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2017年03月18日

妻と私の願望の車高調選び ~究極の乗り心地とは~

妻と私の願望の車高調選び ~究極の乗り心地とは~
こんにちは ヴェル太郎Ⅱです。足回りの報告と感想を書きます。今から車高調を検討する方は参考にしてください。








■妻の主張(乗り心地に敏感)

とにかくノーマルの乗り心地で十分。
フェンダーの隙間なんてどうでもいい。
車高を下げる意味が解らない。
今までに何回、コンビニや駐車場で
バンパー割ってんのよ。
子供もいるのよ!
以前の車のような乗り心地になったら離婚する。
独身じゃないのよ! 子供と私、家族のことを考えて!!

(おっしゃる通りでございます 弁解の余地はございません)

■私の主張

ヴェルファイア20系後期2.4Zのタイヤハウスは
7cmも空いている。
カッコ悪すぎで乗れない。
一番は見た目でローダウンはカッコイイです
タイヤとフェンダーの隙間は0mm以下にしたい

足回りをシッカリしたければ
ローダウンしなくても強化は可能です
ですのでローダウンする意味は
見た目のカッコ良さです


■なぜ車高調にするのか

もちろん見た目がカッコイイ事・しっかりした
足回りにしたい事です。
なぜ車高調かというとダウンサスでは不可能な
ストロークが確保されるからです。
今回の目的である[ノーマルのような乗り心地]は、
やはり車高調しかないと思います


■理想上の車高調

私と妻の主張をすべて合わせると下記になります

・車高はタイヤがかぶるまで落とす(私の主張)
・中・高速コーナーでグッと踏ん張れる(私の主張)
・地上高は15cm以上を確保
(※コンビニ車止め
が12cmだからと妻の主張)
・段差でゴツンとこない(妻の主張)
・妻にノーマルの乗り心地と錯覚させる(私の主張)

上記をすべて満たす足回りでないと
間違いなく離婚となります(失笑)

しかしながら・・・
これを満たすことは理論上不可能です
すべて物理的に反対の事を
両立させようとしているのですから。

そこで、不可能を可能にする為の戦いが始まりました




■タイヤホイール選び

地上高15cmを確保するには
タイヤの直径を大きくします

(ホイール)
エステイタス スタイルCTR
8.5J × 22インチ インセット+42

(タイヤ)
ヨコハマ パラダ SPEC-X
サイズ 245/30R22



このホイールを選んだ理由は
405mmのビックローターとキャリパーが
収まるホイールで新品タイヤがついた
中古があったからです


■タイヤの扁平率と種類による乗り心地

純正は18インチ50です
今回は22インチ30です

足回りがノーマルでインチアップの
乗り心地は当然ながら
扁平率30なので
路面の細かい凹凸を拾う感じはあります
言葉で表現すると・・・

[ごまかさないで路面の状況を伝えてくれる]

これを乗り心地が悪いとは思いません
私はもう1セットタイヤを所有しています
理由は22インチ30では車検が通らない為
(※22インチ30ではメーターに狂いが生じます)
車検用に20インチ35を持っています



■純正を含む3つを乗り比べた乗り心地の結果

(18インチ50トーヨータイヤ)
ノーマルなので乗り心地はよい

(22インチ30 ヨコハマ パラダ SPEC-X)
路面音が小さい乗り心地はよい。

(20インチ35 ATRスポーツ)
路面音が大きい。
ゴムが固く乗り心地が悪く感じる

純正は論外ですが22インチ30の
ヨコハマタイヤと20インチ35の
ATRスポーツで乗り心地が22インチの方が
良く感じることには驚きました。

結論はインチや扁平率を気にするより
タイヤを気にするべきです
やはりタイヤは国産が乗り心地はよいです
路面音も全然違いますし乗り心地に差が出ます
インチアップで妻の乗り心地を気にする方は
国産ブリジストンが良いです。ただ値段が高い・・

 ■ノーマル車高+22インチ30の場合

ノーマル車高では見た目はしっくりこないですね


■ノーマル車高+22インチ30と20インチ35の比較

フロント22インチ リア20インチでの比較です。20インチが小さく見えます


インチアップでフェンダーとの隙間は70mmあったものがフロント52mm・リア60mmに縮まりました。


フロントバンパーの地上高は20cmあります

■ローダウンフェンダー

これだけでは終わりません
ノーマル車高で、まだすることがあります
ガレージベリーのローダウンフェンダーです
装着によりさらにフロント2cm・リア2.5cmほど
さらにフェンダーの隙間が縮まります




このフェンダーはノーマルバンパー用でグレンツェン鎧は段差がありR形状も違うので加工が必要でした。



フェンダーの先端は4mmほどあり[後付け感]がでるのでシャープに削ります


ベルトサンダーを使います


こんな感じに薄く削ります


シャープな感じになります。


先端が1mmになるまで削りました。


リアの加工も少し短くして先端をシャープにしました。




ノーマル車高+22インチ+ローダウンフェンダーの完成ですフェンダーの隙間はだいぶ縮まり、ローダウンしたように見えます


これにワイドスペーサーでツライチに
近づけると下記の写真になります

これでノーマル車高です。
どうみてもローダウンしてるように見えませんか?

これは視覚的錯覚を利用しています。
22インチとローダウンフェンダーと
ワイドスペーサーによるツライチ
それにカーボンサイドプロテクターの
下への視点効果の4点を合わせると、
ローダウンしているように錯覚させるのです

ここまででフェンダーとの隙間は
フロント32mm・リア35mmになりました。
フロントは指2本の隙間くらいです
ノーマルサスペンションで
ここまで詰めることができます。

インチアップでノーマルサスの方は
参考にしてみてください。
※ただし20インチではこのようにはなりません

■車高調TEIN flex A+EDFC ACTIVE PRO を選択




いよいよ車高調です。いろいろ悩みました。
HKS・RS-R・パーフェクトダンパー
BLITZなどいろいろ試乗しました
その中でTEINを選択した理由は下記です

・複筒式である事。

・一番柔らかい設定で街乗りは
ノーマルと互角だと感じた事。

・柔らかいままだと中・高速がふらつくので
EDFC ACTIVE PROで自動制御できる事。

ハイドロ・バンプ・ストッパーがついている事

ノーマルの乗り心地を意識するのであれば
複筒式だと思いました。
複筒式もいろいろ
ありますがノーマルに近いという点ではTEINです
※flex Aに限ります。TEINでも他の種類は×
H.B.S.の効果も大きいと思います

EDFC ACTIVE PROは最初に設定すると
自動で制御してくれます。
カーブ時に自動でダンパーを固くしてくれます


設定はまず、一般道・街乗りでは一番柔らかく設定します。これで妻にはノーマルと錯覚 させます。(笑)



速度・遠心力を自動で検知し設定通りに制御するところは今回、妻と私の望みを叶えた唯一のシステムでした。

■最小限に抑える車高調の下げ幅

過度のローダウンは乗り心地を悪くします。
車高調自体の下げ幅は4cmほどの
ダウン量で収まります。

見た目はかなり下がって見えますが
地上高は十分確保できます。
妻が懸念するバンパー破損の心配なしです



結構、下がって見えませんか?  40mmダウンだけで実は地上高はG'sと同じです。※大型ホイール装着でノーマルより車高が1cm上がっていた為、40mmダウンでも実際の地上高は30mmダウンと同じになるのです


この写真を見てください。タイヤにかぶっても12cmの車止めよりフロントバンパーは上です


フロントの地上高は16cmです。何も考えないで運転する妻もこれで安心です


(その他の大事な事※実はとても重要)
ここからが重要なポイントです

■ボディ強化の勘違い

グッと踏ん張る足。やはりボディ強化は
必要だと思いました。
じゃあボディをガチガチに強化しよう
それは間違いです。一般道の段差では
跳ねますし乗り心地が悪くなった感じが出ま

乗り心地に重点を置くのでしたら
G'sの強化ブレースがTEINのサスと
一番バランスが良いです


G'sの強化ブレースは本当によく出来ています
ガチガチになりすぎないように

[逃げを作りながら強化する]

技術スタッフが何回もテストした結果
たどり着いたのでしょう。脱帽です


強化ブレースとノーマルの二枚重ね。意味ないか・・・・

■ブッシュとシールの交換

ゴム系の消耗品は
足回り交換と一緒に交換します



■スタビリンクの交換



この小さい部品が意外と乗り心地に
影響がありました。これだけでは効果は
感じられませんが下記とトータルで交換すると
乗り心地のバランスが良くなります


■ロールセンターを補正



ローダウンで狂ったロールセンターを
本来の位置に調整します

これを使わなくても調整は出来るのですが
ゴムが窮屈になり本来の動きが出来ません
これが乗り心地に影響するのです

■ジオメトリー補正

バンプアジャストタイロッドエンドという
部品を知っていますか?




これ単品では効果は実感できませんが
ジオメトリー補正します

上記をトータルで装着してから
正確にアライメントを取ると
乗り心地が
劇的にとても良くなります。
乗り心地はトータルバランスで決まります




作業した項目は以上です

考えられる事はすべて作業しました。
まずは私が試乗した感想です

結論はノーマルと乗り心地は変わりません
むしろノーマルよりよく出来ている。

一番柔らかく設定した感想は
段差などの振動・ガツン感は
扁平率30を履かせたらノーマルより
TEINの方が吸収力は上です

これはノーマルのサスペンションより
TEINが性能的によいと思います

しかしTEINサスペンションすべてと
いうことではなくF
lex Aに限ってです。
しかもflex Aのみ交換では、
やはりゴツゴツ感が出ます。

玄武のRCジョイント・
バンプアジャストタイロッドエンド・
スタビリンク・アライメント調整・
強化ブレースと5点を行うことで
劇的に乗り心地は良くなります。

22インチ30のタイヤを履かせた
同条件で比較すると
街乗りに限っては
ノーマルサスを超えた乗り心地です


高価なピアノも調律しなければ音が出ません
車高調も同じだと思います。

マイナス点はEDFC ACTIVE PRO の
モーターが邪魔してリアショックの
カバーが出来ない事。加工が必要です




さあ、すべてやることはやりました。
いよいよ離婚を賭けて妻の試乗です

結果は・・・・

[別に問題ない・・
前(ノーマル)と変わらない・・]の一言

実にあっさりでした。

さすが、乗り心地に敏感なだけで
車に何の興味もない妻の言葉でした。

しかし・・私には・・
[なかなか、いい乗り心地じゃん]と
妻が言ったように聞こえました・・

チャイルドシートの2歳の子供に
目を向けると・・・ 笑顔でした。

最後まで読んでいただいて
ありがとうございました。



(言い忘れましたが、このヴェルファイアは妻の所有です。内緒でイジってごめんなさい。)

ブログ一覧 | クルマ
Posted at 2017/03/18 10:14:42

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この記事へのコメント

2017年4月1日 14:07
初めまして😊
ブログ読ませて頂きました‼️どうしても気になってしまうタイヤとフェンダーの隙間を凄くカッコ良くクリア‼️奥さんからのクレームもなし‼️
素晴らしいです😉ブログ読んでとっても勉強になりました👍これからの弄りの参考にさせて頂きます🤗
コメントへの返答
2017年4月6日 10:07
はじめまして、コメントありがとうございます。

昔は乗り心地など気にせずゴリゴリのガチガチのサスで乗っていましたが今回は家族の事を考えるという意味ではすごく苦労しました。自分自身も勉強になりました。

アユユアさんも足はTEINなのですね
TEINは耐久性が心配ですよねぇ~

今のところは妻からはクレームがないので
徐々に固くしようかとたくらんでおります(笑)

プロフィール

「ヴェルファイアのリアバンパー・マフラーetc. http://cvw.jp/b/2769522/39460678/
何シテル?   09/13 12:30
ヴェル太郎Ⅱです。妻が購入したヴェルを目を盗みながら勝手に車イジりしています
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