こんにちは、C-HR FANです。
先日
【パーツレビュー】自作アウタードアハンドルイルミネーション(リア)についてご紹介しました。
今回からこれをどうやってそれを実現したのかについてご紹介したいと思います。
なお作業に関して同様の事を行う場合は自己責任でお願いします。
写真はフロントのアウタードアハンドルにイルミを埋め込んだ所の写真です。
フロントドアのドアハンドルは写真のように二つのパーツに分かれていて、黒い部分のパーツを分離すると内部にLEDを埋め込むスペースがありました。
これは、リアドアのアウタードアハンドルの写真です。
これは後方部分。
リアドアのアウターハンドルは、フロントとは違って、内部にセンサーなとの電子部品がありません。したがって、フロントの様にパーツを2つに分解する事はできませんし、ハンドルの厚みも薄くて内部にLEDを植え込むことはとても難しいです。したがって、C-HRに関してフロントドアハンドルLEDを提供しているショップはあってもリアハンドルイルミを提供しているショップはありません。できないのでしょうね。
私もリアドアハンドルにLEDを埋め込めないかいろいろ考えましたが、今の自分のスキルではできないという結論に至りました。しかし別の方法で同じような効果を得る事ができないか考えました。まずリアドアハンドルのまわりを注意深く観察すると、下の写真のように、リアドアの矢印で指している部分は鋼板ではなくプラスチックパネルなので、最初この矢印の部分に穴を開けてLEDを埋め込もうと考えていました。
しかし、どこからともなく
「そこにLEDを仕込むと光源がもろに見えますよ、なのでハンドルの裏にした方がいいです」と
電装の神様(実在)からおつげがありました。
なのでドアハンドルの裏側にLEDを設置する事にしたのです。
しかし前述のようにここにLEDを埋め込むことは困難です。したがってここに
LEDを貼り付ける事にしました。ただし、ここは外部ですので貼り付けるLEDは防水でなければなりません。
そこで今回使用したの下の写真のような防水LED[
ノーブランド 3chipSMD1連テープLED(白)]です。
これは以前みん友の
zauba-さんが【外部ドアノブLED】でフロントのアウタードアハンドルイルミ用に用いられていたものです(元々はnori-michiさんから教えてもらったそうです)。これを用いると、フロントのアウタードアハンドルにもハンドルの加工なしに防水LEDを貼り付ける事ができます。うーん、nori-michiさん、zauba-さん、すばらしい、尊敬します〜。
実際のパーツはこのような形になっており、抵抗などをつけずにそのまま12Vプラスとアース(マイナス)に接続すれば点灯します。
先端はこのようになっており防水仕様と書かれていました。
では、実際の取り付けを行っていきます。
例によって、リアドア(運転席側)のドア内張りを剥がしていきます。
まずインナードアハンドル部のベゼルを内張り剥がし等で取り外します。
奥にあるボルトを外します。
次にスイッチパネルも内張り剥がし等で浮かせて外します。
シルバーのボルト×2で内張りが固定されているため、ボルトを外して下さい。
スイッチパネルのカプラーも外しておきます(リアドアはカプラーが一つだけです)。
リアドアの内張り剥がしでフロントドアの場合と違うところは後方上部分も固定を外す必要があるいう所です。写真のように、後方上部分がカバーでおおわれているので外しましょう。
カバーの横から内張り剥がし等を挿入して外して下さい。
写真のようにカバーはクリップ1個で留まっているだけです。
内張りの後方上部分はボルト×2で固定されているため、それぞれ外してください。
あとは内張り全体をひっぱれば内張りが外れます。インナードアハンドルを引き抜けば内張りを完全に分離する事ができます。
さて、次にリアドア後方上部にある3カ所の6角ボルトを外して下さい。これにより、アウタードアハンドルの固定がゆるみます。
その部分の下には2つのサービスホールがあります。それぞれゴムカバー(サービスホールプラグというそうです)で蓋をされています。
3つの6角ボルトを外すと、リアのアウタードアハンドルが後方部分から持ち上がるようになります。
ちなみに前方部分はドアトリムなどで押さえられていますので、そのままでは持ち上がりません。
外側の下部分も2つの爪がかかっています。今回の作業ではこれくらいアウタードアを外側に開くことができれば配線を通す事が可能ですので、無理に前方部分を外して完全にアウタードアを分離しなくても良いと思います。完全にリアのアウタードアを分離して作業したい方はC-HRの電子技術マニュアルを参照して作業をして下さい。
隙間から下をのぞくと、ドアの下方にまで空間がつながっているのが見えました。このまま配線を下に垂らす事も可能ですが、ドアガラスに干渉(ひっかかる)する恐れがあるのでそのルートを用いない事にします。
前述の防水型LEDをリアのアウタードアハンドルの前方内側に貼り付け、配線をドアハンドルの根元からドア内側へと通していきました。ドアハンドルがオープンのポジションでは比較的根元の間隙は大きいです。
ドアハンドルがクローズのポジションでも配線が圧迫されていない事を確認しました。
アウタードアハンドルの内側に引き込んだ配線は下方へと垂らさずに、そのままドア内張りの方へと導きました。
そして前述のサービスホールからドアの内側に配線を取り回しました。このルートを通るとドアガラスと干渉する心配はありません。
配線は細く軟らかいのでそのままでゴムキャップ(プラグ)を問題なく装着する事ができます。気になる方はゴムキャップ(プラグ)の中心に穴を開けて配線を通すと良いでしょう。
こんな感じで配線をドア内側に持ち出し、更に配線を取り回していきます。
一応、この時点で12V電源を接続して点灯チェックです(作業をする場合はステップステップで点灯や通電確認をしながら進めると不具合が生じた場合に確認すべきところがわかりやすくなります)。
無事点灯を確認です(この時点では当たり前ですね)。光り方も意図した通りで問題ありませんでした。あとはこの電源を車両の適切な所に接続すれば良いだけいう事になります。
次回、
アウタードアハンドルイルミネーション(リア)の取り付け (2)配線取り回しの実際に続きます。
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Posted at
2018/07/13 18:49:31