
9月13日からの3連休を利用して、家族で広島までお墓参りに行ったのです、もちろんアルファGTで。往路はお天気もよく、久しぶりの長距離運転でルンルン気分で快適にドライブしました。ところが、15日の復路は台風の余波による大雨で、山陽自動車道の全線が殆ど豪雨に近い状態の超ウェットコンディションでした。
翌日、左のヘッドライトが悲しんで、かなりの量の涙を流しているのに気が付きました。目に一杯涙を溜めて「かすけて~」と訴えております。私も少々ショックでした。というのは、先月の初め頃、この左目のポジション球を苦労しながら自分で交換していたからです。アルファでは、ウィンカーやバックライトのハウジング内に水が入ってレンズが曇るということは事例として知っていましたが、このようにヘッドライト内に大量の水が入ったということは聞いたことがありません。これはあの時の作業に問題があったと考えるのが順当です...
にもかかわらず、私は「水が入る隙間があるなら、そのうち乾くやろう」とタカを括って暫く傍観しておりました。ところが、どうやら水の浸入は一方通行に近い状態のようで、すんなりとは乾く気配がありません。その間、色々とあの時の作業のことをレビューしてみたのですが、大きな粗相をしたようにも思えず、悩み続けておりました。ですが、この状態を何時までも放置しておくわけにもいかず、本日修理を行いました。修理の内容は
整備手帳を参照していただくと分かるのですが、結局バンパーを外すことになったのです^^:...
グリコは「一粒で二度おいしい」んですが、アルファロメオは「一球で二度苦しい」です(笑)。たかがポジション球の交換程度のことで、ここまで労働する事の喜怒哀楽を堪能させてくれる設計は特筆ものです^^。私のようにクルマ弄りが好きな者にとっては、この苦しみも楽しみに昇華させることが出来るのですが、優等生が揃う国産のT車やN車ではあり得ないことですよね。
もともとは通常のハロゲンバルブ用に設計されたヘッドライトスペースの中に、オートレベリング機構という豪華な機能を奢られた大架体のキセノンヘッドライトユニットを強引に押し込んだことが間違いの原因ではないでしょうか。これはDラーさん泣かせだと思いますし、結局そのツケは作業工賃としてオーナーに負荷されていくんでしょうね(怒)。それでも、そんなにイジワルされても、憎めない。それを凌駕する楽しさがあるので許せてしまう、という不思議な魅力のあるクルマなんですよね、アルファロメオって。
今日は絶好の洗車日和であったにも関わらず、この作業をしていたおかげで、大好きな洗車(大嘘)が出来ませんでした。明日、クルマが汚れているのは私のせいではありません^^;。
重要連絡事項
(キセノンヘッドライド付きのアルファGTのオーナーの方のみ対象)
ポジション球が切れたら迷わずバンパーを外しましょう!
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Posted at
2008/09/27 21:31:39