が出て、ちょっと残念。。
EVモードがいいだけに、そのギャップは大きいですね。
ただ、HVモードでもバッテリーパワーを活用してエンジン回転数を抑えることで、加速時のエンジンノイズを低減するそうです。
実際、平坦な道だとエンジンがかかっているかわからないくらいです。
静粛性へのこだわりが半端ないと感じました(^^;

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コーナーやアップダウンが続く峠道だと、エネルギーモニターの表示が目まぐるしく変わります。

エンジンが稼働し、バッテリーからフロントモーターへ電力を供給しつつ、そのバッテリーも充電されている状態。

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「Z」グレードの車両本体価格は499万也。

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RAV4 PHV、いいクルマです。日本車アレルギーがない方にはオススメできますね。
人気のSUVで、運動性能も高く、静粛性も高い、EVの走行距離も長く、バッテリーが切れてもHV走行で「充電切れ」の心配はない。HVのため燃費も良い。
クルマに要求される様々なものがハイレベルで実現できており、、まさにいいとこどりをしたクルマです。
しかもトヨタが作っていますので、売れないわけがない。
これを機にPHVのラインナップが増えていきそうなエポックメイキングなクルマ、というと言いすぎか(^^;
あとはデザインが気に入るか、ハンドリングやCVTフィーリングを含めた「走り」が気にならないか、ですね。

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Posted at 2020/10/23 22:01:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2020年10月17日 イイね!

TOYOTA GR YARIS

TOYOTA GR YARIS
ご存じトヨタのスポーツカーブランドGRの一台、「GR YARIS」に試乗してきました。
WRCからフィードバックした様々なノウハウを投入した、トヨタが一から作ったスポーツカー。
WRCホモロゲーション獲得モデルでもある。
新設されたGR専用の生産ライン「GR Factory」で作られているそうです。
カタログにも豊田章男社長の想いが入っているように感じます。
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試乗したグレードは、トップモデルの「RZ High Performance」。
1.6Lターボの4WDです。
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全長×全幅×全高:3995×1805×1460mm
ホイールベース:2558mm
最高出力:200kW[272ps]/6500rpm
最大トルク:370Nm[37.7kgm]/3000~4600rpm
車両重量:1280kg

迫力のフロントマスク。
ラジエーターグリル・フロントサイドディフューザーはピアノブラック塗装。
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ヘッドライトは3灯式LED。そして、GRバッジ。
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DRLはこんな感じで光ります。
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コンパクトなボディですが、ボリューミーなので存在感あります。

サスペンション…フロント:マクファーソンストラット、リア:ダブルウィッシュボーン

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テールライトはこんな感じで光ります。
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ピアノブラック塗装のリアディフェーザー、マフラーは左右2本出し。

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ルーフはなんとカーボン(CFRP)!
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エンジンフード、左右ドア、バックドアはアルミ!
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タイヤはミシュラン製Pilot Sport 4S。前後とも225/40ZR18。
BBS製の8J 鍛造アルミホイール!
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ブレーキも前後ともベンチレーテッドディスク。
フロントはアルミ製対向4ポッド、リアもアルミ製で対向2ポッド。
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エンジン形式は、直列3気筒DOHC直噴ターボチャージャー。
そう、3気筒なんですよね。
WRCに出ているヤリスは4気筒ターボに対して、GRヤリスは3気筒ターボ。
個人的にはここが納得いかない。。
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3気筒を選んだのは軽量コンパクトに仕立てるため!?
272psを発するコンパクトな直列3気筒1.6Lターボエンジン。
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黒ベースのインテリア。
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内装はソフトパッドやスエードを組み合わせ、質感を上げています。
少なくともヤリスクロスよりは加飾されてます。
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ウルトラスエードと合皮コンビのプレミアムスポーツシート。
ただ、手動だと微妙にしっくりこないときがあるんですよねぇ。
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コンパクト感のあるコックピット。
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トランスミッションはマニュアルオンリー。
6速iMT。iMTとは?
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iMT → インテリジェントマニュアルトランスミッション
このスイッチを入れた状態で変速操作をすると、エンジン回転数を自動的に合わせてスムーズな変速をアシストしてくれます。
ポルシェのAUTO BLIPみたいな感じですね。
これがあるとヒール&トゥーしなくていいですし、マニュアルの運転がラクになります。
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ペダルはアルミ製。
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ヘッドコンソール。
GRヤリスは、DCM (専用通信機)を標準装備したコネクテッドカーでもある。
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本革巻ステアリング
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メーターはいたって普通に見えますが、レッドゾーンは7000rpm!
そして、スピードメーターは280km!
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8インチのディスプレイオーディオ。
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バックモニタは必要最低限な内容。
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この辺はチープな感じですが、
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WRCのノウハウがフィードバックされた証しが貼ってあります。
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乗車定員は4人です。
広くはないです、スポーツカーですから。
でも、荷物を置くには十分ですね。
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トランクスペースも期待しちゃいけません。
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トランクの蓋を開けるとバッテリーが。
重量配分の関係でしょう。
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GRヤリスの4WDシステムは、「GR-FOUR」という新開発のスポーツ4WDシステム。
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シフトノブの前にある、この4WDモードスイッチで切り替えます。
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新開発のフルタイム4WD「GR-FOUR」は、アクティブトルクスプリット4WDシステム。
フロント、リアのトルセンLSDに加え、電子制御多板クラッチセンターデフにより、前後のトルク配分を可変する機構を装備。
以下の3つのトルク配分モードを切り替えることができる。
NORMALモード → フロント60:リア40
SPORTモード → フロント30:リア70
TRACKモード → フロント50:リア50
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いざ、試乗へ。
普通の試乗ですから、渋滞しまくりの一般道です(^^;
GRヤリスの本領など発揮できる環境じゃないんですが、それでもエンジンが元気な感じは十分伝わってきます。
4000rpmを超えたあたりからエンジン音が甲高くなり、パワー感も増してきます。
まるでNAのような感じで回して楽しめます♪
3気筒というとスポーティなイメージではないですが、さすがにスペシャルメイドなエンジン、十分パワフルでスポーティです。
場所によっては一般道でも性能を使いきれる、ちょうどよい性能だと思います。
少し慣れたところで、4WDシステムを切り替えてみます。
NORMALだとFF感が強いところ、SPORTでFR寄りになるとググッと後ろから押される感じになってパワーが上がったような錯覚が。TRACKモードはその感覚がなくなり、ニュートラルな感じ。
私の好みはSPORTですね。
GR-FOURのモードを切り替えて、サーキットや峠を走ってみたいですね~
まあ、一般道でも体感はできるので、とても面白いしくみだと思います。
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RZ“High performance” の車両本体価格は4,560,000円 (税込)。
この車両の場合、オプションと付属品でこの価格。
はたして、この価格を安いと感じるか、高いと感じるか。。
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マニュアルTMということもあり、ターゲットはかなり限定されそうですが、こういうクルマの存在そのものが、カーライフを楽しいものにしてくれると思います。
これからの日本車にさらなる期待をしています。
Posted at 2020/10/17 20:52:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ
2020年10月10日 イイね!

VWのACC

VWのACC

最近はBセグメントの低価格車でもADAS(Advanced Driver Assistance System:先進運転支援システム)が標準に近い形で装備されてきています。


しかし、ピンキリとまでは言わないまでも、車種によってかなり性能差があると感じます。

数値として出にくい部分ですが、快適性、安全性から考えると、今後は重要なファクターになってくると思われます。


さて、自車のティグアンとパサートGTEを乗り比べると、ACC(アダプティブクルーズコントロール)走行時の性能差がかなりあると感じます。

同じメーカーのクルマですし、クラス的にも近いはずなので、同じ仕様かと思ったんですが、そうでもないようです。


ティグアンで第二東名高速の120km/h区間を走行中の画像。

アベレージ速度が上がると快適ですが、ますますACC等の正確さが求められます。

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あらためてVWのADASの一部を簡単におさらいしますと、


■ACC(アダプティブクルーズコントロール)

・通常のクルーズコントロールにレーダーセンサーを組み合わせ、先行車との距離を一定に保つシステム。

・ミリ波レーダーと単眼カメラが、前を走る車体の距離・自車両との速度差などをモニターし、状況に応じて自動的に加速や減速を行う。

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■Traffic Assist(渋滞時追従支援システム )

・一定の車間距離を保ちながら自動的に加速・減速とレーンの中央を維持する。

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■Lane Assist(レーンキープアシストシステム)

・ドライバーの意図しない車線の逸脱を検知すると自動でステアリングの補正を行い、ドライバーに警告する。

・フロントガラス上部に設置されたカメラにより走行中の車線をモニタリング。

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実車で見てみると、


「ACC」と「Traffic Assist」は①と②を使用。

「Lane Assist」は②を使っていると思われます。

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〔ティグアン〕 ①ミリ波レーダー

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〔ティグアン〕 ②単眼カメラ

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パサートGTEも同じ場所にあります。

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〔パサートGTE〕 ①ミリ波レーダー

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〔パサートGTE〕 ②単眼カメラ

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そして、ACC時のメーター表示比較。


〔ティグアン〕 前走車がいない場合

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〔ティグアン〕 前走車がいる場合

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〔パサートGTE〕 前走車がいない場合

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〔パサートGTE〕 前走車がいる場合

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ここまでは同じですが、実際に走った際、ティグアンとパサートGTEで違いを感じるのは、レーンキープのアシスト精度です。


ティグアンは、左右の白線に寄ってからステアリングが動くので、白線の間を行ったり来たりで、クルマに任せておくとヒヤヒヤします(^^:

一方、パサートGTEは、センターにいる状態でステアリングが動いて微調整をし、センターをキープして走ってくれます。


長距離、長時間走行になれば、この差は疲労度として影響しますし、特に安全性の差が大きいと思います。


さらに、メーターの画面表示にも違いがあります。

2車線以上ある道路の場合、ティグアンは1車線分しか表示されませんが、パサートGTEでは追い越し車線も表示されます。


〔パサートGTE〕 追い越し車線に車がいる場合

※この場合、追い越し車線のクルマ以上の速度でACCを設定していても追い抜きはできない。ただし、アクセルを踏めば上記制限が解除されてACCの速度で走れる。

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〔パサートGTE〕 前走車および追い越し車線に車がいる場合

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現在、ティグアンのレーダー不具合改修後の様子見状態ですが、それが改善されても、パサートGTEと同じ性能になるわけではありません。

パサートGTEよりティグアンの方が後に発売されているのですから、同じ性能のものを装備してほしいところです(ヒエラルキー?)。


他のメーカーのACCは、今やもっと進んでいて、精度も高くなってきています。

一方、VWは2015年あたりから進化が止まっていると思います。

はたして次世代のVWは性能アップされているのでしょうか!?


昔の中古車は、エアコン、パワステ、パワーウインドウでフル装備でしたが、今や当たり前。

今後、ADASもフル装備が普通になるかもしれませんが、その性能は大きく差が開きそうな気がします。

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Posted at 2020/10/10 22:31:13 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ
2020年10月06日 イイね!

TOYOTA YARIS CROSS

TOYOTA YARIS CROSS

TOYOTAの世界戦略BセグSUV、 ヤリスクロスに試乗しました。

トヨタの目標は、BセグSUVのシェア8%以上獲得だそうです。


ヤリスクロスは、エンジンが1.5Lのハイブリッドとガソリンの2種類、駆動方式は2WDと4WD、グレードが上からZ、G、Xとなっており、好みの組み合わせがチョイスできます。

さすが世界戦略車、なんでもござれのラインナップですが、人間、選択肢が多いと選べなかったりします(^^;


試乗したのは、ハイブリッドモデルの2WD、最上位グレードの「HYBRID Z」。

車両価格は\2,584,000也(オプションは別途)。
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ヤリスのクロスオーバー版というには、ヤリスと顔つきが違いますね。

サイズ感もヤリスより一回り大きい。

YARIS:全長3940mm/車幅1695mm/車高1500mm

YARIS CROSS:全長4180mm/車幅1765mm/車高1590mm


○○クロスオーバーという場合、ノーマル車に少し手を加えて、見た目をそれっぽくしたものがありますが、それに比べれば本格的な感じです。

ちなみに最低地上高は170mm。alt


コンパクトな車体ながら立体的な造形でなかなかのエクステリア。

215/50R18のタイヤ・アルミとのバランスもいい感じ。

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ちょっとしたアクセントも効いています。

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Zグレードのインテリアはブラウン系となっています。

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シートは合皮とツィード調のファブリックのコンビですが、うーん、微妙な感じの色合いですね。。

若々しくない、レトロな感じもするし、少なくともカッコイイとは言えませんねぇ。

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運転席はパワーシートですが、一般的なものと違う操作感で使いづらかった。

でも、Bセグですからスゴイです。

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リアシートのスペースはそこそこあります。

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荷室容量は390L。

リアシートは4:2:4で分割で倒せ、床面も4:6の分割で高さ調整が可能。

状況に応じた様々なアレンジができますね。

ちなみに4WDだと床面は分割ではなくなります。

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ハンズフリーのパワーバックドアはオプション。でもこれは欲しい装備です。

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ステアリングはデザインも機能もまとまっていていい感じ。

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メーターのセンター部分は7インチのマルチインフォメーションディスプレイになっているのはZグレードのみ。

しかし、これは慣れかもしれませんが、ごちゃごちゃして見にくい。

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ナビ画面は8インチ。その下にエアコンの操作パネル、さらにその下にシートヒーター等のスイッチを配置。小物入れもあって使いやすそう。

メーターパネル内とナビ画面上に時計があるのは地味に便利だと思います。

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オプションのパノラミックビューを含め、パックモニターは解像度が低くて少し見にくい。

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良くも悪くもシンプルなセンター部分。
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電動パーキングはホールド機能もついて便利。

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ユニークなデザインのドアハンドル。

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すべては試せてませんが、様々な機能がありますね。

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いざ試乗へ。

さすがハイブリッド、静かです。

しかし、加速するとCVTの独特のサウンドが聞こえてきますね。

加速はそれなり~です。期待してはいけません(^^;

でも、一般道を走るのであれば、静かで燃費もいい(31.3km/L)と思います。


このハイブリッドのエンジンは1.5Lですが、以前の4気筒ではなく、新開発の3気筒になっています。

でも、3気筒になったからといって、チープな感じにはなっていません。


乗り心地ですが、ゆっくり走る分には悪くないですね。

上質かといわれるとそこまでではないですが、Bセグとしては上出来だと思います。


試乗はできていませんが、FFと4WDでリアサスペンションが異なり、FFがトーションビーム、4WDがダブルウィッシュボーンになっています。

トラクションも含め、4WDの方が乗り心地はいいようです。

悪路や雪道を走るのであれば、4WDでしょう。

とはいえ、重量が増加し、燃費も悪化(29.0km/L)するので、街乗りメインであればFFで十分だと思います。

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ヤリスクロスは世界戦略車として、十分なポテンシャルを持った車だと思います。

自分が買うとしたらどの組み合わせか・・・かなり悩みそうです(^^;

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Posted at 2020/10/07 23:09:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「@mikurin39 さん

Vanson、良いですね♪
私もハーレーに乗るときにVansonの革ジャン着てました。」
何シテル?   08/02 19:59
VWパサートGTE → BMW X3 ジャンルを問わず、最近のクルマの進化に興味があります。 いろいろなクルマに試乗したいと思います。
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