
以前、USBケーブルを短くすると解像度が向上しまして。
今更ですが、ipodならどうなるのかと考え始めました。
USBステックは、
ヘッドユニット本体からトランジスタ~DC/DCコンバータLT3685を介してUSBケーブルへ5Vを供給していますが、
iPodは内臓バッテリー3.8Vの供給で、
DC/DCコンバータがどうなっているか・・・は、はっきりしません。m(_ _)m
問題は、ヘッドユニット本体への電力給電が車のオルタネーターによって12~14.4Vの範囲で絶えず変わっていることで、考えるだけで、がっかりするほど環境が悪いです。
内臓バッテリーの安定には比べるべくもありません。
オルタネーター搭載前の車は良い音だったのでしょうね。
というわけで、確保しました。
Dockケーブルは市販の互換品のようです。
(追記)
ヤフオクでやたら高い改造品がありますが、
値段を見て唖然としました。
個人でやれば256GBで高くてもこの程度かと思います。
本体8K+iFlash5.5K+microSD1.5K×2+BAT2K
=18.5K (送料込み)
成功できれば・・・ですが。
そのうちやってみたいと思います。
(追記 終)
(再追記)
今は安いmSSDと変換基盤でうまく買えばこの程度ですね。
本体4K+変換基盤1.3K+mSSD4.5K+BAT1.6K
=11.4K (送料込み)
安いmSSDも試してみる予定です。
(追記 終)
今までアップルには縁がなかったので、
iTUNEの同期で手間取りましたが、ようやく使えます。
(画像は同期完了時のものです)
I-K77に対応している第5世代のiPodは、
たまたま評判の良いDACが搭載されていまして、
早速イヤホンで試聴してみましたが、
これはなかなかの音ですね。
自宅でエージング中のI-K77に
ipodをDockケーブルでUSBに繋いでみました。
なんですか、これ!
解像度が2ランクくらい上がった気がします。
AACでもCDより少し良いですが、
wavで聴くと、はっきりと良いですね。
気になっていたアナログ接続の方ですが、
市販のケーブル(SONY)ということもあり、
音の鮮度が低いように聴こえました。
解像度も上の伸びも、かなり違いました。
せっかくの高音質DACなのですが、AUXの出番はないかも。
それに、Dock接続なら操作はヘッドユニットになるので、
運転中はその方が楽ですよね。
というわけで、さっそく車載して聴いてみると、
今までの課題だった
・高音が素直に伸びない
・太い音にしたい
が、あっさり解決してしまいました。
周波数特性は、こうなりました。
6kHzのディップがかなり改善されました。
高音は十分出ているのでツイーターの音量を下げた関係で
10kHzは落ちていますが、自然な音に近づきました。
500HzのディップはSPの向きの関係で大きいですが、
欲しかった200Hzの音量はしっかり高くなっていますし、
ほぼ目的は達成された気がします。
気がかりだったのは、夏場の高温で壊れることでしたが、
1DINの小物入れ(カーナビスタンドが入っています)にすんなり収まりました。
ここなら、直射日光にもあたりませんし、
オーディオ背面からエアコンの風があたるので
心配ありませんね。
カーナビをつけると、こうなりました。
それで、音を聴きながら気になってきたことがありまして。
今回はUSBからのDock接続なのでDACを使っていません。
ipodの内部回路に差がなければ、
第5世代かどうかは関係ないはずなんですよね。
第6世代以降でも、Dock接続はこんなに高音質なのでしょうか?
第6世代のipod classicはI-K77でもI-K900でも使えるので
試してみようと思います。
正確な比較はできませんが、
ある程度の判断はできそうですね。
ということで、
ipod 5.5世代(2台目)とClassic(2台目)を安く確保したので開封することに。
工具一式を購入
かなり手間がかかることを覚悟していましたが、すんなり開きました。
すでに何回か開封済みかもしれません。
ipod 5.5世代(2台目)
基盤部

コンデンサが気になりますが、そこは後で考えようと思います。
ついでにipod 5世代(1台目)の基盤部
ipod 5.5世代(2台目)は中を確認するために
ジャンク扱いの30GBを手に入れたのですが、
バッテリーを交換してスライドスイッチを修理(横から接点復活王を塗っただけ)
で使えるようになったので、色々試してみることにしました。
改造パーツです
mSATAはフォーマットに必要な変換基盤待ちですので、
(追記 SSDが使える固体では、変換基盤は不用でした 追記 終)
iFlashから試しました。
microSDは予備を含め512GB分用意しました。
今は安いので助かります。
iFlash取付け
バッテリーはsatoのものにしました。
この2つはよく似ていますね・・・。


話を戻しまして、ipod Classicの方ですが、
開封というより破壊に近い状態で開けました。
予備で手に入れたものですが正常ではなかったので、
電池を交換してやりました。
基盤部
さらに、余ったハーディスクに交換すると、
正常に動作したのでイヤホンで音を聴いてみました。
1代目のclassicは高音が荒れていましたが、これは改善されています。
音の伸びも良いです。
古いiPodではバッテリー交換で音質が向上しますね。
特に高音は良く伸びていますし、綺麗な音がします。
ですが、車載して聴いてみると、
5(5.5)世代ほどの音の鮮度は感じられません。
音を大きくすると差が出るようで・・・。
ということで、デジタルでもアナログほどではないですが音質は違うようです。
基盤を見てもチップコンデンサ、チップ抵抗、SD、水晶発信器など、
5(5.5)世代の方が高価なパーツを使っているように見えます。
(追記)
5世代の方でmSSDをやってみました。
高価なトランセンドのMLCを買ってみましたが、
あとで買った激安Zheinoと音は同じでした。
低消費電力による音質アップが目的だったのですが、
逆に電力消費は高いそうで・・・。
音質は他のものより微妙に良いっぽいですが、
分かるかどうかというレベルです。
mSSDや iFlash+microSDを認識しない固体がありますが、
認識しない固体は音も悪いので、
内部の劣化(特にチップコンデンサ)が原因のような気がします。
バッテリーの影響も気になったので、
追加で色々確保しました。
左上のものはipod60GB用の厚いバッテリーです。
ヤフオクで落としたipodに入っていたものですが、
容量が不明ですし、すでに入手困難な物です。
品質は高そうでした。
左下の大きいのが1900mahのバッテリーで、
容量が大きい程良いのか確認しましたが、
イヤホンで聴く分には低音が少し強くなったこと意外は
音の変化は感じられません。
長く使えるのは良いですね。
車載して聴くと、うちの環境では低音が増強され
輪郭が失われるように聴こえました。
重低音が増すとそういう傾向にあるので、
環境に合わせて選べば良いのではないかと思います。
値段の高い容量の大きい物がベストとは限りませんね。
右下のものは、aliExpressで購入した中華の安物バッテリーです。
1個0.64K(送料別)の安さに驚きましたが、耐久性は不明です。
なんと到着まで1.5ヶ月以上かかりました。
音は、低音控えめの華やかな音にになります。
これは、650mahのバッテリーに共通した特徴ですが、
高音が少し歪んでいるようにも聴こえます。
あちこちに情報がありますが、
iFlash、mSSDは、イントロでもたつく現象が出ますし、
(容量の大きいバッテリーだと多少改善されます)
車載ならハードディスクで十分だったのでは・・・
という気もしますね。
(追記 終)
(再追記)
ipod5.5Gを何個か手に入れてみました。
やはり世間で言われているように、5Gより少し良いです。
具体的には、再生レンジが広いので、
5Gで僅かに感じていた、こもった感じが解消されています。
以前感じていたiFlashの高音の僅かな歪みは、
firmware1.3が原因だと思います。
firmware1.2.3にしたら解決しましたし、
バランスがよくなって自然な音になりました。
I-K77はfirmware1.2.1ではipodエラーになるので、
ipod5.5G(MA444、MA446など)はfirmware1.2.3、
ipod5G(MA002,MA146など)はfirmware1.3に変えました。
ちなみにIK700や、I-K900は
ipod5.5Gのfirmware1.2.3でないと認識しませんでした。
新しいfirmware1.3で認識しないというのも変な話ですが、
IK700や、I-K900のfirmwareは最新のようですので、
過去のfirmwareだったら、また違っていたかもしれません。
現状では入手困難ですね。
ということで、
色々と傾向が把握できて、すっきりしました。
ついでなのでipod改造の情報も探しましたが、
dock接続の場合はコンデンサや抵抗を交換した情報が見あたりません。
高音質なパーツはサイズ的に難しいので、
気が向いたらメンテしてみたいですね。
iFLASHやSSD、変換基板のエージングにかなり時間がかかりました。
200時間程度は考えた方がよさそうです。
ヤフオクで修理して出品してるものがありますが、
最初はガッカリしても次第に良くなるかもしれません。
うちでは修理上がり品がエースになりました。
(再追記 終)
