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caggezzoのブログ一覧

2008年03月15日 イイね!

この世の仕組み

 雨の降る昨夜のことです。出張先の近くに左折しながら渡る細い踏切があるのですが、対向車があったため、やや左側に寄った位置からこの踏切に進入しました。踏切の端には黄色と黒に塗り分けられた鉄骨で組まれた柵があり、これに当たらないように少し大回りをするかたちで左にハンドルを切り、殆ど車体が踏切内に入った時に「ガガッ!」とイヤな音が。オーマッガッ!当てました(-_-;)。

 クルマを降りて見てみると左後ろのフェンダーが上下2箇所でえぐられてます。「はて、一体何に当たったのか?」と踏切の柵を見てみると、柵の鉄骨の下2本が柵より20cmほど飛び出しており、これがフェンダーに突き刺さったようです(ToT)。いろんなクルマの塗装がついてました(怒)。それにしても私のGTは前回のバンパーの時といい今回といい、よくよく鉄骨が好きなようです(^^; ....

 JR西日本を恨めしく思いながらも、「当たってしまったものはしゃーないか。直せば済むし、相手がいなかっただけよしとするか」と、このあたりの気持ちの切替は自分でも呆れるほど早いです(^^)。とは言え、キズの程度はDIYでまかなえる領域を越えており、「しばらく修理やなー、不便なこっちゃ」と思っている時にフト思い出したことが。あ、たっちゃんが芦有オフ告知してたなぁ、クルマがなかったら行けんわなぁ、それにクルマを大切にすることでは人後に落ちない我tatsuki師匠に「たるんだ運転でぶつけました」なんて口が裂けても言えんわなぁ、申し訳ないけど今回は断って、ぶつけたことも内緒にしとこー、などと考えておりました。

 さて、これまでなんでもDIYでやってきた私は主治医もいなければ知っている修理屋さんもありません。板金が必要なほど当てたことも初めてです。ここはDラーさんに出すのが正攻法ですが、NEWチンクの発表会で沸き返っているさなかに衆人監視下で修理依頼するのもあまりに体裁が悪いので、ネットで検索することにしました。

 家の近くで輸入車を多く手がける板金屋さんを見つけましたが、幹線沿いです。西宮市内では黒のGTはかなり限られた車種ですし、これが人目に曝されながら修理されてると誰かに目撃されそうな気がしてパス。で、最終的には家からは少し遠くなるのですが、大阪は西のはずれの弁天町にある板金屋さんが良さそうなので、そこでひっそりと直すことにしました。ここなら大丈夫だろうと。

 今日、さっそく電話を入れてクルマを持ち込みました。すると板金屋のオヤジさんが「また、アルファロメオや」と言うので、え?と聞き返してみると、偶然アルファロメオの入庫が3台続いているとのこと。この時点では「ああ、うるさいアルフィスタのお眼鏡にもかなういい仕事をするところなんや」と安心感を抱きました。そのあとやってくるとんでもないサプライズを知らずに.....

 このオヤジさん、とても面白い人で修理の方法や他の修理事例などについてパソコンの画像を使って分かりやすく説明してくれるので1時間半ほど楽しく話し込みました。修理の依頼や日程の打合せも終わり、さて帰る段になって工場のほうを見ると片隅にロッソカラーに塗られたフロントバンパー状のものが乾燥ラックに掛けられています。近づいてしげしげ眺めてみると、それはバンパーではなくリップでした。さらに良く観察すると、あらら、その見慣れた色といい、ノーズの形状といい、ボルト穴の位置といい、これはGTのリップっぽいぞ!

 以下オヤジさんとの会話です。

影「これ、アルファGT用ですよね」
オ「そうそう、さすがによく分かりましたね」
影「事故でもされたんでしょうか?」
オ「いや、色だけ車体に合わせて塗って欲しいとのことですわ」
影「(まさか!の思いが頭をよぎり、)私の友達でもそういうことしている人いますよ」
オ「そうですか、これ依頼した人は天王寺のあたりの人でしたよ」
影「ゲゲッ!」
オ「なにか心当たりでも?」
影「(勇気を出して)まさか、その人の名前○○さん(たっちゃんの苗字)といいますか?」
オ「いやまさにそうですよ。知ってるの?」
影「し、知ってます(◎_◎) ・・・・・(絶句)」
オ「へー、世の中狭いもんやねー(オヤジ、ここで大いにはしゃぐ)」
影「その人、20日前後にクルマ取りに来ますよね」
オ「それくらいになりますね」
影「私のクルマその頃ここで修理中ですよね?」
オ「ちょうどその頃ここでバンバンやってまっせ!」

 ありえません。

 天網恢恢疎にして洩らさずといいますが、この時は逃亡犯がまさに刑事と出くわした瞬間の心境が実感として分かりました。単なる偶然の符合にしては出来すぎですよね。これは下手な隠し事はするなという天からの啓示と受け止め、恥を忍んで本プログで公開することにしました^-^; アハハ...

 この世はかくして面白く仕組ませてるんですね。皆さん、悪いことも隠し事もできませんよ(^_-)。



業務連絡:
来たる芦有オフはどんなことがあっても、いかなる手段を講じてでも参加します(^o^) !

Posted at 2008/03/15 21:16:39 | コメント(32) | トラックバック(0) | アクシデント | 日記
2008年03月03日 イイね!

FIAT グランデプント

FIAT グランデプント昨日ちょっとした案件があり、久しぶりにDラーさんに行ってきました。用事も済んで帰る前に何気なく展示してあったグランデプントを眺めていると、ちょうどお世話になっているセールスさんが外出から戻って来られました。しばらく雑談していたのですが、「せっかく来ていただいたので是非グランデプントに試乗されてみてください」としきりに勧めていただきました。このクルマには関心も薄く期待もしていなかったのですが特に急ぐ用事もなかったのでなんとなく「じゃ、乗ってみようかな」程度の軽い気持ちで試乗してみました。

ところが、ところがです(汗)。これが予想をはるかに超えて面白かったので簡単にインプレしたいと思います。試乗したのはグランデプントの1.4 Dualogic Gigaというモデルでした。

■パッケージ
147より一回り小さいというイメージです。大きくもなく小さくもなく、実に小型車としての最大公約数ポイントをヒットしている大きさです。運転席に座ると、日頃GTのように視界の悪いクルマに乗りつけているせいか、その見切りの良さに少し感動します。四隅の位置がすぐに分かり、乗ったとたんに安心できるサイズです。

■エンジン
1.4LのSOHCながら可変バルブタイミング機構装備でよく回ります。セールスさんに「このクルマはとにかく回して乗ってみてください」と言われましたが「言われなくても思いっきり回しますが.....」と心の中で呟きながら、しょっぱなから全開です(^^;.....新車なんですが(^^v
3500rpmあたりまでは静かですがそこから上が回すほどに元気一杯です。レブリミットは7000rpmで、最大出力発生回転数が6000rpm。これは毎日レッドゾーンに入れてください、と言ってるみたいなもんですね。実際3速あたりまでは一気にここまで回ります。音はアルファほど官能的ではないものの、元気さと力強さを感じるスポーティなサウンドで、爽快です。3000rpm以下はトルクこそ月並みですが、急激に静かとなり、スムースです。アイドリング時はタコメーターを見ないとエンジンが回っていることが分からないほどの静粛性でちょっと驚きです。

■トランスミッション
これが最もインプレッシブで、このクルマのキモです。2ペダルの5速シーケンシャルトランスミッションで「デュアロジック」と名付けられています。セレスピードと基本的に同じメカニズムですが(パドルは無しです)、セレに比べて車速とギヤレシオから適正回転数を制御する能力が高く、ラフにシフトレバーを操作してもピタリと回転を合わせて繋いできます。シフトダウン時は特に顕著で、セレのようにブウォーン!と派手にブリッピングしてから繋ぐのではなく、一瞬ブウォ!だけで、もうドンピシャ回転数で繋げてきます。セレよりもVWのDSGに近い操作感です。これを面白みがないと感じるか、合理的で無駄がないと感じるかは各人の好みにまかせるとして、完成度が高いメカニズムとなっていることは実感できます。レシオもクロスで、これを高い回転数を維持しながら小気味よく変速して運転する楽しさは、CVTやトルクコンバータでは味わえないものです。

■足回り・ボディ
試乗の範囲ではさすがにわかり兼ねますが、欧州車特有の引き締まった感じと程よいシャシ剛性感があり好感が持てます。

大排気量車を怒涛のパワーで豪快に走らせるのも快感ですが、そうそう一般道でそのような扱いは出来ませんよね。免許証が何枚あっても足りませんし、やはり危ないです。ところが、このクルマは日常の街中使用で充分にドライビングの楽しさを満喫できるような程よいパワーとレシオで組まれています。人馬一体となって使い切る楽しさもあります。このあたりの味付けが、このクラスのイタリア車は実に上手いと思います。

勿論ネガを感じたところもあります。内装はそれなり、シートは着座感がショボイ、ミッションもAutoモードではユサユサ、などなどです。でもトータルではちゃんと損益分岐点を上回ったところでまとめあげられていると納得できます。

さてここで気付くのですが、新型チンク(FIAT 500)は間違いなく楽しいクルマであるだろうと確信できることです。このグランデプントと同じエンジンユニットで(初回デリバリは1.2Lですが、すぐに1.4Lが追加となります)、同じトランスミッションを積み、車重は150kg軽いのです。それであの可愛くてお洒落なデザイン。魅力を感じざるを得ません。断然、欲しくなってきました。セカンドカーは今年車検ですし。試乗するとやばいかもしれません。こんな単純なユーザーがいるから、うちのセールスさんが熱心に試乗を勧めるわけです.....最後にそれが分かりました(^^;



チンクが好きな方に業務連絡:
今、Dラーさんを訪れて「新型チンクいいですよね!」と言えば、写真のような磁石板(85mmX110mm)がもらえます。冷蔵庫の扉のモディにいかがですか?


Posted at 2008/03/03 22:28:50 | コメント(27) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2008年02月27日 イイね!

芝・増上寺

芝・増上寺仕事で東京に日帰りで行ってきました。

で、芝の増上寺と東京タワーです。
正真正銘のオノボリさんです(^^;

訪問先が御成門でしたので、仕事が終わってからちょいと増上寺に参詣してきました。出先でこのように気軽に行き会った社寺仏閣に手を合わせるのが好きです。

増上寺は徳川家の菩提寺でもあり霊廟でもある押しも押されもせぬ名刹です。その壮大さは都心であることを忘れさせてくれます。今日は平日のビジネスタイムでもあり人も少なく廟内ではただ一人だけの参詣でした。

さて、歴史小説がお好きな方は我々のごく近いご祖先様の時代まで現代とは比べ物にならないくらい社寺に出向き、様々な祈念をしていたことをご存知だと思います。往時はすべてが非科学的で、人知を超えた大きな力に対しては祈念し祈祷する以外にはなす術がない、という背景がありますが、それにしても神仏に手を合わせる回数は現代とはまるで比べ物にならないと思います。

私は特に信心深いというわけでもなく、特定の宗派に傾倒しているということもありません(あ、シャカシャカ教が.....)。典型的な日本人で、八百万の神々に何の抵抗もなく手を合わせ感謝することが出来ます。最近この日本人ならば誰でもが持っているこの美質を意識して大切にしたいと感じています。このままどんどん良き文化がDNAから忘れ去られるのが惜しいと思います。

今日のように偶然の幸運でこの古刹に詣でることが出来ると、とても気持ちが良いので、ま、雑感です。



お肉好きな方に業務連絡:
昨日、ロメ吉さんから「"みその"は東京にもありますよ」という情報をいただいたのですが、本日、偶然みそのの新橋店を発見しました。新橋駅西方向に徒歩10分位の距離です。ああ、また食べたくなってきた(^^;

結局最後は下世話な話題で終わる悲しさ......
Posted at 2008/02/27 20:21:03 | コメント(26) | トラックバック(0) | 雑感 | 日記
2008年02月24日 イイね!

アルファな週末

アルファな週末 早めにアップしようと思っていたのですが、最近、みんカラが夜にイヤイヤしてグズるもんでちょっと遅れました。人が増えてきてるんですね。


この記事は、あるふぁ~ないとVol.3。。 について書いています。

この記事は、うまいよね について書いています。


 金曜夜、outsiderさん主催のあるふぁ~ないとVol.3にちょこっと参加させてもらってきました。このオフ、濃いです。骨の髄までアルフィスタな方々やクルマはtipo!しか頭の中にない人の集まりです(笑)。クルマの車種やモディに疎い私はいつもひたすら勉強させてもらってます。この日もGTは私だけ、156はゼロ、その代わりスパイダーやGTVや147GTAや159が複数台、マセやブレラも...
 コアなクルマ談義が特徴の楽しいオフです。

 土曜日お昼、ritmoさん主催の昼食会に行ってきました。集合12時半、京都は河原町の神戸みそのです。恐怖支配のこのオフでの遅刻は死を意味します。私を除く全員が充分に時間にゆとりをもって集合していたようです。そんな中で私だけが遅刻を(血汗)!これは大型バイクの駐車場は作らず、しかし駐車禁止の取り締まりだけはしっかりやる行政に問題があるのです(言訳)...
 みなさんとの自由なトークと美味しいお肉。クルマの話より食べる話やみんカラ人物像で盛り上がった楽しい食事でした。

 土曜日午後、私の希望でCafeラウンジGONへ。京都に来てここに寄らずばこれはモグリですもんね。たくさんで押しかけてしまったにも関わらずマスターに優しく応接していただきました。それにしてもスタッフの皆さんもお客様もみんなお洒落でかっこいいです。華があるお仕事です。そんな中に一人だけ全身バイク色の見るからに胡散臭い異分子オヤジが混じってしまい、お店の印象を貶めなかったか少し心配でした。
 京都の新名所でお茶と若の写真が楽しめる、あ、髪も切れます、素敵な空間です。

 土曜日夕刻、地獄が待っていました。この日の京都の天気予報は午後から雪。頭では充分理解出来ていたのですが「バイクで走りたい病」が佳境に達しており身体は別の動きを。それなりの装備をして颯爽とバイクで出動しました。ゴンちゃんのところまではなんとか空ももちこたえておりました。そのあともげらちゃんが「亀岡経由で走って帰りたい~」とのこと。道案内をするうちに私も亀岡→篠山の峠を楽しみたくなって老の坂峠を越えました.....が、そこから三田までは凄まじい吹雪でした(泣)。ミラーをみれば自分が雪だるまになってます。景色は銀世界、路面はシャリシャリでコーナーを楽しむどころか転倒の恐怖との戦いとなりました。
 昼食で良質なエネルギーを確保していたお陰でなんとか家まで無事たどり着けましたが、疲労困憊のツーリングとなりました(苦笑)。

 お世話になったみなさん、有難うございました。また楽しくワイワイやりましょう。


Posted at 2008/02/24 10:01:10 | コメント(28) | トラックバック(1) | オフ会 | 日記
2008年02月11日 イイね!

ヴギさん来たる

ヴギさん来たる 内容よりスピードが信条のブログです。

 長野より遥々ヴギさんが関西にお越しになりました。このところ長野勢も元気に自走してきてくれますので、嬉しい限りです。真冬だというのに!
 さてオフ会の楽しみは、初めてお会いする方が自分のイメージとどれだけ掛け離れているか、このギャップを楽しむことであります。ヴギさんも見事に私のイメージを打壊してくれました(^^)。違いすぎる.....
 ご本人のほうが断然スマートで男前であらせた事をご報告して本日は終了です。


 ヴギさんまた来てくださいね♪ 本日お集まりの多くの皆様、お疲れ様でした。また遊びましょ。


Posted at 2008/02/11 19:47:03 | コメント(24) | トラックバック(0) | オフ会 | 日記

プロフィール

「ヒノキ科花粉と奮闘中」
何シテル?   04/01 22:08
一台のクルマ(orバイクor自転車)を長期間乗るタイプです。AlfaGTとFIAT500ツインエアのイタ車ダブル体制でカーライフを情熱的に楽しんで(=苦しんで)...
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2007年3月から2014年3月まで、7年間で12万キロを走行しました。楽しい思い出をい ...
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