
日本時間の2014年9月4日、ついに新型「マツダ ロードスター」がアンベール。これは、日本・アメリカ・スペインの3か所で開かれたファンイベントにおいての世界同時初公開と言うもので、時差の関係から、なんとスペインは夜中の3時だったとか・・・・・
さて、盛大なスモークが消え、ステージ上に車が現れたとき、正直に思ったのは、「なんか、思っていたものと違う・・・・・」。

いやぁ、間違いなくカッコイイんだけど、どうも“グッ”とくるものが無い。
たとえば初代のNAを初めて見たときは、もうどうにもたまらなく欲しくなった、
あの思いが湧き上がってこないのですよ。


で、会場を後にする際、歴代(NA・NB・NC)のロードスターが展示してあるのを見てわかりました。

ワタクシ、『原点回帰』という前評判から、初代NAの持つあの愛らしさの再現を期待していたのが、それが裏切られたことで気分が高揚しなかっただけのようです。

ロドスタって、新型になるたびに旧型からの変化を求められたことで、その実現のためにどんどん愛らしい部分を削って行ってしまった様に感じます。ただ、それでもデザイン上に、初代NAの成功の呪縛が解けない部分が残っているため、方向性がちぐはぐになるばかりか、今やその部分が足かせとなってきている。
そこで今回、これらをいったんリセットし、次の25周年に向けてリスタートする起点としてデザインし直した・・・・・
私はNDに対し、ふと、そんな風に思ってしまいましたが、きっと一般的には、変にNAに寄ったレトロ車にしなかったことが評価されるんでしょうね・・・・・
Posted at 2014/09/05 01:29:01 | |
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