2018年09月17日
まだ免許の取れないお子ちゃまの頃、友人たちが「30Zに似合うのはアイローネか
ルーバーか」という激論を交わしている中、議題から外れて黒ボンネットのサファリラリー仕様を
激プッシュしていた私です。
先日23motorsportsさんがUS仕様についての日記を書かれていて、その中で
「Z34のルーバー…」という書き込みに驚いた。現行車でもルーバー売ってるんだ!
Z31あたりまでは見た事があったけど。
まあファッションならともかく、彼の地で本当に直射日光が強くて防がなければならないという
機能部品であるならボディ形状がどうなろうが必要な訳で、あってもおかしくないのだけど
何となくレトロな用品のイメージがあった。
グーグル先生に「rear louver」と入れて検索してみると、Z33、Z34にカマロやマスタング
どころか4枚ドアの現行チャージャーやSUVのフォードエクスプローラーまでゴロゴロ出てくる。
形状も真っ直ぐなヤツだけでなく空力を考えてるのか湾曲してるヤツがあったり
FCのRX-7はサイドまで廻り込んだ古代遺跡みたいな形状だったり面白い。
(画像はちょっとアレなので各自でググって下さい)
アメリカに行った事がない身としては雑誌やテレビが情報源なので、この手の個体が
登場しないと知る手段が無かったが近年はネットの発達により日本に居ながら画面上で
情報を得られるようになったのはありがたいし面白い。
以前、高速有鉛誌だったか、USDMにノーズブラはアリかナシか、というネタがあった。
あれも各個人がどの情報をどれだけ入れてるか、に寄るんだろうと思う。皆が着けてる
地域に行く人はあたりまえな用品だし、ほとんど着けない地域に行く人はニワカ、だと
思うのだろう。
四駆が公用法人用途から個人用途に広がった頃、アメリカの砂漠を走る個体を参考に
した人達は太いタイヤにオーバーフェンダー、スコップ背負ったスタイルだった。
平成になると反動からか、それらは時代遅れとか情報弱者扱いされて細いタイヤに
良く動くサス、ウインチにハイリフトジャッキが正義だった。自分も真似した。
で、結局自分が走るフィールドに合わせて変更していくと独自のスタイルになっていく。
そもそもクロカンをやらない人は独自の美学により変化する。それも楽しみ方。
現行のランクル200やY62パトロールだって豪州にはブルバーが設定され、無線の
アンテナとウインチを付けて悪路へ引っ張り出されるけどハイソカー(死語)用途の人には
あり得ない仕様だろう。でもオージー達にはファッションじゃなく必需品。
キッチリと御当地仕様にして楽しむのもアリ、気に入ったものをつまみ食いして遊ぶのも
アリ。人に迷惑を掛けず、道交法を逸脱しない範囲で好きにやればいいと思う。
一生のうちに乗れる車の台数なんてたかが知れてるし、いつ死ぬか判らないよ。
と、一人休日出勤の腹いせに謎ポエムなど。
Posted at 2018/09/17 11:56:10 | |
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