
2018年10月21日、シリーズ開幕前の一つの不安が現実になりました。チャンピオン争いをしている湘南シリーズと千葉東京の最終戦の両シリーズの最終戦が同日でした。
勝てば優勝として臨んだ9月の第6戦でY.Mくんに負けてからずっとほぼ1週間前まで悩み、応援してくれる方々のお声に背中を押してもらって最後の湘南シリーズでのともぞう師匠とのチャンピオン争いを断腸の思いでキャンセルして、TOAのこれ以上のないライバルのY.Mくんとの一騎打ちの千葉東京の最終戦を選択しました。
様々な制約もあり全てのやっておきたいことができたわけでは全くありませんが、自分の置かれた環境の中でやれるだけの準備はやりました。
当日のお題は、
こちらのあまり走ったことがない方向へ飛んで行くコース。
フリーの島周りは、極力荷重かけ過ぎで修正舵が少なくて済む事と立ち上がり速さから完熟歩行から左回り一択で心に決めて歩いていました。
完熟走行
【外撮り】
【Incar】
この時点で、ライバルのY.Mくんには約2秒差で勝っていました。
ただ、1コーナーの飛び込みのブレーキングで車が滑ってしまう現象と島周り入り口でハーフスピンしていたので、ここを修正したいと車高を走行後調整しました。
1本目
【外撮り】
【Incar】
私は最終ゼッケンだったのですが、ダブルエントリーのY.Mくんのパートナーが赤旗再出走に。私はY.Mくんの出走を待っていたら、急にTOAのりんさんが私のところに来て「Y.Mくんは君の後に走るから」と教えてもらいスタートラインに着きました。後でオフィシャルさんに確認したところちゃんとオフィシャルアナウンスでその旨のアナウンスを頂いていたとのことでした。出走前にエンジンをかけて車に乗車して準備をしていたために全くアナウンスが聞こえていませんでした。振り返ってみると、アナウンスさえ聞こえていないような精神状態で見切り発車で出走したのは精神的な準備不足だったと反省しました。
ただ、オフィシャルさんの人員が少なくてそこまで対応できなかったのかと推察しますし、どうしようもなかったのかなと思っていますが、出走順の変更が変更を受けるエントラントに伝わっていることをオフィシャルさんに確認してもらえていれば精神的に準備ができないままに慌てて出て行かずに済んだのになというエントラント側の気持ちがあるのは事実です。
出走順もそうですし、意図的なエントリーなど色々と「もやもや」がありますが、走ってミスして凡タイムを記録した責任は全て自分です
ので、愚痴はこれくらいに。
1本目、1コーナーの入り口から盛大にやらかしています。気持ちの面では、1コーナーのブレーキは丁寧に、やさしく踏んだつもりだったのですが、動画からはそのような運転にはなっていないことがよくわかりますね。それでもY.Mくんにはギリギリ勝っていました。
お昼の完熟歩行を終えて2本目。Y.Mくんはここで、今までの左回りではなく、右回りの方が速いことを見つけていたようですが、私は右回りに気付くことなく、左回りでロスなく回ることに集中して歩きました。
2本目
【外撮り】
【Incar】
2本目のスタート直前に、Y.Mくんが38秒台のりんさんのオーバーオールタイムとほぼ同タイムの中間計測を記録したことを聞いてスタートしました。1コーナーの2本巻きは必要以上に慎重に入っていって立ち上がりから右ターンで車の挙動が乱れました。CHさるくら、筑波でもでていた右側の荷重からいっきに左側への荷重に移ってオーバーステアになってしまう現象です(危うくPT危ない・・・)。この辺の動きが非常にシビアに感じます(汗)。そこからの外周はしっかり踏んで稼がなければならないのに気持ちだけ早ってしまい1→2速のショートシフト+2→3速のショートシフトで結局中間で、Y.Mくんに1秒置いて行かれました。
その後もS字でうまく荷重の振り返っしまで荷重を継続できず、単なるサイドターン2本になり、一番手前の2本巻きもタイヤのグリップの限界をコントロールしきれずオーバーで修正舵でロス。結局、1秒あった中間のビハインドを0.1秒まで追い上げましたが届かず負けてしまいました。
ゴール後は放心状態。仲間の皆さんが声をかけにきてくれましたが、しばらくの間、放心状態で車から降りられませんでした。
最終的なリザルトは
こちら
結果的に完熟のタイムが一番よく、(前半大ミスばかりの)完熟のタイムであれば勝ててた。しゅん(+_+)
このシリーズの結末がそうであるように、本シリーズ中、Y.Mくんは本当に勝負強かった!前回もそうでしたが、追い込まれて、絶対的なピンチの時に持てる力の総力を使ってなんとかひっくり返してきました。それは彼自身のドライビングだけの引き出しだけではなく、周りの人に応援されるそんな彼自身の魅力を力とタイム(と表彰式のバケツの水量)に変えているように私には感じられました。
私のジムカーナの技量はまだまだ動画で御覧いただいた程度の粗削で、まだまだ車好きのお兄ちゃんが競技を初めてそれっぽくなってきた程度のものに過ぎません。ただ、このシリーズを通じてY.Mくんと宿命のライバルとしてお互いがお互いを高め合って成長できたと思っており、おかぽんはY.Mくんの存在と負けん気なくしては今のようには走れていないことは間違いありません。そういった意味で、ライバルのY.Mくんには心からの感謝とシリーズチャンピオンを(妬みを込めて)祝福したいと思います。
それから、忘れてはいけない湘南ジムカーナのともぞう師匠。動画で見ましたが、キレッキレの走りで自分が湘南シリーズに出場していたら勝てたかどうか不安にさせる素晴らしい走りでした。勝手にリンクを張らせてもらいますが【
燻されともぞうの頁】、平塚青果市場が使えなくなった今、ビ筑などでまた勉強させてもらえたらと思っています。
そんなこんなでおかぽんは、やりきった感とくたびれと実は結構、傷心で少しお休みが必要そうです。今週末のビ筑と千葉フェスはエントリーしていますが、少し目を四角にして走るのはお休みで、久々に車を楽しんで走らせたいと思っています。
こちらのみんからには乗っけてませんが、色々と撮り貯めた動画はyoutubeのアカウントにあるのでお暇な方はどうぞw
最後に、湘南ジムカーナより千葉東京を選ばせて頂いた関係の皆様、個人的におかぽんの背中を押していただいた皆様、シリーズチャンピオンのご報告が力及ばずできず非常に残念ですが、皆様の格別のご配慮とお声がけは力になりました。有難うございました。
なかなか気分的にみんから書けなかった(仕事も忙しかった!汗)けど、書き始めたら全部書きたくなったおかぽんでした。
Posted at 2018/10/30 02:42:19 | |
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千葉東京 県戦 | 日記