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caggezzoのブログ一覧

2009年08月08日 イイね!

GT三昧その3

GT三昧その3 駄長文です。本日が休日でお暇な方のみどうぞ。

 GTオフ翌日の8月2日は朝から静かな雨が地面を濡らしておりました。今回、長野にきたもうひとつの大きな目的は、この日に自転車で乗鞍エコーラインを登ることです。先月の12日には岐阜県側から乗鞍岳の最頂部の畳平まで乗鞍スカイライン経由で登り(左写真がその時の様子です)、この日は反対の長野県側から登りたかったのです。景色はスカイラインよりエコーラインが勝ります。ところが景色どころか生憎の雨天です(泣)。

 とりあえず登り口の乗鞍高原までクルマを走らせたのですが雨が止む気配はありません。天気予報を見ると午後からは曇りでしたので、先に近くの白骨温泉に行って温泉にまったり浸かりながら天候の回復を待ちました。この温泉は登坂後に来る予定だったのですが、朝風呂もまたオツなものです。硫黄で白く濁ったお湯が特徴です。温泉は露天で河原に施設されているのですが、その隣の川では恐ろしいほどの水が奔流をなしており、上流での雨量の多さが容易に推し測られました。

 一部の方はよくご存じなのですが、自転車は私の最大の趣味で、長年の間多くの時間と体力を注ぎ込んで楽しん(苦しんで^^?)でいます。このエネルギーを建設現場での肉体労働就労によって消費していれば、今頃はポルシェに乗れていたと思います(笑)。自転車のことを書きだすとキリがないので書かないようにしますが、同好の方がおられましたらまたどこかで語り合いましょう。

 お天気のほうは回復どころかますます雨脚は強くなり、温泉から乗鞍高原に戻ってみると観光路線バスも運行中止になってます。さすがに自転車登坂は諦めざるを得ず帰路につきました。松本から高山まで抜けるR158を走り、高山市内で高山ラーメンを賞味しました。高山ラーメンは麺が細くて縮れており、そこに濃厚な豚骨系のダシが絡んでなかなかの美味です。でも、目的を達することが出来ないままひとりですするラーメンは淋しかったです。

 さてGTです。この日はタイトでテクニカルな道をウェットコンディションのもと存分に満喫しました。普通のクルマならばちょっと避けたいような道路状況なんですが、このような道路でも運転の楽しみを味あわせてくれるとことろがアルファの持つ美質です。多少荒れた路面も多かったですが、ハンドリングの切れ味が損なわるようなことはなく軽快にコーナーを抜けてゆけます。敢えてフロントにのみWウィッシュボンを配して緻密な仕事をさせ、リヤはシンプルながらパラレルリンクで踏ん張りだけは効かせる、このアシの味付けが絶妙です。

 このクルマの運転が楽しいのは「タイヤが近い」からだと思います。路面の状況やその路面とタイヤとの力関係の状況が、ステアリングを通じて分かりやすくフィードバックされてきます。ドライバーはそのフィードバックをリアルタイムに感じ取りながら次のアクションを適切に判断して運転を楽しむことが出来ます。すなわちクルマと常に対話しながらの走りがファントゥドライブを倍増させており、さらに官能的な音の演出が気分を高揚させてくれるんですね♪

 もうひとつ嬉しいことは、このクルマは前後左右への荷重変化をドライバーの意思で自由に行えることです。直結のトランスミッション車は基本的にこれは出来ることなのですが、GT(JTS)の場合は、元々の前後輪荷重バランスが良いこと、ステアリング応答性が良いこと、それに加えてセレとパドルの使用によりドライバーの思い通りのギヤ選択すなわちトルク配分が出来ること、これらが意思に基づく荷重配分の容易化に奏功しているのだと考えています。

 「タイヤを感じて荷重を変化させながら走る」ということは、車体が軽く出力も低い場合はイヤでも感じますし、またこれを頭に入れておかなければまともに走らせることはできないです。分かりやすい例では、自転車やバイクではこれらのコントロールは必須のスキルで、出来なければ走れませんし曲がることも出来ません。クルマのように車体が大きく重くなってくるとこれらは感じ取りにくくなるのですが、アルファはこの対話部分を残すことを大切にした設計がなされています。まあ、それの犠牲になった部分も少なからずありますが(笑)。

 某有名国産メーカー車ではこの最も楽しい部分を意識的にドライバーに感じさせないような設計がなされていますよね。これは高い技術的な裏付けがあればこそなし得ることで、誰がどう適当に運転しても一定の安全性が担保されることは一般的には高く評価できることです。しかし、私がクルマに求める価値観はそこにはないです(悲)。この部分がアルファの設計が国産車とは対局にあると言われる所以だと思います。仕上げはイタリアのデザインセンスを身に纏い、アルファロメオというブランドが確立されているわけですね。

 GT三昧の旅もようやく終焉です。帰りは東海北陸道の飛騨清見から高速に乗りました。依然として大雨状態でしたが、岐阜県を抜けたあたりから青空も見え始めました。お天気とは反比例して道路の交通量は増え、遅い流れに乗り7時過ぎに無事自宅に帰りました。長時間の運転ですが、このクルマでは飽きることがありません。ひとつにGTはシートがとても良いです。程良くコシのある硬さとホールド感が疲労を感じさせません。九州からでも陸路で来れるほどです(爆)。二日間どっぷりGT三昧できた良い週末となりました。最後にブギさん、umeさん、omingさんに改めて感謝の意を表したいと思います。サンキュー!






業務連絡
初回車検が完了し4年目に突入の我GTですが、これを機会にみんカラの「燃費記録」を付けてゆくことにしました。数年続ければ有益なデータになると思います。



Posted at 2009/08/08 09:41:07 | コメント(16) | トラックバック(0) | オフ会 | 日記
2009年08月06日 イイね!

GT三昧その2

GT三昧その2 それぞれのパーキングで繰り広げられた各種イベントはバッサリ割愛させていただき、次は夜の部です。フォトギャラの中では見慣れた小町堂ですが実際に行くのは初めてです。お店の大きさや雰囲気がとても我々のオフ会第二部にマッチしておりいい雰囲気です。ここでは比較的みんカラ歴が新しい方たちとテーブルを共にしました。私は人見知りしない方で、誰とでもすぐに話が出来る方なんですが、このテーブルのメンバーには完全に負けました。Roosterさん、ラマさん、青蛇さん、ar916さんの超社交的で明るい会話には脱帽です。押されっぱなしでしたが実に楽しかったです。

貴重な写真をアップします。どこが貴重かって?良く見てください、ちゃんと写ってます(笑)。

 小町堂は実質の貸し切り状態で、お店のスタッフの方も一緒になっての恒例のアニキライブや、omingさんのお祭り騒ぎ乱入事件やら、突然プレゼントステージやらで大いに盛り上がりました。それにしてもみなさん多芸だわ、ギターに、ハーモニカに、歌に、漫談に、写真に、和服美人妻攻略に(笑)、必勝ジャンケンに、酒量パフォーマンスに、その他もろもろに。そしてあの喧噪の中で安眠できる精神と肉体構造に(爆)。この時の様子は昨日のmaikoさんのブログがパーフェクトですので復習されるかたはそちらにどうぞ。

 この時akiさんが提供してくれた日本酒と、ar916さんが提供してくれた蕎麦焼酎の2品が驚きの旨さで感動しました。宴会のイケイケモードで飲むにはもったいないほどの卓抜した芳醇さで、あのお酒を飲めただけでも幸せいっぱいです。ちなみに酒量に関しては西の横綱がme-meさん、東の横綱がラマさん、北の横綱がakiさん、名大関がミミちゃんって感じです^^。みなさんとても明るいお酒です。お互いにお初の方も多かったのですが、共通の趣味嗜好があると(クルマの話したっけ?そう言うとしてないよね^^;)あっという間に垣根も消えて長年の友人のように楽しめところがオフ会の醍醐味でもあります。

 夜も更け宴会はお開きとなり、帰路につきます。一部の人は更なる刺激を求めて、オクヤマ流、鉄の棒を振り回しながら夜の松本を徘徊したとのことです(笑)。宿泊はmaikoさんと一緒にツインの部屋を確保しておりました。当初の計画では、夜を徹して地球の平和と防衛について語りつくす予定だったんですが、私が横になった後、3秒で轟沈した様子でこの計画は次回に持ち越しになりました。それにしてもmaiちゃんの広く深い知識の世界にはいつも感嘆すること頻りです。知的刺激のシャワー状態でした。




冗長なプログですいません、読み飛ばしてください。その3があるかも。




Posted at 2009/08/07 00:12:13 | コメント(15) | トラックバック(0) | オフ会 | 日記
2009年08月05日 イイね!

GT三昧

GT三昧「ブログをアップして、はじめてオフ会は終わるんや」

 この名言はどなたが最初に提唱されたのでしょうか。今これがプレッシャーとなってのしかかって来ています。悶々と苦しんでいるうちに時間ばかりが経過し、さらにその間にもどんどん他の方が素晴らしいネタや写真を公開されるので、益々窮地に陥るという構図は皆さんにも経験があると思います。その状態に鉄槌を喰らわせてくれるのが上記の名言です(汗)。団体行動編は他の方にお任せして、私は個人行動編を書いてこの重圧から逃れたいと思います。

写真はどこでもかがむミミちゃんです^^。


 8月1日、起床は2時半です。ちなみに前日は8時に就寝しました。私の場合は夕食時に麦から作られた冷たい睡眠薬を少し多めに飲むだけでイチコロで眠れるのです。3時に出発し、3時半に名神吹田から高速に乗りました。高速に乗ってからナビ目的地を恵那峡SAに設定すると、距離240km、到着予定時間6時30分と出ました。おいおい集合時間の6時に間に合わんぞ、と一瞬焦りましたが考えてみると時速100kmで走れば6時前には到着できるはず。ナビは気にせずマイペースで疾走することにしました。

 早朝につき道が空いていたので小牧ジャンクションまでは、オートクルーズを110km/hに設定してアクセルから足を離してリラックス運転です。このオートクルーズですが、JTSの場合110km/hの設定にすればその時の回転数が3250rpmの最大トルク発生回転数となり、ここがべストポイントです。オートクルーズは便利な機能ではありますが、道路の起伏や風向などの状況がどうであっても速度だけを保とうとしますので、下手に低い速度で設定したりすると5速のままどんどん燃料だけを送り込んだり、速度に乗りたい下りでエンジンブレーキをかけまくったりとアフォな運転をしますので、使い方には多少の工夫とテクニックを要します。ですが、平坦路の110km/hは実に具合がよろしいです。

 名神ではロッソのGTを2台抜きました。そのうち一台はヤンさんだったんですがもう一台は通りすがりの人だったみたいです(一応手を振って挨拶したんですが(汗))。中央道に入ったころには到着時間も読め、オートクルーズを解除してエコ運転に切り替えたんですが、そのとたんに後ろからizmさんに追いつかれました。特長的な色で一発でわかります。そのままランデブー走行で恵那峡SAまで走ったんですが、前方からizmさん装着の心地よいKen'sサウンドが聞こえてきて、ようやく目も覚めてテンションが上がってきました。2台だけでもツルんで走るのってほんとに楽しい^^。

 第一合流地点の恵那峡SAから女神湖までは、8台+3台(途中合流はakiさん、ブギさん、umeさん)で快適にクルージングしました。高速での先頭は暴君でしたから、善良なドライバーの方は皆さんビビって道を譲ってくれます^^。そこを多数のGTがビタッと並んで爆走してゆくわけです。なんという快感でしょう。速度はここでは書けませんが、程よくスピーディで決して悪辣なものではありませんでした^^;...。ところで私は恵那峡SAで給油したのですが、その時にガス添加剤(WAKO'S Fuel1)を投入しました。ある程度回転を上げた状態で連続して走る条件下での使用が効率的な洗浄が出来るんですよね。

 関東組と合流した女神湖から美ヶ原までは本当に楽しいツーリングでした。この間、3速50%、2速40%、1速10%のレシオ使用割合で回転を落とさない走りを楽しみました。モードは勿論スポーツ、変速はパドル90%、シフトレバー10%程度でしょうか。このようなワインディングのアルファの運転は本当に気持ちが良いものです。セレは今となっては古典的なロボタイズドクラッチとなりましたが、私は逆にその少しおバカであるけど煽情的な音を響かせてくれるブリッピングがたまらなく好きです。マニュアル車を自在に操る楽しさ、その楽しさだけを手軽に堪能できるセレという(往時の)先進的な設計にアルファロメオというメーカーの真骨頂を感じ取れます。アルファの直噴かつセレを選択したことは私にとって大正解でした。

 この時は前がkurowaruさん、その前がラマさん、後がぶりさん、その後ろがつじけんさん。すなわち視界のほとんど全部がネロのGTでした\(^o^)/ 。これは今までのオフ会にはない初めての経験で、テンションは最高潮に達しました。さらにラマさんからは軽快な4発サウンドが、kurowaruさんからは説明不要のV6サウンドがハーモニーで聞こえてきます。私のJTSもこのころからFuel1が効いたのか絶好調となり、一番おいしい回転数の5000rpm~7000rpmを使って澄んでいながら力強いアルファサウンドを存分に堪能することができました。3年間分位のアドレナリンが出たと思います(笑)。浮かれてしまってこれを記録したドライブレコーダーのSDカードを交換するのを忘れて、貴重な映像を上書きしてしまいました(泣)。




本日はここまでにして、その2に続きます。










Posted at 2009/08/05 21:27:30 | コメント(20) | トラックバック(0) | オフ会 | 日記

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「ヒノキ科花粉と奮闘中」
何シテル?   04/01 22:08
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