こんにちは、C-HR FANです。
先日前後カメラのドライブレコーダーZDR-015をC-HRに取り付けた事をご紹介しました。
C-HRへの前後カメラドラレコZDR-015の取り付け (1)
C-HRへの前後カメラドラレコZDR-015の取り付け (2)
後方カメラを取り付けたのは、もちろん最近問題になっている煽り運転問題のためです。後方も録画していることが後続車に煽られる事を予防できるかなと思います。
ただ、C-HRのリアガラスは純正スモークになっていて、なおかつリアガラスの傾斜が緩いので、後方カメラの存在がわかりにくいんですよね。なので、せっかく取り付けた後方カメラが煽り自体の予防には繋がっていない印象でした(もちろんなにかあったときにはしっかり録画してますが...)。
それで、どうしようかな〜と思案している時に、みん友の
May Forceさんの「may的煽り運転対策強化!?」という投稿がありました。エーモンの赤色点滅LEDと電源ボックスを使用した後方威嚇用の赤色点滅LEDです。さすが、May Forceさん、アイデアが斬新です。斬新なアイデアでDIYするのって大好きなんですよね。早速、投稿にコメントさせていただいて、私のC-HRにも採用(これを一般的にはパクリといいますので、C-HRではMay Forceさんが元祖とお断りしておきます)し、取り付けてみました。
今回、使用したのは、これ。ホームセンターで以前からみかけていましたが、使用用途がイメージできなかったんですよね。しかし、今回の用途にはばっちりです。
ただ、私の場合、常時点滅させて、後方を威嚇するのではなく、必要時に点滅LEDをオンにしたり、オフにしたりしたかったんですよね。常時リアガラスに赤色LEDを点滅させていると、パトカーが後続となった場合保安基準違反で取り締まられる恐れもあるからです。なので、手元で簡単にスイッチをオンオフできるように、運転席まで配線を引き回す事にしました。
なお、同様の事をされる場合には自己責任でお願いします。
さて点滅LEDの配線はプラスとマイナスだけですので、配線はいたって単純です。
ドラレコの配線をする際に、ついでに同じルートに0.2sqのダブルコードを一緒に通しました。
黒いジャバラの中を通してリアゲートから室内へと配線を通しました。
途中の配線の取り回しは割愛します。詳しくは以下の投稿を参照して下さい。
【みん友限定】 C-HRへの前後カメラドラレコZDR-015の取り付け (1)
【みん友限定】 C-HRへの前後カメラドラレコZDR-015の取り付け (2)
途中を割愛して、細線のダブルコードを助手席左下まで取り回してきました。そして、そこで、ダブルコードを股裂きして2本に分離しました。
1本(黒線)はアース端子を取り付け、もう1本(白線)にはオスギボシを取り付けました。
そして、アース線は助手席左下のアースポイントになるボルトに接続しました。ちなみに、アースラインが増えすぎなので、この後、その下の穴を用いて、アースポイントを増やしました。
プラス線はスイッチを運転席に設けるため、写真のようにギボシ接続で延長しました。
そして、運転席(私の場合はステアリングカラム)のスイッチを経由して、最終的にはACC電源に接続しました。私はオン・オフがLED点灯・消灯でわかるタイプのスイッチを用いていますが、点灯しないタイプのスイッチを用いれば、本当に単純な配線で済ませる事ができます。なので、DIYに慣れていない方はまず、点灯しないタイプでスイッチを実装してみて、なれれば点灯タイプのスイッチに交換すれば良いと思います。
ここで少し脱線してスイッチの話です。エーモンなどからDIY用のスイッチが販売されていますので、いつも使用しています。下図上段のように、単純にスイッチだけのものもありますが、下図下段のように、スイッチが入ればパイロットランプが点灯するタイプもあります。さらにイルミ連動したりといった複雑な動きをするものもあります。
これはパイロットランプのないスイッチの配線構造です(一応想像)。
右上の電源からスイッチに配線されていますが、スイッチを押すと、黒線につながり電装品(LED)に電気が流れます。LEDを点灯させた後、ボディアースに落ちる事により回路が完成します。これが一番単純なスイッチ回線ですね。
下図は今回用いている、スイッチを入れるとパイロットランプが点灯するタイプの回路図です(これも一応想像)。電源線は1本だけです。パイロットランプの電源も電装品(LED)用のプラス線から分岐しますが、スイッチの手前から分岐するとスイッチが入ってなくても点灯してしまうので×です。したがって、分岐はスイッチの後から分岐します。こうしますと、スイッチが入った時だけパイロットランプに電流が流れる事になります。ポイントは、パイロットランプからのマイナス線を、LEDのアースとは別にアースに落とすという事です。
これを下図のように、パイロットランプからのマイナス線を電装品のアースに合流させるとどうなるでしょうか?赤矢印のように本来のアースへ電流が流れることもありますが、緑の矢印のように、ループ状につながった回路をぐるぐる電流が流れる事にもなります。このような回路は整流ダイオードをつけないかぎり正常には動作しません。
したがって、このような回路は一般的に販売されているものではありません。
したがって今回取り付けているパイロットランプ付きのスイッチの場合、スイッチ用のアース線が別に必要ということになります。
これらを踏まえて、今回の配線を確認下さい(今回はMay Forceさんを念頭に、ご自分で迷わずできるように紹介しているつもりです)。
先に説明したように、リアゲートから助手席下にダブルコードを取り回しました。そのうち1本(黒線)を助手席下ボディーアースへと接続しました。電源は助手席下のヒューズボックスからACC電源を取りまして、一旦ステアリングカラム部に配線を回して、スイッチに接続します(エーモンのスイッチのイラスト説明図でいえば電源(+)と書かれている赤線です)。そしてスイッチからの折り返し(エーモンのイラスト説明図でいえば電装品と書かれている黄色線です)を、助手席下にもってきて、リアゲートから取り回してきた(下図では赤)電源ライン(実際は白線ですね)に接続して回路が完成という事になります。
補足ですが、今回はパイロットランプ付きのスイッチに接続していますので、パイロットランプ用のアース線を別に運転席右下のアースポイント(こちらが一番近いからです)に接続しています。
このようにして、室内の配線を行いました。次はLEDへの配線接続です。
点滅LEDと配線の接続は写真のように、ギボシ接続としました。こうする事でいつでも取り外しが可能です。配線の先にはお示ししたようにスイッチが付いていますが、車検や入庫時には簡単にLEDを取り外せますし、何か聞かれれば、「中華製の後方ドラレコを取り付けるのに電源コードを取り回しているんですが何か?」ととぼける事が可能です。
点滅LEDの装着ですが、写真のように、ドラレコの側面に取り付けました。向かって右側に後方カメラのレンズがありますので、赤色点滅が干渉しないように、反対側(向かって左側)の側面に取り付けです。取り外しも考えて、テープでぐるぐる巻きにしただけにしました。
点灯確認の動画がこちら。
昼間の様子がこちらです。後続車から十分視認できると思います。
夜の様子がこちらです。こちらも後続車から十分視認できると思います。
今回はスイッチを取り付けましたので、運転席の手元でスイッチのオンオフ操作ができます。またこれは想定外だったのですが、点滅LEDを簡単にテープでぐるぐる巻きにしているおかげで、運転席から後方を見ても(ミラー越しでも)LEDの点滅が見えます。なので、現在点滅しているかどうかのチェックも容易ですね。
スイッチでオンオフしている様子の動画です。
さらに、これは点滅LEDをさせているときの後方ドラレコカメラの映像です。ドラレコの側面に取り付けているため、点滅がほとんど映り込みがなく、干渉はごくわずかでした。
このように、点滅LEDを用いて、煽り運転予防のための後方威嚇用赤色点滅LEDを取り付けたという報告でした。GWで車でお出かけ&渋滞に巻き込まれる方も多いかと思います。もし、気に入った方はやってみて下さい。
少なくともMay Forceさんはトライしてみてくださいね〜。
C-HR FANの過去の投稿リストはこちらです。
C-HR FANの投稿リスト8 (2019-04-18~)
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Posted at
2018/05/02 12:59:13