こんにちは、C-HR FANです。ここでは、純正ステアリングを外し、あらたにLANBOのデザインステアリングTYPE-IIを装着する事を通して、
C-HRでのステアリングの脱着方法をご紹介したいと思います。このブログを読んでいただくと、他のステアリングも同様に装着する事が可能だと思います。
なお、
これら作業について同様の事をされる場合には、すべて自己責任でお願いします。
大阪オートメッセで会場でゲットしたLANBO C-HR用デザインステアリングTYPE-IIです。
【パーツレビュー】LANBO C-HR用デザインステアリングTYPE-IIで紹介したものです。
プチプチで丁寧に梱包されていました。とくにパネル部は厳重に梱包されてました。
トップ部のカーボンパネルが美しいですね
こちらは左下のカーボンパネル。外側はパンチアウトレザーになってます。肌触りがとても気持ちいいです。
こちらが右下ですね。
ステアリングトップの裏側が写真のように指がひかっかるように凹みがたくさんあります。すばらしい&美しい〜。
前から見た中央部分ですね。
中央の筒(シリンダー)に対して垂直に溝が切られているのがわかりますね。
こちらが裏側からみた所ですね。
中央の穴の裏側には垂直の溝が切られていませんね。これは重要な発見です。これは後でステアリングを外す際に重要なポイントになります。
中央の穴の両サイドに小さいボルトが入る穴があります。ステアリングを外すときに使用するステアリングホイールプーラーのボルトを挿し込むための穴ですが、これもステアリングを外す際に利用する事になります。
ステアリングを外すには特殊工具があった方が便利です。メンテナンスDVDでもステアリングホイールプーラーという特殊工具を使用して外していますね。品番等がわかりませんでしたが、色々調べて、ネットで以下の商品を購入しました。
Lisle (ライル)ステアリングホイールプーラー STRAIGHT/19-45000です。
アマゾンで購入できます。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01FSBKF4Q/ref=oh_aui_detailpage_o03_s00?ie=UTF8&psc=1
こんなパッケージです。
付属の下のシルバーのボルトはサイズが合いません(事前にエアーバックを外して、試しましたが、サイズが合いませんでした [全部太すぎました])。
デリオコさん(ハリアー)の投稿ではM8 1.25ピッチ・8cmのボルトがハリアーでは適合すると書かれているので、おそらくC-HRでもこのサイズが適合すると考えました。ネットで検索するとASTRO PRODUCTSの製品の投稿がほとんどですが、Lisleのものと同じ(?)感じです。
作業に入る前にホームセンターでM8 1.25ピッチ・8cmのボルトを2本購入しました。
他に事前に用意したもので、トルクスレンチです。トルクスレンチはボルトやナットを締めるときに規定の力で締める事ができます。ステアリングを固定しているナット(濃緑)は規定のトルクで締める事が推奨されていますので、こちらも購入しました。ナットを外すときには特段トルクスレンチは必要ではありませんが、アームが長いのでナットを外すときにもこちらを利用しました。
その他、トルクスレンチをセットする際にソケットが奥になるので、手前でレンチを接続できるようにするエクステンションバーも購入しました。
これらを準備した上で、ステアリングの脱着作業に入りました。
まずエアーバックを外しますが、エアーバックの取り外しは
【みん友さん限定】C-HR用自作ステアリングヒーター(4): エアーバック外し(本編)に詳しく書いていますのでそちらを参照して下さい。
なお、普段はみん友さん限定(リスクがゼロではありませんので普段はそうさせていただいてます)ですが、LANBOさんへの謝意をこめて&勝手に応援と、すばらしいステアリングへの交換をみなさんにもしていただきたい思いを込めて、期間限定(未定)で全体公開にさせていただきます。
ステアリングの上(時計の12時の所)にカプラーが3つスパイラルケーブルユニットに接続されているのが見えると思います。ケーブルが3本ぶら下がってますね。左側のケーブルはエアーバックに繋がっていたもので、すでにエアーバックを外しているので、ぶらぶらしています。中央のケーブルと右側のケーブルはそれぞれステアリングスイッチとクルコンユニットに接続されているのでこの二つをカプラーから外して、ケーブルを3つともフリーにします。
右側のクルコンカプラーを外したところです。
次に中央のカプラー(左右のスイッチに繋がってます)を外しました。
左にエアーバックユニットにつながるケーブル(黄色と青)が見え、その根元にカプラーがありますが、これは外しません。カプラーから出たケーブルがスパイラルケーブルユニットから外れないように根元で結束バンドで固定されているからです。このエアーバックユニットに繋がるケーブルはエアーバックを外した段階ですでにフリーになっているので、このケーブルに繋がるカプラーは外さなくても安全にステアリングを外す事ができます(ひっかけないように注意するのは必要です)
次にスイッチユニットを固定してる左右のボルトをゆるめて外します。
スイッチユニットを先に外しても良いのですが、今回は後で外す事にしました(写真は外せるかどうか確かめるために持ち上げただけです。実際は後で外してます)。
今回は先にステアリングを固定している中央のナット(濃緑)を外す事にしました。なぜ、スイッチユニットを先に外さないかと思われるかもしれませんが、中央のボルトを外したぐらいではステアリングは外れないからです(びくともしませんから)。
中央のナット(濃緑)には19mmのソケットが適合します。
実際ソケットをはめてみるとすこしグラグラします。私の持っているソケットセットには17mmと19mmしかなく、18mmのソケットは含まれていませんでした。ホームセンターで18mmのソケットを購入して試しましたが、18mmのソケットは入りませんでした。なので19mmのソケットを使用して下さい。
ソケットはステアリング中央の奥深い凹みにセットしますので、そのままではレンチを装着する事はできません。首振りレンチなら装着できるかもしれませんが、中央のナット(濃緑)を外すには比較的強い力でレンチを回す必要がありますので、アームの長いレンチを水平に装着したいところです。そのために、写真のようにエキスパンドバーを購入し、装着しました。
そしてアームの長いトルクスレンチをセットして、左回転させます。この場合、イグニッションをオフにしておくと、ステアリングがロックされるので、ナット(濃緑)を回しやすくなります(イグニッションをオフにしてるのでメーターが消灯していますね)。
これで中央のナット(濃緑)が外れました。
ナット(濃緑)がとれたところです。
近接像ですが、少し背の高い中央の突起(軸)の根元に円状のギザギザの突起があるのが見えますね。このギザギザのところにステアリングが垂直真っすぐに挿し込まれています。なのでちょっとやそっとでは抜けません。
ステアリングを実際外す準備に取りかかります。ここで周りのスイッチユニットを外しますが、ケーブルが奥で羽状のものにひっかかっています。上の蓋をひっぱれば少し持ち上がりますし、羽自体も弾力性があるので、ケーブルを前に引き抜く事は可能です。
ケーブルを引き抜いた後、スイッチユニット自体も引き抜いて下さい。
次にクルコンユニットも取り外しておいてください。
これでエアーバックケーブル以外の余計なものが取り払われました。
エアーバックケーブルの根元が結束バンドで固定されてますね。
ステアリングを入れ替える前にセンターが狂わないようにナット(濃緑)がはまっていた中央の軸にマーキングをしておきました。目印としては左右の穴を使って、水平にマークを入れました。
これで中央の軸のマーキングに合わせて、入れ替えたステアリングの左右の穴にマークを入れる事により位置を合わせる事ができると考えました。
これでステアリングを外す準備ができました。
LANBOデザインステアリング:C-HRでのステアリングの脱着 (2)に続きます。
C-HR FANの過去の投稿リストはこちらです。
C-HR FANの投稿リスト8 (2019-04-18~)