I-K77他を改造して良い感じで鳴り始めたので、まとめてみました。
改造内容
●ダイオード交換
●トランジスタ交換
●USBケーブル改造
●高周波フィルター撤去
●チップ抵抗交換
●最終段カップリングコンデンサー交換
●その他コンデンサー交換
●DAC~DSP間チップコンデンサー交換
●エクセレントクライオヒューズ導入
●RCAケーブル自作
●IPOD5.5G改造
●Dockケーブル自作
では、順に
●ダイオード交換
秋月でショットキーバリアダイオードを確保。

手前が元ついていた新電元の2SV60(一般整流用600V1.75A)、
奥の方が40V3AのショットキーバリアダイオードパンジットSB340LSです。
なんと、30円/個。
●トランジスタ交換
BISPAで東芝TTA1452Bを購入。
左が元付いていたKECのKTA1046Aで、右が東芝TTA1452Bです。
●USBケーブル改造
改造といっても、短くしただけです。
端子は、DEH-P01のものを使用しました。

分かりにくいですが、右が短くしたUSBケーブルです。
●高周波フィルター撤去
DACから並列に出ているチップコンデンサを撤去。
10pFだったので、DACの高周波フィルターと判断しました。
C0H特性のセラミックコンデンサに交換するより良くなりました。
撤去前

撤去後
●チップ抵抗交換
DAC~DSP間と最終段のチップ抵抗を進工業RGにしました。
マウサーとかミツミとかDIGIKEYで購入。
モノタロウは失敗でした。
(写真は進工業のものではありません)
交換前

交換完了
交換前

交換完了
●最終段カップリングコンデンサー交換
10μFなら、フィルムコンデンサのPMLCAPですね。
秋月で買うことができます。
解像度がかなり良くなります。
ウーハー用は10μFでは40Hz以下がほとんど鳴りません。
スピーカーネットワークの計算で辻褄が合います。
10μF→15μFにすれば40÷15×10=26.7Hzまで鳴りますので、
15μFのあるKEMETのKO-CAPにしました。
これはDIGI-KEYでしか手に入りませんでした。
分かりにくいですが、こんな感じで取り付け。
KO-CAPはこんな感じ(この画像は再最終形ではないですが)
●その他コンデンサー交換
主にUTSJですが、気分で一部PLMCAPにしてます。
UTSJは固体コンデンサに比べると解像度が甘くややドンシャリなのでマニア受けしていませんが、それ以外はすばらしく値段も高くないため愛用しています。
トランジスター周りの電源部220μFはKO-CAPにしました。
ここは長時間エージングでKO-CAP、OS-CON(パナソニック)、PSC(日本ケミコン)を使ってみましたので感想を。
KO-CAP 音が太く低音がバツグンに良い。高音はOS-CONより少し粗い。
OS-CON 高音が綺麗に出るが線が少し細い。低音の解像度はさほどではない。
PSC 高音がシャープで解像度が高い。低音は100HZ未満が出にくい。
これは街乗りの感想で、高速道路ではかなり変わりました
高速走行では低音を中心に音が痩せるため、音の太いKO-CAPが良いですね。
●DAC~DSP間のカップリングでチップコンデンサー交換
パナソニックのECPU(1μF)を強引に載せました。

音は、かなり良いです。
●エクセレントクライオヒューズ導入
これはヒューズをエクセレントクライオヒューズにしただけですが、
かなりの効果がありました。
●RCAケーブル自作
RCAプラグはオヤイデのSLSC、ケーブルはカナレL-4E6Sです。
オヤイデのSLSC(純銀+ロジウム)

https://oyaide.com/catalog/categories/c-1/categories/c-1_5/categories/c-1_5_55.html?dir=desc&order=price
RCAケーブル完成
●Ipod改造
I-K77はでコントロールできるipod5世代限定で導入し、
SSD化、iFlash化、バッテリー交換で比較しました。
ipod 5.5世代
工具一式を購入
Ipod5.5世代(ファームウェア1.2)をSSD化したものが一番良く聴こえます。
古いので、ひずみが出る物が多いですね。
SSDもエージングが必要でした。
●Dockケーブル自作
色々試しましたが、奥行きの表現はオーグラインのプラグで自作したケーブルが一番良かったです。
USBプラグはオヤイデのもので、ケーブルはmogami3080です。

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Posted at
2020/11/21 13:24:03