
迷子先での出来事です。
迷子先では、強力なLYに多数遭遇したんですが、運良くその中の一台に試乗することができましたので、インプレッションをしてみたいと思います。
鹿嶋で遭遇した、まめしば工房製黒まめ号(ブラック・ビーンズ)を運転させてもらいました。
このLY、購入時には、ほぼコンプリート状態での納車だったらしく、
愛車紹介に、詳しく記載されています。
後付なのは、アイラインやブ-ストコントローラー、スロットルコントローラー等です。
類似する仕様が、暴走化するイモⅤⅤ号に近いとは思うんですが、ちょっとイモ号とは違う箇所があるので、一概に同じような比較ができません。
オーナー自ら、
激辛でとのことでしたので、読んでいて面白くないかもしれませんが、率直な意見を。
・サウンド系
AutoEXEのステンレスマフラーが心地よいサウンドを奏でてます。
運転席・2列目と乗ったんですが、どの位置でも、耳障りになることはありませんでした。
吸気系はラムエアーが装着され、サクションパイプを付いているのですが、吸気音があまりしないのが印象的でした。
・エンジン系
吸気が、ラムエアー+サクションパイプ。
AutoEXE製インタークーラー。
排気が、AutoEXEのステンレスマフラーとなっており、一通りのメニューが済んでいる状態です。
ラムエアー装着による、低速域でのトルクダウンは露骨に感じます。
出だしの、ブーストがかかる状態までのタイムがゆっくりで、エンジン回転もそれに同調しています。
また、ブーストがかかる2500回転ぐらいから4000回転手前までの重たさは、吸気量とICの容量アップによる、エアー不足ではないかと考えられます。
中~高回転域になると、スムーズなエンジン回転を得られ、加速もまずまずです。
ブーストアップした状態でも、上記の事象は変わりません。
ブーストアップは、単純に制御ブースト値を変えているだけですので、ブーストの立ち上がりを変えれるブーストコントローラーで無いと、この辺りのフィーリングを変更することはできないでしょう。
ただ、スロットルコントローラーを併用する事で、アクセル開度を大きくし、強制的に正圧状態を作り出して、レスポンスダウンを補っています。
出来ることなら、ブーストの立ち上がりを調整出来るブーストコントローラーを入れて、ノーマル値での制御をする方が良いかと思います。
(
注:スロットルコントーラーですが、これはあくまで補助機器です。アクセル開度を人為的に制御する物ですので、これを付けることによってパワーアップする事はありません)
・足回り・走り系
AutoEXEの車高調。
前回のイモ号同様、初体験でした。
AutoEXEの補強パーツを一式を付けることによって、その真価が発揮されると思われるのですが、無しの状態でのインプレになります。
この車高調、減衰力調整が無いため、非常に評価がしにくいです。
減衰力を調整すれば、マイルドな味付けにも固い味付けにも出来るのですが。
一言で言えば、
・物足りない。
・リアが暴れる。
・コーナリング中の安定性が低い
です。
直進時は、特に感じないんですが、低速~高速へと移行していくようなコーナーは特にふらつきます。
ボディー補強をする事で、ふらつきはだいぶ低減されるかと思います。
抜本的に変えるには、減衰調整が付いた車高調に変更するのがベストでしょう。
・総括
トータルとしては、一見纏まっているように感じました。
ただ、まだまだ改良の余地がある車体であるとも言えます。
現状、どの方向性に持って行くかで、現状を煮詰めていくのか、もしくは新たなステップを踏み出していくのか変わってきますが、住んでいる土地柄を考えると、今の仕様でも問題ないかと感じました。
今回のインプレ、かなりの酷評になってしまいました。
オーナーからも、超辛口でもいいですと言われていたので、自分が感じた素直な感覚をそのまま書かせてもらいました。
やられている内容について、特に問題があるというわけではないんです。
むしろ、同一メーカーのパーツで纏め、それを上手くセッティングされていると思います。
ただ、それに+αしていけば、更なる乗りやすさや乗り心地を得られるという風に思います。
これが終着点では無いと言われてましたので、ここから、どういう風に仕上げていくのか、今後が楽しみです。
★TAKAパパが勧めるLY3P用パーツ★
Posted at 2009/08/20 00:01:04 | |
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