シフトレバーが動かない！

酷暑の中、エンジン始動後に、シフトレバーがPポジションから動かない状態が頻発するようになりました。
整備工場に相談したところ、丁寧に原因を探っていただきました。
通常、エンジン始動後にブレーキペダルを踏むと、写真のソレノイドが、シフトレバーをロックしている部品を押して動かし、ロックを解除するのですが、その部品の動作をスムーズにするためのグリスが固まって、動作を妨げているとのこと。
で、解決策として、有料でグリスアップの整備をして対応いただきました。
ところが1週間もすると、症状が再発。高温続きだったので、グリスの基剤がすぐに変質して、動きが悪くなったかなと推測。

そこで自分で分解を試み、ブレーキクリーナーでグリスを全て除去した上で、タミヤのセラミックグリスと、油を使わない鍵穴用の潤滑剤を使い再給油。ソレノイドの軸にもタップリかけたところ、どうにか復活しました。

ただし、ブレーキペダルを踏んだ時の、ソレノイドモーターの動きは弱々しいので、ソレノイドモーター自体の劣化とそこまでの電送の電圧低下はあると思います。
写真のソレノイドに記載の型番でググると、eBay等でヒットしますが、ソレノイド単品でゲットするのは困難そうです。

この作業中、左手の人差し指の皮をザックリと剥ぎました。
皆様、この作業はプロの作業がおすすめです。
ましてや、シフトレバーボックスのassy交換は、周辺パーツを外工程が多いので、プロに頼みましょう。