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2022年06月27日 イイね!

FIAT 500e

FIAT 500e
チンクエチェントのEV版、500eに試乗しました。
フィアットのアイコン的存在、チンクエチェント。
個人的にはガソリンモデルのツインエアー500Cが気になっていますが、同じデザインのBEVの乗り味が気になるところです。
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普通充電と急速充電(CHAdeMO)に対応。
ただし、急速充電はアダプタが必要。
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ショールームに置いてあったのは最上位モデルの「500e OPEN」。
プライスは\4,950,000、小さいけどいい値段します。
ただ、5年リース契約のみとなっており、契約期間満了後はクルマを返却する必要があります。
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ショールームには新旧モデルが揃い踏み。
比較して見るとだいぶ違いますねぇ。
でも、アイデンティティが成立しているのは、ボディバランスとパーツ配置でしょうか。

以下のとおり、500eのボディサイズは、ガソリンモデルよりも若干大きくなっています。
重量については42kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載するため、300kg重くなっています。
NUOVA 500についてはRRですし、サイズ感も別モノですね。

〔500e〕
全長3,630×全幅1,685×全高1,530㎜
ホイールベース2,320mm
車両重量1,320~1,360kg

〔500〕 3代目
全長3,570×全幅1,625×全高1,515㎜
ホイールベース2,300mm
車両重量990~1,040kg

〔NUOVA 500〕 2代目
全長2,970×全幅1,320×全高1,320㎜
ホイールベース1,840mm
車両重量520kg
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試乗車はこちら。
受注生産のPOPというベースグレード。それでも\4,500,000します。
ボディカラーのオーシャングリーンは別途費用\55,000。

サイズは若干大きくなっただけですが、ボリューム感があります。
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POPは16インチアルミに195/55R16タイヤ。
ちなみに上位グレードのICON、OPENは17インチに205/45R17。
なんとリアブレーキはドラム式。
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このドアハンドル、どうなっているの!?と思ったら内側にラッチがありました。
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POPはファブリックシート。
上位グレードだとエコレザーシートになり、シートヒーターが付きます。

それ以外の装備差がかなりあります。
BEVとしての動力部分は同じですが、ADAS系はほぼありませんし、LEDではなく、ハロゲンヘッドライトだったりと、金額面から考えるとPOPはオススメできませんね。。
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シートの座り心地は悪くないです。
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リアシートはエマージェンシー用ですね。
小さいボディなので仕方ないでしょう。
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モダンで機能的なステアリングとメーター。
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メーターディスプレイは切り替えて表示可能。
ただ、このグレードだからなのか、大した内容は表示されませんでした。
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POPはボディ同色のダッシュボード。
ICON以上はレザーを編み込んだテクスチャになります。
インテリアもオリジナリティがあります。
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10.25インチのセンターディスプレイ。
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ドライブセレクターはボタン式。
EVっぽいですが、味気ない感じもします。
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トレイにはトリノの街並み。
心憎い演出ですね。
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ライト関係のスイッチ。
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ドアを開ける際はレバーではなく、このボタンを押します。
レクサスなどで採用されている方式ですね。
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その下方には電気系統がダメだったときに空けるためのハンドルも用意されています。
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そして、ドアポケット内には「MADE IN TRINO」の文字とNueva500のイラスト。
ここにも粋な演出がされています。
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ヘッドコンソール。
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バニティミラーは助手席側しかありません。
左ハンドル仕様から変えていないからとか。
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トランク容量は180L?
試乗車には荷物が満載でしたが、意外に積めるかも、ということですね。
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いざ試乗へ。
まずはノーマルモードで走ります。
クリープがある普通のATなので、回生ブレーキも効きません。
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コンパクトカーですが、バッテリーを積んでいるため、どっしりした乗り味で、乗り心地が良いです。
営業担当の女性曰く、研修で同クラスのEVと比較しても良かったとのこと。
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全長と全幅がそれぞれ60mm大きくなっていますので、室内空間にも余裕がある感じがします。
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センターコンソールにあるスイッチ群。
左から、「eモードの切替」、「電動パーキングブレーキ」、「ボリュームスイッチ」。
電動パーキングはアクセルに連動したリリースやホールド機能はなし。
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eモードはノーマルの他、レンジとシェルパがあります。
レンジは回生ブレーキが効くモードで、いわゆる1ペダル走行が可能。
シェルパは長距離走行を目指すモードで、省エネに徹し、エアコンも自動的に切れます。
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例によって峠道へ。
118ps/4,000rpm、220Nm/2,000rpmという控えめな出力、トルクですが、十分パワフルに走ってくれます。
車重の関係でボディサイズの割にどっしりして、ボディもしっかりしているので走りもそこそこ楽しめます。
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下りはレンジモードに切り替えて走りましたが、回生ブレーキで充電され、ワンペダル走行が可能でした。
うまく調整すれば完全停止も可能ですが、最後の止まる瞬間がカックンになりやすいのでコツが必要です。
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最後にADAS関連を体感したかったのですが、このグレードには先進装備は付いていません。
オートクルーズは付いていますが、アダプティブではないので定速走行しかできません。
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500e、乗り心地も良く、質感も高く、魅力的なBEVだと思いました。
コンパクトではありますが、ガソリンモデルよりもサイズアップしたおかげで、実用的なサイズ感になっていると思います。

問題は金額面とリースという購入形態でしょうか。
金額はともかくとしてリース契約については、年間走行距離の上限がある等、条件があるので、そこがハードルになる方が多いようです。
Posted at 2022/07/02 17:14:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2022年06月16日 イイね!

HONDA STEPWGN SPADA PREMIUM LINE

HONDA STEPWGN SPADA PREMIUM LINE
新型ステップワゴンに試乗してきました。
初代モデルにオマージュしたデザインとのこと。
初代に乗っていたので、どんな感じなのか気になるところです。
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試乗車はハイブリッド(e:HEV)モデルのスパーダ・プレミアムライン。
ちなみにハイブリッドモデルはFFのみ。4WDが欲しい方はガソリン車になります。
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ボクシーなスタイリングがステップワゴンのアイデンティティのように思いますが、今回それが強調されたスタイリングですね。

全長4,830×全幅1,750×全高1,845㎜
ホイールベース:2,890mm
エンジン:2.0L ハイブリッド(2モーター)
エンジン:142PS/6,200rpm 175Nm/3,500rpm
モーター:184PS/5,000-6,000rpm 315Nm/0-2,000rpm
車両重量:1,840kg
燃費:19.6km/L(WLTCモード)
最小回転半径:5.7m(16インチは5.4m)
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エクステリアタイプは以下の2種類。
ナチュラル系のAIR(左)とゴージャス系のSPADA(右)。
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個人的にはAIRが好みですが、SPADAとの装備差が大き過ぎます。
シンプルさが売りのAIRですが、これだと廉価版に見えちゃいますね。
せめてパワーテールゲートは欲しいところです。
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タイヤは前後とも205/55R17。
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ブラックの合皮レザーとブラウンのスエード調素材でゴージャスなインテリア。
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ダッシュボードやドアの随所がスエード調とのコンビネーションになっています。
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ステッチも入っています。
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機能的なステアリング周り。
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メーター内はシビックと同様。
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高精細で見やすい、11.4インチのディスプレイ。
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シフトレバーの無い、エレクトリックギアセレクター。
誤動作防止のためにバック(R)は引く方式になっています。
しかし、慣れないとどれを押すのか一瞬考えちゃいます。
直感的に操作できない印象ですが、これは慣れですかね。。
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充電用ポートとトレイ。
左側にあるのはHDMI端子?
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センターコンソールは荷物をざっくり置けるので重宝しそう。
高さを抑えてあり、前後席間で人の移動もできそうです。
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バックモニターにはアラウンドビューも表示。
よく見るとタイヤが表示されており、ハンドルと連動して動きます。
タイヤの向きがわかるので、駐車が苦手な人にはいいかもしれないですね。
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コラム左側のレバー(ワイパー)先端にカメラボタンがあります。
コレを押すと・・
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フロントカメラのワイドビューが表示されます。
T字路などの安全確認する際、使いやすいと思います。
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ボタンをもう一回押すと今度はフロントサイドビューが表示されます。
こちらは駐車する際に使えそうです。                                                                                   
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さらに・・右下にあるボタンをタッチするとアラウンドビューが表示されます。
なかなか便利な機能だと思います。
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ワイパーもシビック同様、ウォッシャーノズル内蔵型。
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スライドドアの開閉は静電タッチセンサーで開閉可能(□部分)。
もちろんドアノブでも開閉可能。
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7人乗りのセカンドシートはオットマン付き(SPADA)。
可動範囲も広く、広々使えます。
照明がちょっとショボいですが。
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天井にあるセカンドシートのコンソール。
SPADAであればシートヒーター付き。
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サードシートも座り心地が良く、なかなか快適です。
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サードシートにも充電ポート、ボトルホルダーあり。
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サードシートは床下収納式ですので、荷室は広々使えます。
汚れ防止のマットが欲しいところです。
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サードシートを上げると収納はかなりあります。
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サードシートからの眺め。
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AIR以外はパワーテールゲート。
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いざ試乗。
とても滑らかな走りだしで、ハイブリッドのおかげで静粛性もあります。
乗り心地も良いですね。
でもまあ、当たり前ですがミニバンの乗り味です。
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峠を走るようなクルマではありませんが、例によって峠道へ。
当然ながらコーナーではよっこらしょってなりますし、CVTのラバーバンドフィールが顕著に出るので楽しくない。
しかし、ホンダのフットワークで不安感なく安定して走れます。
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場所を変え、条件の良い道路で運転支援機能の確認。
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運転支援は広角の単眼カメラとミリ波レーダーで検知。
最近はカメラ性能が上がって、高解像度で画角が広がってADAS性能が上がっています。
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メーター内の表示内容はシビックと同じ。
センターに表示されるクルマのアイコンでライトやウインカー等が再現されて面白い。
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「B」ドライブにすると回生ブレーキが効きます。
パドルシフトで回生抵抗を調整可能。
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平均燃費は10.8km/L。
試乗車とはいえ、ハイブリッドの割にはあまり良くないですね。
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新型ステップワゴン、初代への回帰となったかといえば、そうかもしれません。
中身はだいぶ進化していますが、シンプルなスタイリングがそう感じさせます。
ミニバンとしての性能は洗練され、安全安心機能や運転支援性能も上がっています。

ノア/ヴォクシーも新型になりましたが、トヨタ初の先進機能を採用したり、このクラスの力の入れ様はなかなかのものがあります。
走りは期待できませんが、それ以外であれば最も先進的なカテゴリーかもしれません。
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Posted at 2022/06/22 17:57:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「@mikurin39 さん

Vanson、良いですね♪
私もハーレーに乗るときにVansonの革ジャン着てました。」
何シテル?   08/02 19:59
VWパサートGTE → BMW X3 ジャンルを問わず、最近のクルマの進化に興味があります。 いろいろなクルマに試乗したいと思います。
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