2007年10月07日
実は、私にはこんな思いがあります。
BEAT、この愛すべき“スポーツ・ケー”は、生産が終わっても人気が衰えず、それどころか新たなファンまで作っている(私がまさにソレ)。
冷静に考えれば、こんな10年以上経過した旧い軽自動車に浮かれている人なんて、ちょっと普通ではないのかも知れません。(浮かれている方、スミマセン!)
ただ、そうさせてしまう“魔力”がBEATにあるのは、紛れもない事実。
そして、こういった「トリツカレタ」マニアも十分納得できるような本があったらいいな・・・と。
そんな中、今回私が取材を受けた『交通タイムス社』は、『GT-Rマガジン』という超マニアックな本を作っている会社。そこで、この会社ならば、BEATを上手に取り上げてくれるのではないかと思ったわけです。
ただ、やはり現実はキビシイ。まず当たり前のこととして、どれだけの部数が出るか、これが問題。
いわく、GT-RはR32~R34で、約7万台の登録があり、また、今度出る新型GT-Rなど、新鮮な話題にも事欠かない。そして当然新車の登録数も、本の“購入見込み客”のベースにのってくる。
それに比べると、BEATは約3万4千台と半数であり、とりあえず新型の話題もなく、はじめから苦戦が見えている・・・。
そこで考えた苦肉の策が、AZ-1、カプチーノ、そしてコペンまで入れて『ABCマガジン』とし、少しでも購入の見込み客ベースを増やそうというものなのです。
(ちなみにカプチーノの国内総販売台数は2万6474台だそうな)
まあ、最終的には出版社のソロバンに合うかどうかですが、是非実現して欲しいものです。
ところで、『ABCマガジン』なんて本、皆さんは欲しいですか?
(もしかして、欲しいのは私だけ・・・?)
Posted at 2007/10/08 00:37:26 | |
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