ipod 5世代の音が良いので、
iPod classicはどうかと思い確保してみました。
かなりお安くゲットできたのですが、
80GBとはいえ、なかなか綺麗な個体でした。
残念なことにバッテリーが瀕死なので、
5世代ほどの音質ではありませんでしたが、
バッテリーを入れ替えて再度聴いてみる必要がありますね。
今回は、Dockケーブルも安い物で色々試してみました。
純正の中古も含めて全部で5種類。
(中古品と安物のオンパレードで見苦しいですが、新品で良い物が見つからない以上、仕方ないです)
一番右は、5世代を落札したときに付属していた互換品の新品で、
0.5mの現在使用中のものです。
右から2番目が、古いですが、純正品1m。
個人的には、一番短いものに期待していたのですが、
試してみたところ、いまひとつですね。
使用中のケーブルでDock接続部を良く見ると
端子の一部しかないですね。
使用中のケーブルの端子はこれです。
4,6,8,15番目以外は、端子が入っていません。
ネットでピンアサインを調べると、
まんまUSBの+と-、USBパワーとUSBのGNDだけです。
他のケーブル端子は、上の写真で左から順に
端子が全部入っています。
端子は4,6,8,15です。
短いケーブルです。端子は4,6,8,10,12,15,20,30
最後に純正品?で、端子は4,6,8,15,16,30
(追記)
ピンのことを書いていますが、解体してみると、
不要なピンにはケーブルが繋がっていませんでした。
音質の違いは、端子とケーブルの違いだと思います。
(追記 終)
どこに繋げば高音質かが分かりましたので、
次は余ったケーブル端子を使って自作ケーブルでも作ってみようと思います。
デジタル用ケーブルならモガミ3080が活躍してくれそうです。
それと、Dockからのアナログアウトも試してみたいですね。
ヘッドユニットもRCA接続にすれば、多少は高音質が狙えるかも。
ipod Classicのバッテリー交換は、その後ですね。
(追記)
いまいちだったケーブル(
エレコムロジテック)を解体しました。
ウレタン樹脂のようなもので固められていて、
絶縁はよさそうですが、剥がしてみると
このケーブルは、通信用としては良いのでしょうけど、
オーディオ用としてはお勧めできるものではないですね。
ケーブルをはんだ付けしている端子は、
コテで暖めると簡単に溶けてしまいました。
色々と納得のいく結果です。
別のしっかりした端子を選んで・・・これですが、
ケーブルを製作しました。
(追記)
GNDに抵抗をつけるのがセオリーのようですが、
iphoneを使わなければ必要ないようなので無しにしています。
(追記 終)
ipodの電池(スマホも同じですね)は満充電で充電し続けると、
バッテリーが2年以内に壊れるとのことで、
USBの5V供給ラインだけスイッチをつけてやりました。
(これは失敗です。5Vを切るとipodを認識しなくなります)
USB端子はオヤイデのものです。
Dockコネクタ側は、ケースを壊したので、
はんだ付けしてビニルテープでぐるぐる巻きです。
ですので、お見せしません・・・できません。
さて、どんな音になるでしょうか。
ケーブルが太くなったので、
低音ボアボアにならなければ良いのですが。
早速、聴いてみました。
確かに低音も強くなりましたが、
5世代も6世代のClassicも全般的に良くなりました。
上下のレンジが延びて、解像度が上がり、奥行きが出ています。
いずれも少しだけですが、なかなかの成果ですね。
さて、ビニステープぐるぐる巻きのままではマズイですし、
不要なスイッチも撤去したいし、ということで、
30pinのコネクタを探すか、ケーブル直出しをやってみるか、
色々考えてみたいと思います。
最近分ってきたのですが、ハーネスは思いのほか優秀なので、
30pinコネクタが見つかれば一番いいんですけどね。
(追記)
今更の30pinですので、
良さげなケーブルはなかなか見あたりませんね。
あまり気は進まなかったのですが、
ポイントが溜まっていたのでフルテックのものを買ってみました。
右側は一番良かった互換品のケーブルです。
早速車で聴いてみると、
フルテックらしく骨太の中低音はなかなかのもので、
締まった重低音を聴くことができます。
クラシックの低音が心地良かったのは久しぶりです。
ノイズが少ないのも感じますしバランスも悪くありません。
しかし、高音が伸びませんし奥行きがありません。
微細な音も綺麗に出ていません。
ここに関しては元のケーブルの方が良かったです。
フルテックが5K前後で元のケーブルが0.3K前後?ですので、
フルテックは少し残念でした。
10Kの方が良いとの情報もありますがパスですね。
せっかくipodで伸びのある音になったところですので、
もう少しなんとかしたいところです。
なんとか見つけたDock端子でケーブルを1本作り、
前回作ったケーブルからスイッチを撤去したケーブルも作成しました。
右側が新しく作ったケーブルです。
新しく作った方は、端子が細かったので期待していませんでしたが、
想像した通りの結果で、最初に作った方が良かったです。
Dock端子をもう少し探してみたいと思います。
(追記 終)
オーグラインの端子を使ったステレオミニジャック変換器を手に入れました。
なんとか解体してホットボンドを取り外し、
ピンをはんだ付けしたところ。

残念ながらピンがうまく入らず失敗に終わりました。
あきらめて市販品を購入しました。
右の物がオーグラインのスリム(右)で自作したケーブルですが、
これより好みのケーブルは手に入りませんでした。
銀入りケーブルでバランスも良くスピード感がありますが、
音が伸びません。
解体していませんので想像ですが、
簡単に壊れないように、内部をホットボンドで固定していると思われます。
これが市販品の限界ですね。
簡単に壊れると苦情が殺到するでしょうし・・・。
逆にいえば、ここは自作の強みです。
壊れやすくなっても注意して使うことを前提に音質重視で造れます。
当分は自作ケーブルを使っていくことになりそうです。
アナログケーブルもついでに試してみましたが、
うちの環境ではかなりのドンシャリになってしまって、
きちんとした比較ができませんでした。
ヘッドユニット側の問題だと思いますが、
それでも思ったよりは良かった印象でした。
オーグラインの端子です。
どちらも金メッキですが、ロングの方が端子が厚く質感が高いです。
オーグラインのロングは既に手に入らないので残念ですね。
(追記 終)
