
連続のブログアップ、すみませんm(__)m
先日のオフでの試乗会、2台目のインプレッションです。
イモⅤⅤさんからのリクエストで、イモ号の試乗をすることに。
イモ号の目指すところが、「
浪速の暴走機関車」の方向性と、少しかぶっているような感じです。
現状の仕様は、
吸気系:純正エアクリ交換タイプ(BLITZ 乾式)
排気系:メタルキャタライザー+ほえ管+AutoEXEエギゾーストチャンバー+AutoEXEプレミアムテールマフラー
ブーストコントローラー、ビッグスロットル等は導入されていません。
足回りは、HKS C-Wagon+。
次なるステップも考えていらっしゃるようなので、少し辛めのインプレを。
・サウンド系
プレミアムテールマフラーは、割と静かな部類に入るマフラーだと思っています。
しかし、ほえ管+エギゾーストチャンバーを導入したことにより、低回転~高回転までやる気にさせてくれる心地よいサウンドに。
純正中間パイプのふん詰まり感が解消されています。
アクセルオンで、かなり吼えます。
・足回り・走り系
RS-R製の車高調しか乗ったことが無かったので、HKS製は初になります。
第一印象は、少しふらつくかな~っと。
コーナリングの時の安定性が少し頼りなく感じました。
これは、車体の重心位置が少し高いのと、減衰力調整をきちんと出していないせいなのかと。
ホイールの重さも手伝って、ある程度の所までは耐えるんですが、それを過ぎるとちょっと踏めないです。
直進性は、現状でもいいのかと。
どちらにしても、もう少し足回りのセッティングを煮詰めた方がいいですね。
それ後で補強系パーツを入れる方が、一度決めたセッティングの調整をしやすいかと思います。
・エンジン系
吸気系・排気系以外はノーマルのイモ号。
前述でも書いてますが、導入しているパーツは、レスポンスアップ側になるパーツばかりです。
この状態、非常に乗りやすく、アクセルワークに対する反応はリニアです。
つまり、思ったときに思った加速が出来ています。
また、下から上までストレスを感じることなく回るエンジンは、これらのお陰ですね。
レッドゾーン手前までスーっと回る感じは、ついついやる気になってしまいます(爆)
この仕様で、十分満足できる状態でしょう。
・総括
全体的な纏まり感は少し足らない感じですね。
吸気・排気系の弄りでレスポンスアップしているのですが、その状態に、足回りがついてきていないように感じます。
車高をもう1cmぐらい落すことが出来れば、重心位置も下がり、安定感が出るとは思うんですが、住まいの事情で、これが限界との事。
あとは、減衰力の調整とスプリングのストローク範囲の設定が必要かと思います。
今回、イモ号の試乗は短めの距離にしてみました。
どちらかというと、レスポンスアップした部分を重点的にチェックして欲しいとの事でしたので、直線をメインに。
次のステップを考えられているとの事でしたが、メニューとして、ビッグスロットルやインタークーラーが考えられます。
ビッグスロットルは、全体的にトルクアップが望めます。
間違っても、スロットルの口径加工で
馬力がアップすることはありません。
(ビックスロットルを取り付けられた方で、加速が良くなったという感想は聞いたことがありません。低速域(特に負圧状態)でのアクセルワークが楽になったということは聞きました)
インタークーラー交換は、冷却容量が大きくなることで、温度上昇が抑えられ、エンジンに低温空気が吸気され馬力及びトルクアップにつながります。
しかし、インタークーラーの容量アップに伴い、経路延長は多少なりとも伸びてしまうので、レスポンスは落ちてしまいます。
レスポンスが落ちれば、ブーストのかかり出しが遅くなります。
それを補うために、ブーストコントローラーで、ブーストの立ち上がりを調整して、レスポンスダウンを補うことが出来ます。
LYのように、ロープレッシャーターボ(低ブースト)では、タービンが本来持っている許容範囲は低いものになっていると思います。
実際、自分のLYで試してみても、ブースト1.00を超えるような設定では、逆にレスポンスダウンする傾向にあります。
最適な状態、自分のスタイルに合った仕様を見つけるのは、トライ&エラーの繰り返しになると思います。
それが、チューニングの醍醐味でもあります。
イモ号は、これから更に進化していく途中段階であることは間違いないでしょう。
ただ、そのステップは、間違えないで欲しいと切に願います。
★TAKAパパが勧めるLY3P用パーツ★
Posted at 2009/08/10 21:31:35 | |
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